恋とそれとあと全部

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刊行日 2023/02/24 | 掲載終了日 2023/04/28

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内容紹介

片想い男子とちょっと気にしすぎな女子。二人は友達だけど、違う生き物。

一緒に過ごす、夏の特別な四日間。

めえめえ(瀬戸洋平)は下宿仲間でクラスメイトの女子サブレ(鳩代司)に片想いをしている。

告白もしていないし、夏休みでしばらく会えないと思っていた。そのサブレが目の前にいる。

サブレは夏休み中に遠方にあるじいちゃんの家に行くのだが、それはある〝不謹慎な〟目的のためだった。

「じゃあ一緒に行く?」

「うん」

思いがけず誘われためえめえは、部活の休みを利用してサブレと共にじいちゃんの家を目指す。

夜行バスに乗って、二人の〝不謹慎な〟そして特別な旅が始まる――。

恋という気持ちが存在する、この世界に生まれてしまった全てのあなたへ。

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片想い男子とちょっと気にしすぎな女子。二人は友達だけど、違う生き物。

一緒に過ごす、夏の特別な四日間。

めえめえ(瀬戸洋平)は下宿仲間でクラスメイトの女子サブレ(鳩代司)に片想いをしている。

告白もしていないし、夏休みでしばらく会えないと思っていた。そのサブレが目の前にいる。

サブレは夏休み中に遠方にあるじいちゃんの家に行くのだが、それはある〝不謹慎な〟目的のためだった。

「じゃあ一緒に...


出版情報

ISBN 9784163916606
本体価格 ¥1,450 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

めんどくさいところも愛おしい、青春ど真ん中の作品でした!
サブレとめえめえの側から見たらちょっとめんどくさい会話も、気付いたら心地よくなっていました。
自分の気持ちや感情を上手く言葉にする事はとても難しくて、そんな自分の感情と向き合うのもとても難しい。
だから大人なればなるほど、まぁいいか!となって簡単な言葉で片付けてしまっている気がします。
でもサブレはその難しいことをやめなくて、真剣に向かい合っている。めんどくさい奴って思われるかもしれませんが、私はそれがすごく眩しく思えました。
そんな風に真剣に向かい合えるのも青春だなぁと感じますし、そんなサブレに寄り添う、めえめえも眩しかったです。恋は盲目ですね。めえめえからの好き好きアピールがすごかったです!
生と死に向き合う重い部分もありましたが、一冊まるっと青春でした。
キラキラだけじゃない、めんどくさめの青春物語をありがとうございました!

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サブレとめえめえ、素敵な二人。友人たちも個性的で楽しそうで仲間に入れてもらいたくなります。そして甘酸っぱいです。ドキドキ感とかワクワク感、キラキラ感があって眩しい。サブレが好きだという想いがこれでもかと伝わってきて、気持ちの良いほどに爽やかな物語でした。誰かを好きって、純粋で、神聖で、その人の全部を受け入れたいってことなのだと思いました。親戚の自殺という重たいものがありますが、自殺の理由を知ったり、残された家族たちとの対話を通じて、サブレとめえめえが少しずつ死に対する自分なりの考えが持てるようになってきて、ひと夏の体験を通した成長を感じます。

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大人でも子供でもない。だからこそ、めんどくさくて手に負えない感情。恋ってそうだったなあ。何とか言葉にしたいと思っても、適当な言葉なんか見つからない。
臆病で当然。悪くて当然。ずっとサブレに恋しているから。
忘れていた感情が刺激されて、ぶわっとする。託しているとかそんなのではないけれど、キラっキラの恋っていいなあ。

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サブレへの共感が止まらなかったです。めんどくさい自分をめんどくさいと思いながら受け入れてくれる友人ってとても貴重だなと、身近な友人たちに感謝。サブレとめえめえの関係が私にとっての他人との理想の関係なんだと気づかされました。もっと早く、サブレやめえめえと同じ青春時代にこの物語に出会いたかったです。

