海は地下室に眠る

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刊行日 2023/01/30 | 掲載終了日 2023/03/31

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内容紹介

謎の絵画に託された、花街の女たちの想い。

稲毛海岸近くの古い洋館・伝兵衛邸の地下から、正体不明の絵画が発見された。嫣然と微笑む女を描いたその絵は、過去にこの地域で流行っていた“赤いドレスの女”の怪談を思い出させるという。

学芸員のひかりは、絵について調べようとしていたところに映像作家の黒砂からある資料を預かる。千葉一の花街として栄えた蓮池にまつわるインタビューを集めたその資料では、ひかりの祖母が”流転の王妃”として知られる嵯峨浩との交流について語っていた。

地下室の絵画と祖母の過去、そして“見てはいけない”絵の怪談。土地の記憶をひとつずつ紐解くと、戦時下で運命に翻弄された女たちの秘められた過去が明らかになる――。

謎の絵画に託された、花街の女たちの想い。

稲毛海岸近くの古い洋館・伝兵衛邸の地下から、正体不明の絵画が発見された。嫣然と微笑む女を描いたその絵は、過去にこの地域で流行っていた“赤いドレスの女”の怪談を思い出させるという。

学芸員のひかりは、絵について調べようとしていたところに映像作家の黒砂からある資料を預かる。千葉一の花街として栄えた蓮池にまつわるインタビューを集めたその資料では、ひかりの祖母...


出版社からの備考・コメント

校了前の仮データを掲載しています。刊行時とは一部異なる点がありますのでご了承ください。

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おすすめコメント

2018年に「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞した清水裕貴さんの初長編は、現代と戦時下の千葉が交差するヒューマンドラマです。

バラバラに思えたピースがぴたりとハマり、最後に明かされる”秘密”に思わず涙がこぼれました。

さまざまな人がたずさわった歴史が自分を作り、自分もまた歴史の一部になっていくことを実感させてくれる一作です!




2018年に「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞した清水裕貴さんの初長編は、現代と戦時下の千葉が交差するヒューマンドラマです。

バラバラに思えたピースがぴたりとハマり、最後に明かされる”秘密”に思わず涙がこぼれました。

さまざまな人がたずさわった歴史が自分を作り、自分もまた歴史の一部になっていくことを実感させてくれる一作です!





販促プラン

文芸WEBマガジンカドブン(https://kadobun.jp/)での書評掲載のほか、舞台となった千葉のスポットにクローズアップした特製POPを作成予定です。

面白いと思って頂けましたら、コメントを頂戴できますとても嬉しいです。

いただいたご感想は、弊社のTwitterや宣伝画像等に掲載させていただく場合がございます。掲載にあたっては事前に確認のご連絡を差し上げますので、ご承諾頂けますと幸いです。

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784041125267
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 272

関連リンク

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NetGalley会員レビュー

読み終わった後は、全てが幻のように感じてしまった。平凡な日常に生きる私がそう思えるほど、稲毛海岸を舞台にした壮大なドラマだった。。埃くさい地下室から発掘された1枚の女性の絵に魅せられた千葉美術館の女性職員が、時代を超えた運命の奔流に巻き込まれていく様は、さながら絵巻物を二倍速で見ているかのように凄まじい人間ドラマだった。現実に存在する神谷伝兵衛稲毛別荘が戦時中と現代を結ぶ重要な舞台で、筆者の写真展も催されていたと知り、なぜ今年ではないのか、と残念。

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1枚の謎に満ちた絵画をめぐる絶望と哀しみと希望の物語。花街として活気あった千葉駅周辺、埋め立て前の稲毛海岸、体験したことはないものの千葉市民の私はどこか郷愁にかられる想いで読んだ。街は姿をどんどん変えていくけれど、そこに住む人々の強い想いや支えあう精神は変わらずに、あり続けることを願う。

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