かものはしくん　心を届ける英会話のコツをおしえて！

What’s the magic word?（魔法の言葉は？）
Where are your manners?（マナーは覚えてる？）

本ストーリーの中にも出てくる＜sushi＞事件。
豪研修中に小学校の売店前に座っていた私たち。上の文章が飛んできて、私ははっと顔をあげ ました。あるアジアの国からの留学生が寿司ロールを買いたくて、2ドルを握りしめています。慣れていたようで決してショックを受けているわけではありません。でも「あっ、またやちゃった。なんて言うんだっけ？」とちょっと困り気味。

人にお願いをする時、文の最後に「please」を付けるという＜英語の話し方＞を忘れてしまったその男の子は、一言「Sushi」とだけ言ってしまったのです。そこで ＜英語の話し方＞のマナーを教えてくれた売店の店員さん。

「そうだ！そうだったよね。」と私たちも大きな ＜気づき＞ をもらいました。そうなんです。英語には ＜英語の話し方＞ があります。たとえ単語の意味が通じても、文法が正しくても英語の文化に必要な話し方・心・考え方が足りないと、英語ネイティブたちに違和感を感じさせてしまいます。

日本の子供達、そして大人の方も本当に一所懸命英語を学んでいると思います。そんな皆さんにさらに通じる英会話のコツをお伝えしたく、英会話教室運営15年の日豪夫婦がまとめたこの1冊です。

これから英語を学び始めるお子様への読み聞かせ、または将来の小学校または英語の先生へのサポートとなれば嬉しいです。
音声ご希望の方は→gokaiwa@gmail.comまでご連絡いただければリンクをお送りいたします。

【著者紹介】
仙台にて太白区の小さなオーストラリア豪会話教室を日豪夫婦で17年運営。
17歳の時に初めてオーストラリアシドニーに短期留学。その時に、小さな地球のようなシドニーの多文化社会に初めて立ち、英語ができれば世界中の人とお話しできると将来の夢を決める。
日本語教師資格、英会話講師資格を取得後、私立大学で非常勤を務めながら、地元仙台で豪会話教室をOPEN
現在は、生徒さんたちがもっと英語を習得しやすくなるように、言語技術講師の資格も取得し、言語技術の講座も開講しています。

【出版にまつわるエピソード】
夫婦経営の豪会話（英会話）の生徒さんがとても楽しみにしてくれ、レッスンの前に内容を確認してくれたり、これから短期留学に向かう生徒さんが読んで参考にしてくださっているそうです。
また私が非常勤でお仕事をさせていただいている大学のテキストとしても採用していただき、将来小学校の先生になる方と一緒に英語と、英語圏にまつわる文化を確認しています