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下宿仲間でクラスメイトの女子サブレに片想いをしている高校生のめえめえ。未だ友達な二人が一緒に過ごすことになるひと夏の特別な四日間の物語で、一緒に過ごす距離感の中で実はお互いにいろいろなことを考えていて、共感できることも違うなと感じることもある、そんな当たり前のことをいちいち真剣に考えるサブレと、それに根気よく付き合うめえめえは、傍から見たら何とも面倒くさいコンビであると同時にとてもお似合いの二人だなと思いました。

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Wish当選ありがとうございます。
住野先生の作品は全て読んできたので、この作品が発売されると告知があってから楽しみにしていて、発売後すぐに買ってきました。サイン本を買うことができたのも嬉しかったです。装丁がとても素敵でこれから青春小説を読むぞと気持ちが高揚し、読み終えるのがもったいなくて大切に読みたくてゆっくりゆっくり読みました。

片想い男子とちょっと気にしすぎな女子。
男の子は「めえめえ」と呼ばれていて、女の子は「サブレ」と呼ばれている。
いろんな物や人を気にしすぎるサブレの言葉に何度も立ち止まりながら読みました。近くにいたらサブレはめんどくさいかもしれないけれど、めえめえがサブレに惹かれる理由と同じように私も彼女が大好きになりました。

二人が一緒に過ごす夏休みの四日間。不謹慎な目的のための旅なのだけれど、彼らが考えたこと感じたことに共感もしました。
きゅんとする恋やキラキラした青春だけでなく、めんどくさいやり取りさえ愛しい二人が成長していく青春小説を読ませていただきありがとうございました。

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男女の関係のみならず、人と人との関係が多様化している現代でサブレとめえめえの関係性に救われる人が多くいると感じました。物語の主軸にもなってくるサブレの性格を、サブレの両親は受け入れることができなかったが、めえめえは受け入れることに抵抗がなく寧ろその性格に惹かれているという比較が良かったです。行間を読むことや、相手の反応を伺い空気を読みながらコミュニケーションをとることが当たり前になっている世の中で、相手と向き合い誤魔化さず真っ直ぐに言葉を伝えるサブレに私は惹かれました。

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踊るような文と舞い合うような会話に乗って、めえめえとサブレの物語が綴られていく。
サブレにとって生と死は等価。そんなサブレのあるがままを受け入れるめえめえを、羨ましく感じる。
サブレの祖父の家で作業を手伝う2人。寄り添いながら言葉を分ち合う2人。引っ張られるくらい死を感じたいと笑うサブレに、真に共感したいのだねと本質をつくめいめい。なんというペア。
自死した叔父の部屋に立つ2人。命の力、意思を見出せず、叔父への負の思いを語る娘に「そう思うのも自由」と言い切るサブレ。それは、生きている者の方が大事という結論。めいめいも自分の思いと現実の遊離を実感する。隔てる壁はないと思ってきた2人が、互いを明確に意識する瞬間。ぞくっときた。
タナトフォビアに囚われていたサブレと、前向きの姿勢だけ残してきためいめい。だからこそ、気付けなかった2人。でも今なら気付ける2人。相手に本音を、舞い合うような会話で伝え合える2人に。
そして互いに「好き」。それがより広くグラデーションなのはサブレらしい。めいめいのそれは、サブレのそんな自由を、翼をもいでしまうもの。でもそれこそ、サブレの本音なんだ。だから、サブレの「恋とそれとあと全部」のグラデーションは、めいめいの、ためだけに、ある。

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住野版スタンドバイミーである。

高校の寮生仲間である めえめえとサブレ。
めえめえはサブレに恋をしている。曰くサブレは人と違う考え方を持ってて度胸がある、と。

ふたりは夏休みの4日間を使ってサブレの遠い親戚の話をきくため、旅に出る。

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サブレが気にしていた「死」について親戚の人や、じいちゃんと関わっていく中で、今まで思いもしなかった自分のことに気がつく’めえめえ’の心の揺れ具合が、なんだかいいなぁって思う。若いうちにこういうことをうんと考えておくって大事だよね。

