うたかたモザイク

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刊行日 2023/03/27 | 掲載終了日 2023/03/26

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内容紹介

『スモールワールズ』で話題の著者、一穂ミチのきらめきの欠片を集めた作品集。

人生の喜怒哀楽を繊細に掬いあげる、「恋」と「愛」と「性」と「怪」。
特別に書き下ろしたショートストーリーも収録。

【編集担当者より】
名前のつけられないどんな小さな感情でも、丁寧に掬い取り描いていく作風が、多くの読者の心を摑んでいる一穂ミチさん。
話題の著者の魅力を一冊にとじ込めた最新作品集がいよいよ発売になります。

『スモールワールズ』や『光のとこにいてね』で描かれてきた愛おしい感情が、本作品集には16作品分も収録されています。
それはまるでいろいろな味(感情)のお菓子が楽しめるアソートのよう。

甘い味も苦い味も、あなただけの心で一篇ずつ味わってもらえたら嬉しいです。
「やっぱり一穂ミチはすごかった!」と唸る作品ぞろいです。どうぞよろしくお願いします!


著者・一穂ミチ(いちほ みち)
2007年『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。『スモールワールズ』で第43回吉川英治文学新人賞を受賞。

『スモールワールズ』で話題の著者、一穂ミチのきらめきの欠片を集めた作品集。

人生の喜怒哀楽を繊細に掬いあげる、「恋」と「愛」と「性」と「怪」。
特別に書き下ろしたショートストーリーも収録。

【編集担当者より】
名前のつけられないどんな小さな感情でも、丁寧に掬い取り描いていく作風が、多くの読者の心を摑んでいる一穂ミチさん。
話題の著者の魅力を一冊にとじ込めた最新作品集がいよいよ発売になります。

『スモールワ...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。

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販促プラン

読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューを投稿ください!

著者・担当編集ともに楽しみにお待ちしております。

発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなどNetGalley以外の外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください。

ご協力の程、何卒宜しくお願い致します。

★★★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は

恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。

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出版情報

ISBN 9784065307212
本体価格 ¥1,600 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

この一冊でこんなにも楽しませてもらって大丈夫ですか!?お得すぎません!?ってくらい、たくさんの感情が味わえる一穂ミチ先生のバラエティパック!ハズレなしの福袋!
とにかく感情表現が豊かで、それぞれが短いお話なのに、心をめちゃくちゃにされる作品ばかり。
共感だったり驚かされたりしっとりしたり…
きっと誰もが好みの作品を見つけるはずです。そして自分の感情にぴったりくる文章に出会えます。
私が特に好きだー!となったのは、BLとドロッピンドロップスです。
BLはとにかく言葉選びが大好きです。魅力的な言葉で溢れていました。そして「世界BL化計画」。その発想はなかった!!たまげました…!
ドロッピンドロップスは、かつての自分を見ているようで共感の嵐でした。
わかる…!わかる…!これしか出てこなかったです。「一般に流通している、あの子に関する情報が全部欲しくて目がくらむ」状態。まさにその通りなんです!自分の中に持て余している、好きぃ!という感情を抑えきれない感じを読むのが、すごく楽しかったです。
やっぱり一穂ミチ先生はすごいです。こんなにもよくわからない感情を語源化出来てしまうなんて。
ますます大好きになりました!
素晴らしい作品をありがとうございました!

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「誰もが自分の好きな作品を見つけられる短編集なのではないか」。
タイトルの「モザイク」が指すように、様々な色や形の作品が収められた短編集でした。

BL(直球ど真ん中でタイトルが「BL」)、ちょっと(いや、かなり)怖い話(「ごしょうばん」)など様々な話に魅了されましたが、私の一番は「神さまはそない優しない」。通勤途中で事故に遭い、人間としての生涯を終えた男性。次に目覚めるとなんと猫でした。しかも野良猫である自分を拾ってくれたのはかつての妻で…。関西弁の一人称の語りが子気味良くて、スルスル読んでいくと最後はまさかの展開に。不意打ちすぎて泣きました。

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編集担当者さんの「それはまるでいろいろな味(感情)のお菓子が楽しめるアソートのよう。」というご紹介がぴったりの本でした。

