夜間中学で学ぶ喜びを求めつづけた世界一幸せな先生

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刊行日 2022/02/20 | 掲載終了日 2024/03/31

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内容紹介

≪本文一部抜粋版≫

すべての人に学ぶ「場」を

夜間中学は、1947年、貧しくて昼間働かざるを得ない子どもたちのために誕生しました。
今も、さまざまな理由で義務教育を終えられなかった人、外国からやってきた人たちを受け入れています。
すべての人に学ぶ権利を保障したい、そのためにも「夜間中学を全国に!」と取り組む一人の先生を通し、学ぶ喜びや教育について考えます。

≪本文一部抜粋版≫

すべての人に学ぶ「場」を

夜間中学は、1947年、貧しくて昼間働かざるを得ない子どもたちのために誕生しました。
今も、さまざまな理由で義務教育を終えられなかった人、外国からやってきた人たちを受け入れています。
すべての人に学ぶ権利を保障したい、そのためにも「夜間中学を全国に!」と取り組む一人の先生を通し、学ぶ喜びや教育について考えます。


出版社からの備考・コメント

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)2023年版
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 4 質の高い教育をみんなに】

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)2023年版
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 4 質の高い教育をみんなに】


販促プラン

★本キャンペーンは終了いたしました
【レビューキャンペーン「SDGsを広げよう! テーマ0~4」】

★本キャンペーンは終了いたしました
【レビューキャンペーン「SDGsを広げよう! テーマ0~4」】


出版情報

ISBN 9784406066679
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 144

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NetGalley会員レビュー

「夜間中学は、こんなにすばらしい学校です。だから、もっと数を増やしたい!」と強く訴える一人の夜間中学教師を取材し、夜間中学についてなにも知らなかった人にもわかりやすく目からうろこが落ちるように、エピソードが綴られたドキュメンタリー。
 常用漢字ではなく、生活によく使う漢字(一見むつかしい漢字でも)から教えた方が学びがよいので、教師が工夫して、「夜間中学生のための生活基本漢字381字」を制作した、という話にとても納得し、感動しました。
 また、単に勉強を教えるだけでなく、言葉づかいを指導することで、発想の転換を持たせ、生徒の生き方が楽しくなるように教育している、ということも心に残りました。
 夜間中学の歴史や、問題点、変遷、現状にも触れられています。

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『2015年、とうとう文部科学省は「中学をすでに卒業した人も夜間中学に入学できる」という通知を出したのです。形式卒業者の問題がやっと解決されました!
そして、2016年、「義務教育機会確保法」という法律ができます。
そこには「地方公共団体は、夜間等において授業を行う学校における就学の機会の提供等を講ずる」と書かれ、夜間中学の存在がとうとう法律に明記されたのでした。』

 それまでは、病気などで学校へ通っていなくても、ある年齢になれば義務教育を修了したことになってしまっていて、「日本ではほぼ全員が義務教育を受けている」ということになっていたのです。

 それに、学校に通っていたとしてもちゃんと学べていなかった人もいます。そういう人たちが学び直す場所があるというのは、とても大事なことだと思います。

 夜間中学校のことを、もっと多くの人に知ってもらいたいです。

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様々な理由で教育を受けることができなかった人たちに門戸を開く。
自分はものを知らない、できない、という、自己肯定感が低くなってしまうことがある。気持ちや心のあり方に大きな影響を与えてしまうということ。それでもなんとか生き抜いてきた人々が、回覧板が読めるようになった、給与明細の意味がわかった、と歓喜の表情を浮かべる、という描写にそれまでの道のりの困難さを思う。制度との格闘も長き道のりだったことも知ることができる。

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