 生きている人と死んだ人のことをいろいろと考えるけど、じいちゃんが言うように、生きている人の方が大事なんだよねって、’めえめえ’もサブレも気が付けて良かったなって思う。

 ドキドキしたり、ワクワクしたり、こういう青春を送れるっていいなぁ。

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少しナーバスな女子高生と、そんな繊細さに惹かれた級友男子の、不謹慎で鮮彩な夏休みのトリップ。
好きな女子の祖父宅へ行くという緊張と喜び、知らない人の死を探りに行く好奇心と怖れ、自信のない恋愛に躊躇う気持ち。色んな場面で出没するアンビバレンスが、生と死にも重なり、境界線を少しずつ暈していく不思議な距離感の作品。
上手く駆け引き出来てない初々しい二人の恋愛と、強迫観念に囚われた心を、飾らず等身大で吐き出した感じが良かった。

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細かなことを気にし過ぎてしまうサブレも、そんなサブレに思いを寄せているめえめえもどちらも好ましかった。
二人とも相手に対しても、自分に対しても誠実であろうとしていた。
二人の恋模様だけでなく、友達関係や死についても描かれていたけれど、だけど、やっぱりこれは恋愛のお話だと思った。
所々、上手く意味を読み取れなくて、読み返してしまうところがあったが、もしかしたら、それはすんなりと読み過ごさせないために、わざとなのかもしれないなとも思いました。

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住野よる。一体、何歳何だろう?ググっても年齢出てこない。「君の膵臓をたべたい」もそうだったけど、こんなにも若者の気持ちを細やかに、愛情表現豊かに描写出来るなんて。ハンライやなどの友達のスピンオフや、サブレとめいめい続編を期待したい。

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自分の死生観についても見つめ直すきっかけになる一冊でした。
気にしいに感じるサブレが、
気持ちの曖昧な部分、答えがない部分にしっかひた向き合っていく姿が清々しく感じました。
大人になったら曖昧なことは曖昧なまま
流されてしまうことも多くなるけれど、
この作品の学生2人から本来あるべき姿を示してもらったような気がします。
大人にこそ、お勧めしたい一冊だと思います。

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恋愛なんだけど、死ぬことが混じりあっていて、女の子は細かいことを気にしすぎちゃうタイプで、繊細な表現が多かったように思いました。

高校生の青春…青春って言葉だけでは言い表せないような複雑な感情。
住野よるさんの世界観なのかな~と思いました。
とっても素敵な作品でした!

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自分の言動が他人にどう思われているか、不快な思いをさせてしまってはいないかと気にし過ぎてしまう女の子、サブレ。単語ひとつひとつを吟味して、考えて、言い直して。自分も会話を後で思い返して反省する性格だけど、サブレほど真剣には考えていないかも。ここまで真剣に人と向き合えるのってすごい。そして、それに付き合って、そばで見守るめえめえも素敵。
死という重いテーマも含む夏休み、どんな旅になるのか。二人の関係は進展するのか。
わくわくしながら読みました。

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言葉に真摯に生きていこうとするサブレ。
確かに「めんどくさい」のかもしれない。
けれど、自分の気持ちを正しく相手に届けたいと言う想いはとても共感できる。
そして、周りの仲間もそんなサブレを受け入れてお互いを認めあっている。
そんな関係性が羨ましいと思いました。
登場人物の名前が最初は愛称なのが、キャラクターを理解しやすかった。
二人の甘酸っぱい関係に、とてもステキな気持ちになれました。
ありがとうございました!

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ちょっと面倒な思考の女子と、彼女に片思いする男子が、とある目的を果たすために夏休みにふたりで旅に出る物語。
まだ付き合ってもいない高校生の男女がふたりで旅に出るなんて、ドキドキとキュンが止まらないですよね。
中盤に重めの展開があり、どう進んでいくのか心配になったけれど、ラストはカルピスのCMくらい爽やかで甘酸っぱかったです。中学生、高校生におすすめ!