一穂ミチさんの中には、いったいどれだけの物語が眠っているんだろう・・・。文章の長さも時代設定もテーマも、全く異なるそれぞれの物語が、互いを邪魔することなく各々の章の中で輝きを放っている様子は、まさにお菓子のアソートセット。一つ一つの味わいを確かめながら読ませていただきました。

特に後半が良かったです!「ごしょうばん」「神さまはそない優しない」「sofa&...」など、一穂ミチさんでなければ書けない物語だと感じました。

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どの短編もみずみずしい感覚で、もうちょっと読みたいような、余韻で満足のような。
短編集はどんなお話がどの順番で飛び出してくるのかわからないのでワクワクします。
毎日一遍ずつ読むのも良いなぁ、と思いました。
味の違うキャンディをブランドで摘みだして楽しんでいるような読書感。素敵でした。

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一穂ミチさんは『光のとこにいてね』で圧倒的な描写力におどろいた作家さんですが、ストーリーや人物造形に少し引っかかるところを感じました。しかしこの短編集は、描写力だけでなく発想力もすばらしいです。
今後ますます注目され活躍されること間違いなしと確信しました。

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こんなに読み応えがあるとは!!ドキドキしたりヒヤヒヤしたり沢山楽しめる短編集でした!一穂さんの作品は最初の一文から引き込まれる物語ばかりなので、毎度続きが気になって早くページをめくりたい!!という気持ちで読んでいます。
短編作品は1話1話区切りがあり休憩を挟みながら読む方もいらっしゃると思いますが、ついつい一気読みしてしまいました。

人によって解釈が違うだろうな〜!というお話があり、どういう形で読み取ったのか他の読者さんに感想を聞いて回りたくなりました。また、ちょっと特殊なネコのお話やソファのお話など、変わった視点のお話が多く飽きずに楽しめます。
今回も素敵な作品をありがとうございます、次回も楽しみにしております。

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キラキラと光る金平糖のような、心の柔らかい部分にちくりと刺さるような素敵な作品集でした。決して甘いだけではなく、どこか苦味もあり読んでいて楽しかったです。読後の後味も時に爽やかに時にじんわりと残るように。とにかくたくさんの物語が詰め合わされていました。美味しかったです。ごちそうさまでした。素敵な作品を読ませていただいてありがとうございました。

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一穂先生のカケラが集められたモザイクの様な短編集でした。魅力的な作品ばかり。紙媒体なら、その日の気分に合ったチョイスで読みたかった。これだけ多岐にわたれば、好きな作品が分かれるだろう。
私は中でも『ごしょうばん』が良かった。生母に間引かれ、食われた元人間の妖怪。時代の焦げ臭ささが気持ち悪かった。けれど、とても悲しい。

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何て容赦がない作家さんなのだろう・・。

奇跡的なハッピーも救いもない。
いや、奇跡はあるのだ。ただそれはハッピーエンドに向けての奇跡ではない。
人は(時には猫やもののけも)、生きていく。
救いが見えなくても、報われなくても、先が見えなくても、ただ生きる。
その姿に、どうしてこんなに胸が打たれるのだろう。
物語の小さなかけらが、読み終わった胸に刺さっていつまでも抜けない。

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それぞれがありふれた日常の物語で特にドラマチックな展開はないけれど、その分リアルで自分が経験したことように感じてしまう。
いろんな視点からスポットライトが当てられたそれぞれの人々(人ばかりでもないけれど)の出来事。人生は都合の良い展開ばかりではないけれど、そう悪いことばかりが続くものでもないのかも。自分の中にどうしても生まれてしまう負の感情ともうまく付き合って、相手を思いやるように自分のことも大切にしていきたいなという気持ちになりました
その中でちょっと異質なお話だった「ごしょうばん」 生きていくことだけでも余裕がなくギリギリの瀬戸際で、自分に向けられるなけなしの愛情を求めて彷徨い歩く妖怪といったところでしょうか‥長編としても読みたくなるような物語でした。

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緊張しながら読んだ一行目から、その世界に連れて行かれてしまった。
ほっとしたり、切なかったり、ぞっとしたり。心を揺さぶられながら最後まで一気に読んだ。
人は過ちを犯す。人は弱い。正しいまま強く生きていくのは難しい。
それでも命がある限り、間違っても、光が見えなくても、その先に何もなくても、生きていく。
ひとつひとつの物語がそれぞれ違う形と色をしている。おもしろくて不思議。
次は一穂さんのどんな物語を読むことができるのだろう。楽しみです。

