世界でいちばんやさしい 教養の教科書[人文・社会の教養]
児玉克順・著 fancomi・絵
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刊行日 2023/02/24 | 掲載終了日 未設定

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内容紹介
歴史・哲学・言語・心理・文化・経済・社会・日本・芸術の全9テーマから成る、「教養の入門書」の決定版!
数ある教養本のなかでも、イラスト図解の量は群を抜いており、ポップで親しみやすいイラストで「楽しく教養を身につけたい」という人にピッタリな一冊。
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▼▼本書で扱う9つのテーマ▼▼
Chapter 1 歴史 「大きな物語」の終焉とは何か
Chapter 2 哲学 哲学は「私」をどう捉えたのか
Chapter 3 言語 人にとっての「言語」とは何か
Chapter 4 心理 人は「心」をどう科学したのか
Chapter 5 文化 グローバル時代に「文化」をどう捉えるべきか
Chapter 6 経済 人は「経済」とどうかかわってきたのか
Chapter 7 社会 「自由」と「制約」のバランスはどう作るのか
Chapter 8 日本 日本を「アイデンティティ」から捉えるとどうなるか
Chapter 9 芸術 芸術を「時代の流れ」としてながめると何が見えるか
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全編「ビジュアル解説」だから、ながめているだけで分かる!
ぼんやりとしていた知識が、使える知識に変わる!
読んだら、誰かと語りたくなる本!
――話(トーク)の引き出しに「本物の教養」を。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784054068803 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
ページ数 | 252 |
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NetGalley会員レビュー

「ながめるだけで分かる」は、ちょっと言い過ぎかなぁ。と思いました。
東日本大震災以降、「絆」という言葉が注目されていますが、まさか人との結びつきや考え方まで変わっているとは驚きました。
キーワード辞典のようなページが各章にあり、そこは分かりやすかったです。

教養を身につけたい、と考える人は少なくないはず。まずはタイトルに惹きつけられます。
意味を知っているだけの単語が「いつ生まれたのか」「何故発展したのか」など繋がりや情報を得て生きた知識になるのはとても面白いです。

「世界でいちばんやさしい」というタイトルがついていますが、これでも難しいと感じる人はいるかもしれません。イラストの雰囲気はやわらかくて、版面も見やすいと思うのですが、どうしても「教養」なので仕方ないのでしょう。
(なぜか、ページをめくろうとすると「応答なし」になってしまい、何度くりかえしてもダメだったので途中までしか拝見できていません。すみません。)

教養というとなんだか構えてしまう、かもしれない。なんのことを教養って言うの?って思うかもしれない。
この本は、教養の教科書(人文)とあるだけに、人文系の思想、芸術などについて体系的に、西欧と日本について絵を多用して述べられているので読みやすい。
何よりも時系列に、それがどのような背景で起きてきているのか、そして次にそれがどう発展、または否定されて何が生まれてきたのか、がわかって面白い。
さらにいえばそれらの思想や価値観には正解は、無い。むしろだからこそ人々が模索して今に至っていることがわかるし、これからどんな流れが起きるのかも楽しみでもある。
そして西欧はキリスト教の存在が、日本は地域社会の存在がいかに大きいのか、がわかって面白い。
オススメの図書の他に参考文献のか多さに驚く。そして深めたい分野のものをまた読んでみたくなる。

「教養」+「教科書」という私には不思議な組み合わせのタイトルに惹かれリクエストしました。
目次を眺めて、整理されてるな、と思いましたが、読み始めて、ほんとに教科書だな。と。。
わかりやすいイラストで見せる手法は、上手だと思います。
学生さんとか社会人の人が、何かレポートみたいなものを書くときに参考になるかも。
やっぱり、教養というものは、一朝一夕にはつかめないものなので、教科書にするのは難しいのかな。
ま、それが、教養なのだろな。と思いました。

自然科学、に続いてこちらも。
図柄を駆使して、とっつきにくい概念もわかりやすく・・・・という努力工夫のあとがたくさん見られます。
内容はあっさりしているので、自分が興味を持ってさらに深堀りできる何かを見つけるために、概論をしる、という使い方もできると思います。
どんな学問にでも言えることですが、人文科学の分野もたくさんの研究や思考がつみかさなって深まっていくもの。
後半にあるアイデンティティの問題、「日本らしさ」etc。は、これからを背負う若い世代にとってもとても大きなテーマなので、これが正しい論、と決めつけずに、これから自分で色々と考えて行ってほしいなと感じました。