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気にしすぎで少し面倒くさい性格の女の子サブレ。
サブレに恋するスポーツ少年めいめい。
二人が旅する目的は・・・
この旅でどうにか進展したいが、時と場所を考えてモヤモヤするめいめいの淡い恋心がとてもかわいい。
友達との会話からも青春感が伝わってきて懐かしく思いながら読ませていただきました。
相手の悪いところ、面倒なところを伝えあえる関係が羨ましいし、ほほえましい。

多感で不安定な青春時代、"死"という未知の恐怖に引っ張られそうになりながらも"生"を感じて恋をする。

「好きっていう気持ちはグラデーション」て言葉がいいな。
はっきりした境界線がなくて曖昧だけど、いろんな色が混じり合ってどこまでも自由。
これからの二人はグラデーションから何色になるんだろう。

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文のリズムが良く、とても読後感がいい。
高校生の揺れる心と自我。
忘れてしまった「青春」という言葉を思い出させる。
難しいことは何も出てこない。
恋人への一歩を踏み出した二人の初々しさが素直に伝わってくる。
著者の作品は、「君の膵臓を食べたい」と本作しか読んでいないが、他の作品も読んでみたくなった。

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親戚の男の自殺について、高校生男女が不謹慎かもしれないと思いつつ、それも自分の性分だからと平気な風にして探っていこうとする。
結果は想像していたより複雑で生半可な気持ちでは処理しきれないもので。
2人は思いの外、心に「くらってしまう」

十代の頃の複雑で他方からめんどくさいと括られてしまう心の揺らぎが、絶妙に表現されてるなと思った。

死を扱った内容であるのに、読後感が割といい。

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自分の気持ちを丁寧に人に伝えようと思って話す
主人公の女の子がとても素敵だった
人の死とはどんなものなのか、分からないことへの探究心で2人の心は動く
死への不謹慎な気持ちの罪悪感をつつみ隠さず相手に告白するところがとてもピュアで
そのピュアさが新鮮な小説だと思う

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細かいことを気にしすぎるサブレと、そのサブレのことが好きなめえめえの青春物語。
青春物語とはいっても、スポーツに打ち込むとか、恋愛の駆け引きをするとか、そういう類の話ではない。
二人は、「学校の課題」と称して、サブレの遠縁の家に「家族に自殺された心境」を聞きに行くのだから。

自分はどうしてこんな風に思うんだろう、とか、この人はどうしてこんなことを言うんだろう、とか、いろいろ考えて、それで相手に確認を取ったり、言い直したり、「死」とは何か、自分が「死」に対して感じるこの気持ちは異常なのか、など、とても理屈っぽい青春物語だった。
「それでも」なのか、「だから」なのか、青春のきらきらでいっぱいだった。

高校に寮があったり、夏休みに異性の友だちと二人でバスや電車を乗り継いで田舎のおじいちゃんの家に行ったり、憧れの要素が詰まっていた。

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高校生の男女の旅…といえば、否が応でもデビュー作『君の膵臓をたべたい』を思い浮かべてしまうが、この年頃の男女の心の機微を語らしたら、今著者に敵う人はいないのではと思うほど、ドンドン頁を繰ってしまう。旅の終わりの前夜、2人がお互いのイヤなところを語り合う場面では思わず、この先どうなるの?と不安にさせられる、爽やかな青春小説でした。

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WISH当選ありがとうございました。

10代の青春小説懐かしいというか
初々しさを強烈に感じました。

ドキドキ感は少なめ。でもそれぞれ思う気持ち
考えさせられました。

#恋とそれとあと全部
#NetGalleyJP

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これぞ住野よる、と言いたくなるような、青春ど真ん中ストライクの作品。
住野先生特有の少しひねくれた思考回路のめえめえもサブレも、エビナも愛おしくて。

住野よる先生の作品は、読むだけで簡単に学生時代の感情を思い出させてくれる。

最後の2行が特に好きでした。
皆さま必読です。

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高校の下宿仲間たち。
高校生で、親元を離れて、部活に打ち込んで、すごいなあ、と親目線で見てしまう。
お互いを「ダスト」とか「ハンライ」とかあだ名で呼びあって、仲がよい。