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一穂先生の魅力がこれでもかというくらい詰め込まれた一冊。演技上手なバイプレイヤーの出演する作品を次々と観たくなるのに似ていて、もう少し、また少しと読みたくなる中毒性高し。全編が愛に満ちています。しかも様々な愛。一穂先生の引き出しの多さに驚く短編集。

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一番最初の作品人魚は
どこか謎めいていて、ありえない話なのに
世界のどこかで本当にある話のような
世界に引き込まれていきました
主人公の視点がすごく面白いのが
最後の短編小説sofa &
独特な作品だと思った、大切にしているソファに
感情があっていつも私を見守ってくれたなら
きっとこんなことを考えているだろうと
思いとても心に残る作品でした

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スモールワールズで初めて一穂ミチさんを知りましたがその時なんて振り幅の広い作家さんなんだろうととても驚きました。
今作も本当にひとりの人が書いたのかと思うほどのバラエティ。
しかも全て濃いんですよ。
長編でも十分いけるような贅沢な作品ばかり。
読んだ後もごしょうばんやBLなどは特に普通に一冊読み終えた後のような感覚でした。
一穂ミチ、おそるべしです!

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面白かったです!ストーリーの長さもテイストも様々な短編集で、次はどんなお話だろう?とちょっとワクワクしながら読みました。一穂さん一人で書かれているのに、何人もの作家さんの書かれたアンソロジーを読んでいるみたいでした。

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なんと欲張りな1冊でしょう!
今回拝読したのは、短編12篇。
せっかくの短編なのだから、1篇ずつゆっくり味わえば良いものを...一気に読破してししまいました。(もったいない)
短くて3ページ、長くても30数ページとバラつきがありますが、むしろそれが良い。
お話の内容も、恋、怪、怖、愛...など多彩で、誰が読んでも1個は好きな話があるんじゃなかろうか。
頭から順に読めば、まるで創作料理のコース料理のようでページをめくるたびに、次はどんなお話かしら?とワクワクします。
隙間時間に読書をする方はもちろん、一穂ミチ入門としても推したい作品です。

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不思議な設定の短編が多いのだけど、相手に届かないもどかしさや愛がある。心地よく予想を裏切られる場面やクスッと笑える場面や思わず涙する場面もあって、いつしか閉塞感に押しつぶされそうになりながら過ごした日々と共鳴して癒やされていく。『神様はそない優しない』が特に好き。長編で読みたい。

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色々な味わいの小品集だ。『神様はそない優しうない』がダントツで1番好き。軽妙なタッチの関西弁で、要所要所笑わせてくれると油断していたら終盤の追い込みが凄かった。夫婦のかけ違ってしまったボタンを改めて猫生(?)の終わりで嵌め直した感じ。その後のさな子さんの人生に幸あれ、と願わずにはいられない。

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なんて凄い作家なんだろうか。
一穂ミチさんの新作をこうして読む度に、ドキドキして彼女の言葉にどうしたって惹き付けられてしまう。
若い頃、短編って少し物足りなく感じたものだったけれど、こうして一穂さんの短編集を読むとそれが間違いだったことに気付かされる。
凝縮した中にある物語の鋭さや面白さ、美しさ、醜さがこれでもかと詰まっていました。
また、さらに好きになってしまった。

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心臓は何個あっても足らなかった。
何度も出会ってきたはずの言葉が私の内側ををこじ開けねじ伏せ、突き抜けていった。
心の襞をもなぞりあげられた。
それは痛くて怖くて、底知れないことだった。
蠢き暴れだすものがあれば瞳からポロリと水が零れた。
深部が滲むと恥じるどころか心は解き放たれていくようだった。
こんな物語が生まれたことが信じられない。
それでもたしかに手の中にあったから、忘れることなんてできない。
きっと、一生忘れられないんだろう。

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多種多様な短編集でなんだかお得な気分になる。まるで何冊も本を読んだ感じ。
中でもドロッピンドロップスが好きだ。女の子が女の子を応援するのって全然ありだし、あの危うい雰囲気も若さならでは。好きだ。
ハラハラしたりドキドキしたり、まったりしたり一穂さんの作品は相変わらず感情がいそがしい!!

