ウクライナから来た少女 ズラータ、16歳の日記

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刊行日 2022/09/30 | 掲載終了日 2023/05/09

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内容紹介

たとえ戦争から逃げても、夢からは逃げない。

・報道番組で複数回単独特集、オンエア後問合せ殺到! ・ウクライナ侵攻からの逃避行ドキュメンタリー、出版後の反響必至! ・親子関係、日本と海外での教育の違い、避難民がみた日本のリアル ・明日、日本にもし戦争が起きたら、16歳の少女のような決断ができるか~今、もう一度生き方を考えさせる本
「みなさん、明日は戦争になります」―--。 もし、学校の先生から突然こう言われたら?  マンガの世界だけだとおもっていた戦争が起きたとき、 人見知りだった16歳の少女は、たった一つの夢にすべてをかけて祖国から脱出することを決意した。 もし無人島でたった一つもっていけるものは、なんて考えていたのは何だったのか?  持っていけたのは、1冊の本とスケッチブック。 敵は兵士や爆弾だけではない。 コロナとの闘い、親子の葛藤、運命的な親友との出会い―-現実はマンガより奇なり。 これは夢が明日につながると信じた少女の等身大のサバイバル日記だ。
1章 私を変えた日本語の教科書 2章 皆さん、明日戦争になります 3章 待ったなしの人生・運命のターニングポイント 4章 運命まかせ、列車まかせ 目指すはポーランド 5章 日本を見ずに死んでたまるか 6章 今、そこにある転機 7章 世界でいちばん自分が不幸に思えるときの乗り越え方 8章 今日のホテルは道端!? 9章 母と夢と今日という日 10章 待ちわびて日本への飛行 11章 戦火がつくった友情 12章 私を救ってくれた日本の足長お姉さん 13章 憧れとため息の日本 14章 本音をいえば、アルバイトより仕事がしたい16歳 15章  日本の当り前は世界の素敵『ワンダーランドジャパン』 16章 やっぱり、日本が好き、人が好き
※本書の売上の一部をウクライナ人道危機救援をはじめ日本赤十字社が行う国際活動に寄付いたします。

※アップしているデータは本書の一部を抜粋したものになります。

たとえ戦争から逃げても、夢からは逃げない。

・報道番組で複数回単独特集、オンエア後問合せ殺到! ・ウクライナ侵攻からの逃避行ドキュメンタリー、出版後の反響必至! ・親子関係、日本と海外での教育の違い、避難民がみた日本のリアル ・明日、日本にもし戦争が起きたら、16歳の少女のような決断ができるか~今、もう一度生き方を考えさせる本
「みなさん、明日は戦争になります」―--。 もし、学校の先...

出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784418225040
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 224

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NetGalley会員レビュー

平凡な日常から戦争という想像もできない
本の中の話のような出来事に
16歳の少女は翻弄されていく中にも
自分の運命を受け止め、前に進んでいく強さ
潔さに感銘を受けました
少女の若さとどんな状況の中にも光をみつけることが出来ることが、きらきらと輝いていました
お勧めの一冊です

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ウクライナにある日あっさりと戦争が訪れた。
そんな中でも日常は続いていく。サイレンや爆撃の音の中で生活し、明日は来ないかもと思い眠りにつくことが普通のことになる。
日記で綴られている生の言葉、感覚だからこそ共感しやすく、想像しやすい。
私だったら、と自分ごとにして読むことができる。
母や祖母のことも描かれていて、ソ連時代の様子もわかる。幸せなことではないけれど、みんなこの異常さに経験があるからこそ、こんなに冷静なのかもしれないと感じた。

ズラータの目を通して見る戦争。危うげな国際情勢にいつ日本も巻き込まれるかわからない。他人事とは思えずしっかり読んだ。

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平和な日常のほんの1日が、戦争という非現実に変えてしまった、16歳の少女の驚きと戸惑いが感じられ、それがリアルです。日本語が好きで、日本で生活したいと思っていた普通の少女から、今のウクライナと戦争を教えられ、何か自分にもできることはないのかと、考えるきっかけになりそうです。