少し変わっている印象の女の子「サブレ」が自殺した親戚の遺族に会いに行くのに、彼女に密かに片思いをしている男の子「めえめえ」が付き添うことになった、旅の5日間の物語。

男女で泊まりがけだからといって、大人が思うようなことは起こらず、めえめえとサブレの会話が楽しくて仲がよくて、さわやか。
めえめえは本当にサブレが大好きなんだなあ。

「死」について考えさせられるシーンがあり、2人が導き出した答えもよかった。
自分のお葬式には、って約束できるくらい仲がいい相手がいるのは幸せなことだ。

ひと夏の物語だけど、甘酸っぱくて、春に読むのにもちょうどよかった青春小説。

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久々に住野よるさんでした。

寮住まいの高校生、めえめえこと瀬戸洋平とサブレこと鳩代司。
2人はサブレの祖父の住む地へ夏休みに訪れる。その目的は少し不純で…。

住野よるさんの書く作品ははまるものとはまらないものがあるけどこれははまったかも。
ラストの方でめえめえがサブレからつきつけられる内容は結構皆そういうとこほあるよなと思いつつも自分が突きつけられてるようでグサグサきました。

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めえめえとサブレは寮生。
「死」への興味から自殺したサブレの親戚の家に2人で高速バスを使って見に行くことにする話。
めえめえはサブレにこっそり想いを寄せている。

いやー甘酢っぺぇ。
何やら悟りを開いたような卓越した感性を持つちょっぴり未熟な2人が
自分の考えに論理的に考察しながらコミュニケーションを取る姿に好感が持てる。
時にはいけすかない、と思う人たちもいるかもしれないけれど私は好きな感じ。
麦の本に合わない方にもお勧めしたい。
(ごめんなさい、途中頓挫しました)
片想いしている相手との旅行なんて特別感あり過ぎてやばい。付き合う前よりもずっと楽しいことがいっぱいあったりするよね。
ちょいちょい出てくるクラスメイトの関係性も気になる。
めんどくさい感じがこれまた堪らない。
とんでもなく昔の忘れた頃の記憶を思い出しました。
wishの当選をさせて下さってありがとうございました。

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独特のあだ名で最初話が入ってこなくて読み進めづらかったけど、話し自体は面白かった。
淡い恋愛模様がが可愛らしい。
偶然だけど「死」が話の中にでてくる本をよく読んでるなぁ。夏休みに自殺した親戚の遺族に会いに行くんだけど、その設定は妙。でも2人のやり取りが面白かった。
お互い相手の良くないところを言い合うところは微笑ましいし、気を許し合えてる仲間、友達、恋人な感じで素敵。青春。

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「麦本三歩の好きなもの」から住野よるさんの本を読み始めました。
三歩も好きなキャラクターですが、今回の正直であるめえめえもいいなぁと思いました。

相手のことを想いながら、自分の感情をどのように出すか。
そのタイミングが訪れるのはいつ?と思いながらページを進めました。
あちらこちらに溢れる様々な会話劇も楽しんで!

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とてもかわいらしいお話でした。
高校生の男女が、これだけお互いのことを伝え合っているのはなかなか簡単なことではないと思います。

なんで今謝ったの?
どうしてそう思ったの?

タイパが悪いと言われる女の子を好きになった。
それはめえめえが一皮剥けるきっかけになったこと間違いないと思います。

人と語り合うことは、相手を尊重することです。
そして自分を見つめることになり、結果、自分が成長するきっかけとなるかもしれません。

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これぞ片想いのもどかしさ! って感じで読んでいて楽しい。
感情で押し切るのではなく、言葉でじっくりとお互いの距離を縮めていくのも、良い。
自分の感情を言語化するのは難しいし、ましてや他人の感情となるともっと難しい。
まいっか、と素通りしてしまいがちだけど、ふたりはいちいち足を止めて、言語化していく。
そんなふたりの姿は、とても誠実に見えた。
こんなにきちんと自分の気持ちを相手に伝えようとするキャラクターは、久しぶりに出会った気がする。

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