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様々な感情が味わえ、しかも1つ1つの物語がキラキラしていて、まさしくモザイクのような1冊。どの物語も印象深く心に残っているのですが、特に心を奪われたのが「神様はそない優しない」。こんなラストって…と衝撃を受けつつも切なくて堪らない。なんてすごい物語を読んだんだという気持ちで、いまだに心がザワザワしています。
一穂ミチさん、今後も追い続けたい作家さんです。

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なんてお得な一冊だろう。何作読んだ?12?数ページで楽しめる作品、しっかりめに書かれた作品、雑誌で読んだことのある作品、福袋のような。そして攻めて来たなぁ、と思いました。結構なセクシー表現。私はまだ一穂さんのBL は読んでおりませんが(準備は万端)、さすが!「still love me?」での男性同士の17年ごしの恋(続きが読みたい)、「ツーバイツー」から続く男女のシーン。これ、覗いてしまっていいのかしら、と。
「ごしょうばん」「神さまはそない優しない」は泣いてしまう。「レモンの目」は、読みながら「危ない、危ない、ダメだよソレ」と思いながら。
それぞれ「この話はあの子に読んで欲しい」「これはアイツなら号泣だな」と知り合いの顔が思い浮かんでくる一冊でした。紙の本も楽しみだー。

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一穂ミチさんによるショートショート
を集めた短編集。

一編、一編が私達のすぐ側にあるような、キラキラだったりドロップだったり、虹色だったりグレーだったり。
はっと異世界、たちまち現実。
とにかく色々な世界へ連れていってくれる。
読後は余韻に誘われ、この場所も悪くないって思える。

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一穂ミチさんを読むのは2作目。
色んな要素があり長めや短めなどタイプの違う短編集。初めはファンタジーちっくなお話からちょっとミステリー、恋愛もあり気分も変わるのでスイスイと読み進めていけました。
嫌な感じの無い余韻の残し方で続きを自分で想像するのも良いなという感じ。
同じ作者さんが書いたのかと思うほど色んな引き出しを持っていらっしゃるなと思いました。

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ページを捲るごとに味わえる、色とりどりの風味絶佳な心のおやつ!その幅広さ奥深さ、視点の多様さ、細やかな心の機微の表現など、驚きと珠玉の宝庫で、出てくる人も人外も、時代も年齢も性別も超えてこの話の世界に浸って楽しめる。そしてじんわり、切なくもあたたかな感情が溢れ出る、一穂ミチさんならではの人間讃歌に、やっぱりほろりとさせられ、満足度は無限大!中でも最後の1編・気に入って購入してもらったソファが、その持ち主の女性の毎日を見守り続ける話は、まるで自分が見守られているかのようで、希望と自信がもらえた。

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さまざまな表情を味わえる、すごくお得な一冊でした。
気味の悪い作品から、素敵な恋の作品まで贅沢に堪能しました。フルコースのようです。
戦時中のお話には、胸が痛くなるところもありました。急に現在の世界に切り替わるところも良かったです。

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長いの短いの。
映画のフィルムが変わるように、お話毎に違う世界へ連れていかれる。
短くても長くても、そこに生きてる人がいて、刻まれる感情があって、なるほど、モザイクのように世界が作られていく。
一穂さんの中の宝箱を覗かせてもらったみたいだった。

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「モザイク」になぞらえてレビューをしている方が複数名いらっしゃいましたが、「うたかた」と「モザイク」の合わせ技だなぁというのが私個人の印象です。「うたかた」が表すどこか消えてしまいそうな、不用意に触れると壊れてしまいそうなはかなさは、著者の他の作品にも感じられるところではありますが、この作品は短編だからよりそれを感じた気がします。
個人的には「BL」の聡いニンの鈍いシサクへの想い方というか、行動へのうつし方が好きでした。

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一穂さんの描く生き生きとしたキャラクタが好き!でも油断しました。今回の短編集は同性愛あり夫婦交換あり…の恋愛短編集。慣れない展開にムズムズ落ち着かない。そして、コロナウィルスの中始まった新しい生活様式や戦争を意識した物語もあり、作者が不安定なこの世界を見つめる眼差しも感じます。
モザイクの様に様々な人物や人外のもの達のストーリーが散りばめられた盛り沢山の一冊になっています。