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戦争は予告もなくやってくる。当たり前だった日常をあっという間に塗り替えて、普通の高校生に決断を迫る。私達の国にもそんなことが起こったら彼女のように大きなリスクを抱えて、それでも進む勇気を持てるだろうか。絵を描く才能を持ち日本が好きだった少女が、日本の報道クルーに話しかけ、そこから一つの道が開かれる。苦境にあっても常に前を向き、道を拓くその姿から若者の強さと未来への希望を感ずる。netgallyに公開された日記は最初のほんの少しだがそれでもウクライナの混乱の中で彼女が感じた疑問や怒り、困難な中でも自分を支えている人々がいることへの感謝や喜びがひしひしと伝わってくる。日本にわたってきて感じる戸惑いもこれからきっと書かれていくのだろう。そんな思いを受け入れる側の私たちが読んで何が大切なのか考えていくことはとても貴重なものとなるのではないだろうか。

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昨日までの当たり前の日常が、当たり前でなくなる。考えただけでも怖いなと思います。戦争によって奪われた平穏な生活。ズラータがどの様にして日本にやって来たのか、公開されている先の日記もとても気になるので読んで見ようと思います。戦争なんて、早く終わらせて欲しい。自分達がどんな貴重な物を犠牲にしているのか、当事者は早く気付いて欲しい。

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もともと日本語と日本に憧れ、来日することを夢みていた少女が、ポーランドまではお母さんに送られて、その後は単身、日本に避難して生活を始める日記。
 2022.2.24にロシア軍の爆音が聞こえ、3.16に避難を決断して翌日3.17に出発。
 冷静で等身大の文章が、当時の様子を活写している。

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戦争は、どこか遠くの自分たちには関係ない話ではない。
爆撃などの攻撃はなくても、物価が上昇したり、私たちは現在、戦争を経験しているのだ。

つい最近、『戦争は女の顔をしていない』を読みました。それはソ連時代のドイツとの戦争の話で、女性視点からの戦争についての語りがとても印象的でした。

ズラータさんはまだ16歳。自分の時の16歳は何も考えずに高校へ行き平和に楽しく暮らしていた。
元々日本に憧れがあり独自で日本語を学習していた彼女だけれど、今回の戦争で単独日本に来ることになった。
しかし、彼女が日本語を勉強していたおかげでポーランドで日本人ジャーナリストに会い、テレビの取材を受けたり無事に日本に来れて色々な援助を受けることができたのは、運ではなく彼女の努力と挑戦の結果だ。

YouTubeで彼女がポーランドでお母さんと取材されていた映像も見た。
彼女は現在夢に向かってものすごく頑張っている。16歳で。一人で。

彼女の住んでいたドニプロの場所を調べてみた。ドニプロの集合住宅も攻撃を受けたらしく、彼女の友人や家族がいなかったことを願ってやまない。続きも読みたいので、日本に帰った時に買いたいなと思う。

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平凡な日々を突然襲った戦争。日本が好きでいつか日本に行くことを夢見ていた普通の少女の毎日が一変する。夢のためではなくて命を守るために日本へ向けての逃避行を綴った日記。ズラータの不安と恐怖、そして諦めずに前を向き冷静に行動する様子がとても分かりやすく書かれていた。戦争によって理不尽に日常を奪われた人々の様子もズラータ自身の描いたイラストによって現場の臨場感を感じられた。続きも是非読みたいと思う。

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ウクライナに住む16歳のズラータは、日本の『文スト』が大好きな、美術高校に通う少女。
そんなズラータが通う学校で、ある日先生が「明日戦争になります」と突然告げる。
学校は休校となり、ズラータの日常が大きく変わり始める。
死と背中合わせの毎日、お母さんと二人で暮らすズラータは、お母さんとよく話し合った結果、
憧れの日本へ一人で避難することを決意する…。
16歳の彼女にとって、とてつもなく大きな決断だ。
つらい境遇にあっても冷静で前向きなズラータの姿から、一体何のための戦争なのか、考えさせられる。

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