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さまざまな「愛」を描いた短編小説集。
SF風、ファンタジー風、性愛風・・・。
同じ作者の作品だとは思えないくらいバラエティに富んでいる。
印象に残ったのは「ごしょうばん」民話風な展開、そして現代への強烈な批判。
考えさせられる一編。
もちろん、ほっこりする話。泣ける話も入っています。
どの作品から読んでも、冒頭からその日の気分にあったものを選ぶのも楽しいかも。

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男女の話から男性同士、女性同士、更には家具視点の話などとにかく多種多様。色んな形の想いがギュッと詰まった短編集でした。
既に多くの方が挙げていらっしゃいますが、私も「BL」というタイトルのお話がイチオシです。元々そういった作品が好みというのもありますが、そのようなレーベルから出ている作品は結ばれることが前提として描かれているものが多いです。その点こちらは、どうなるか分からないドキドキ感、圧倒的な切なさに襲われ、こういう作品が読みたかった!と心の底から思えました。still love me?も同じくらい好きです。
この作品を通して、新たな扉が開かれる方もいるのではないでしょうか。
たくさんの扉を次々開けていくようにこの短編を読み終えた時、見たことのない場所に戸惑うかもしれないし、心地よくてずっといたいと思うかもしれない。

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恋や友情、親子の話など多様なテーマで綴られた不思議なショート集。世にも奇妙な物語の原作になりそうなお話が多かったと感じました。
くすっとしたり、切なくなったり、ぞくっとしたりします。
恋愛中心の作品は本作の半分以上ありましたが、作品によって男女、男性同士、女性同士と様々でした。透明感あふれるもの、官能的なものなど筆致も作品によって違い、一穂先生は多才な方だと改めて思いました。
私は特に『レモンの目』が印象的でした。癒しからのギャップにゾッとしました。

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ファンタジー、SF、BL、どの作品もカラーが違ってモザイクのように煌めく作品集。一穂さんの才能の煌めきを私たちは味わうことができる。なんという喜び!短編集だからこそ一穂さんの引き出しの広さ、深さを感じることができる。男女の、人間の、恋や愛の姿。時代の、歴史の中の、真実。それは美しく、鮮烈で、ときに怖い。

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思いもかけないワールドにいつも連れて行かれる。完全なる一穂スモールワールド。そこからいつまで経っても抜け出てこられないのかと、思う。囚われて抜け出せないのは私だけではないに違いない。この予期せぬ世界に吹く風があたたかいものであることを願う。

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恋のような芽、愛なのか心許ない塊、異なる種への不思議な愛慕、性への意識など、書き下ろし含む16の物語を詰め合わせた彩り豊かな短編集。

読後一番に感じたのは、タイトルが素晴らしい。どんなに芯があっても、寿命がある限り「うたかた」でしかない想いの、甘さと苦さのコンビネーション。集めた欠片で思い思いの形に魅せる「モザイク」。凄くフィットしていて、タイトルを見ながらもう一度作品を一つずつ浚ってみたくなった。
猫への輪廻や、妖怪のようなもの、技術が発展した近未来など、ミステリアスでファンタジックな設定が多い。しかしどんな状況でも人の感情の在り方はそれほど大きく変化はしないから、その部分が極めて丁寧に描かれている事で現実味も残り、共鳴する物語も多かった。
特に『BL』『ごしょうばん』『永遠のアイ』のあと引く美しさに胸が痛くなった。多種多様な感情を緻密に紡ぎ、積み上げられた傑作集。

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「人魚」「BL」「ドロッピンドロップス」「still love me?」「ツーバイツー」「Melting Point」「ごしょうばん」「レモンの目」「神さまはそない優しない」「永遠のアイ」「玉ねぎちゃん」「sofa&…」12話。
短編もあれば、ごく短く終わっている話もある。
どちらかといえば、ごく短い、うたかたっぽい作品ほど深みとインパクトがある。
ラストで、ようやく読み手の理解が追いつく、「ごしょうばん」はSDGsがテーマ たぶん。
声高に主張するのではなく、淡々と時代が進む、一連の作品群の中で異なる気配を感じる話だった。
冒頭の「人魚」が面白かった。

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愛、について真摯に考えた事があるだろうか。考えていたと思い込んでいた自分が恥ずかしくなった。
12篇の短編が織りなす愛の物語、非常に心に響くものがある。そして、自分がいかに身勝手な愛の解釈をしていたかを突き付けられるのだ。
普段触れる事の少ない同性同士の愛、秘密の愛、想像を超えた愛・・・この作品を通して触れて、考えて、五感がフル稼働した。
一穂ミチの真髄を存分に感じられる作品だ。

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一穂さんの中にわきあがるイメージを、思うままに書き綴ったと思わせるような、バラエティにとんだ13の物語。中でも、ちょっと風変わりの女の子が登場する「人魚」、人には言えないけれど、モデルをやってる主人公が推すのは、同じ学校の同級生でマイナーなアイドルの女の子という「ドロッピンドロップス」、この話の中に出てくるキャンディとドロップの違いの説明に納得。ほのぼのした話かと思いきや最後ドキッとなった「レモンの目」、ホームから転落した主人公の男性が気づいたら、(死んで生まれ変わったか)ノラネコの姿になっていて、自分の奥さんに拾われるという「神さまはそない優しない」が印象的でした。

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人魚だったりBL世界にしてみせたり、双子に嫁いだ似た者同士の思わぬ提案だったり、ずっと変わらない思いだったり、それぞれシチュエーションは違えども、積み重ねられてゆくどうにもならない想いが丁寧に綴られていて、もう少しうまく立ち回れればと思ってしまうくらいみんな不器用でしたけど、それでも変わらない一途な想いがとても印象に残りました。

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改めて思う。
一穂ミチ、大好きだ‼︎
人物描写が素晴らしい!
短編なのに、この満足感!
凄くないですか?
短編とは⁉︎と考えてしまいました(笑)
『レモンの目』
めちゃ怖い……。
何故「黒猫を飼い始めた」からここまで怖いお話しを想像出来るのか。

『sofa&…』
「「いないほうが楽」という怠惰な実感。」この言葉に心を撃ち抜かれました‼︎
まさに、それー‼︎
その感情‼︎
キチンと言葉で説明してもらえた感が凄い!
1人でテンション上がってしまいました。
一穂ミチは凄い‼︎
読むべし‼︎
以上‼︎

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テレビのレギュラー番組を作っていると、1年目くらいに飽きてくる瞬間がある。テレビって時代の映し絵なので、時代と番組がずれてくるというのもあるし、番組作りがルーチン化するとスタート当初の熱量が冷めてくるということもある。バラエティを作っていれば、硬めのドキュメンタリーが作りたくなったり、グルメ番組をやっていれば健康番組を作りたくなったり。
テレビ作りは広く浅くの世界なので、引き出しだけはいっぱいある。一つの引き出しをいっぱいにしたら、次の引き出しに移ってそこを一杯にしたくなるというわけだ。
この短編集もそんな匂いを感じた。とにかくいろいろな引き出しを開けまくっている。
自分は「人魚」だという女性の話、世界BL化計画の話、アイドルをしている同級生の話、同性のイトコを愛する話、双子同士の夫婦のスワッピング物語、パティシェとするテンパリングのようなセックス、食いしん坊な座敷わらしの話、子供からの手紙を運んでくる野良猫、事故で猫に転生した男、勝手にやり取りをするスマホウイルス、持ち主の人生に寄り添う真っ赤なソファ・・・
どれも気軽に読めるが、それぞれ独自の味わいがある。全くジャンルの違う短編が詰め込まれたおトクな「短編詰め合わせセット」
いろいろな味わいがあり、一冊でお腹いっぱいになれる。

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一穂ミチさんは複数冊読んで作風を分かった気になっていたけど、それはまやかしだった。
一穂ミチさんって複数人いらっしゃるの?と思うくらいこの本はバラエティに富んでいる。
しかもイマイチなのと良いのが混在してる訳じゃなく、どれもこれも良い。
どこから読んでも間違いなく楽しめる。まるで金太郎飴

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人生がいちばんきらきらしていたのっていつだろう。彼らのその一瞬にも感じる(当人は永遠にも感じていたであろう)きらめきを歌い上げたかのような短編集でした。
中にはほんの数ページの短編もあって、それがまた刺さる内容だったり、続きが気になる終わり方だったり…物語ごとに世界も人物もテイストも全然違う味わいがあって、短編で終わらせるには勿体無いけれど、ここで終わるからこそ、という面白さでした。
私は、「ドロッピンドロップス」が特に好きです。
自分が物語の主人公のようになれるタイミングは、きっとあちらこちらに散らかっていて、見つけて拾い上げられるかどうかなんだろうなと感じます。

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少しゾワっとしたり
ホロッとしたり
いろんな感情が湧き上がる
魅力的な物語たちが集まった短編集。
来世は猫になりたくなって
家にお気に入りのソファーが
ほしくなって
私の人生の楽しさが増えました。

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ここまで多様な設定で、それぞれの世界が確立していて、そのなかの人たちが悩み笑いそして生きている、時に人ではなかったりするけれど….に驚く。そしていつしか惹き込まれて、どこかの世界に自分が置いていかれそうになる。

きっと読む時の精神状態や、懐かしい故郷の地名が出てきたりなど読み手の環境や状況によって、自分のカケラの散らばり具合が異なるだろう。それをまたたのしみ、再び読む。そんな気にさせてくれる短編集であり大きな世界である。

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編集担当者さんの紹介文そのままの、素晴らしい作品集でした。お一人で、ここまで色の違うお話すべてを書けるものなのか、と圧倒されてしまいました。
読み手によっては苦手なお話もあるかもしれない、でも痺れるぐらい大好きなお話が必ずあるのではないでしょうか。

私は後半の方のお話が好きでした。
『神さまはそない優しない』が1番好きです。
一穂さんが書く関西弁は、なぜかあまりに自然に脳内再生されてしまうのですよねぇ。面白くてニコニコしながら読んでたのにまさかの展開に。
『ごしょうばん』もとても素晴らしかった。最後なんて鳥肌でした。
ソファ目線のお話は一穂さんらしい面白い発想だなぁと思いました。


特に大好きな『スモールワールズ』『光のとこにいてね』と並べて置きたい本です。

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珠玉の宝石箱のような短編集。一つ一つが読み応え十分、またバラエティ豊かなストーリーでワクワクしながら読みました。短編であるがゆえ、詳細な設定が施されていない分、想像力が膨らんで楽しめました。読ませていただき、ありがとうございます。

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『うたかたモザイク』
本屋大賞や直木賞にノミネートなど話題の一穂ミチ先生の短編集。
一つ一つ紡がれる物語は、一筋縄ではいかない心にグッとくる。何かを通して見た時に愛が見える。本当に伝えたい想いが溢れ出す。世の中にはいろいろなことが起こる。何でこんなことになるんだよという時がある。そんな時、支えになるものは何だろうか。生きていくために…一人一人に問いかけられているような。
じっくり噛み締めなが読んでほしい、オススメしたい一冊。

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私はエンタメ小説の書き手としての一穂ミチさんしか知らないので、新境地の印象でした。

BL要素も含まれていたように思います。
けれどもきっとBL文庫で一穂ミチさんが書かれているものと、『うたかたモザイク』内のBL要素の含まれた短編とではまた味が違うものになっているのだろうと感じます。

またこれだけ恋愛小説多く書かれているイメージがなかったのでびっくりしました。
新しい一穂ミチさんを読むことができました。

「神さまはそない優しない」と「sofa&...」がたまらなくすきでした。

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こんなにいろんなテイストの話を読めるとは
予想外でした。
ショートショート、恋愛、家族、泣ける話に
BL(なんとSF要素あり)、サスペンスなど
どれも面白かったです。
なかでも『神さまはそない優しない』は関西弁でテンポよく進みつつも、主人公の気持ちがよく伝わってきて、最期のひとことまでピタッとはまってる感じが良かった。
全体的に、ちょっとしたひねりや真相が最後に明かされて、仕掛けられた話になっていると思います。最後まで読んで満足感ありありです。

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本屋大賞候補作に引き続き読んだ一穂さんの作品でした。甘く心に残るもの、苦く心に引っかかるもの、どれもみな違っていて、まさに書名に違わずモザイクという感じの短編集でした。旧作を読みなおしつつ、次作も楽しみにしています。

このレビューは参考になりましたか?

いろいろなお話がぎゅっとつまった短編集。
なんだか小さいときに集めていた宝箱の中身みたいな感じでした。
共感できるもの、できないもの、いろいろありましたが私は「ドロッピンドロップス」「ごしょうばん」「神さまはそない優しない」「sofa&...」がとても好きでした!!

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一穂ミチさんの短編が好きです。色んなタイプの話があって、引き出しの多い作家さんだなと思います。

話が反転するもの、鮮やかな伏線回収があるもの、少しの毒と、少しの切なさと、それが短い中にぎゅっと凝縮されているのが本当に素晴らしい。どの話もあと引く余韻も魅力です。

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一穂さんが描く世界に触れると、”愛”についての多様性を感じます。
その愛は、異性間だけではない。のはもちろんのこと、
時には、動物だったり。何なら物に対しても”愛”があってて。
それを改めて実感すると。少し優しい気持ちになって。
そのことにこれまであまり考えずに生きてきたことに、少し寂しくもなったりします。

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短編集。ページ数が少なくても、ガッツリ記憶に残り、心に残るのは本当にお見事。
スウィートや、スパイシーなどジャンル分けされているのも、友人と読み合って、どのジャンルが好き?なんて会話が出来そうでいいなと思った。
ただ、anan収録作品が大人過ぎて、中学校の図書館にはちょっと早いかなぁと。他はとても良かった。高校以上ならいいかも。
そこで、星マイナス1でした。

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「美味しいものをちょっとずつ」が叶う1冊。
一穂さんってこういうお話も書くんだ!と楽しい驚きの連続。

 「人魚」ではもうおわっちゃうの?と短いお話の続きが気になりました。だって
「ーあのさ、今まで黙ってたけれど、人魚、なんだよね」ではじまるお話なんです。

「ごしょうばん」は戦時中の不思議な悲しいお話。

「神さまはそない優しいない」は一番のお気に入りかな。

そして「透子」はラストにふさわしいお話。静かに読み終えることができました。

SFとBLが絡んでいるお話は一穂さんのお得意と新境地なのかな…と思ったり、どれも愛のある作品集でした。

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13編の短編集。恋愛、童話、ホラー?色々なジャンルの物語が、少ないページながらどれもおもしろかったです。私的にはレモンの目が怖くて印象的でした。透子もよかったです。タイトルどおりきれいなモザイクのような短編集でした。

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紹介文にあるように「恋」と「愛」と「性」と「怪」がそれぞれテーマのショートストリーが、モザイクのように編まれている。
一穂ミチさんの筆力の凄さというか、引き出しの凄さというか(自分の語彙力不足が露呈)...そんなことを感じた作品。

人だったり物だったり...様々な魂の断片がひらりと瞬き、その瞬間を垣間見る...短くても心に焼き付く物語たちだった。

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魂が惹かれ合うとき、どんなに無力か。一穂さんの作品を読むといつも、人を好きになるってこういうことだよなあと思います。幸せでも不安でも胸が苦しくて息ができなくなる感覚。もう私の日常にはない切なさがいつも新鮮に胸によみがえってきて、またやられたなあと思います。

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バラエティに富んだ13編。大胆な性描写あり、SFあり、ファンタジーありとジャンルも様々。「BL」の「世界BL化計画」がすごい。気候を制御しホルモンを変え異性への感情を排除していく様は少子化問題を考えさせられる。「神様はそう優しない」は事故で死んだ夫が猫に生まれ変わり・・って切ないお話かと思いきやラストに驚愕の真実が。これぞ一穂作品。「ごしょうばん」も良作。短編集は作家の力量が試される。

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温の、歳の離れた従兄弟一史への恋心を描く『still love me?』

宴会や食卓に溶け込んで食べ物を食う(ご相伴に与る)妖怪『ごしょうばん』

ホームから落ちて死んだ後、猫に生まれ変わり妻に拾われる『神様はそない優しない』

新種のウイルスが送ってくる、車に撥ねられ亡くなった彼になりすましたメッセージとのやりとりに癒される『永遠のアイ』

一目惚れして買った原品限りの真っ赤なソファが、独り言のように持ち主の30代を語る『sofa&...』

多彩なテーマのストーリーがモザイクのように散りばめられた短編集。

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