思考が深まる!対話が生まれる! イメージからことばをひきだす「色と形」の授業づくりアイデア

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刊行日 2022/09/28 | 掲載終了日 2023/04/30
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内容紹介

本作品は、〈ネクパブPODアワード2023〉優秀賞受賞作品です。

【内容紹介】
「どの子も夢中になれる授業がしたい」
「色と形」という学習方法は、教師のそんな思いから生まれました。

子どもは【色】で自分や登場人物の感情などを、【形】で思い浮かべた知識や経験を表します。

子どもが夢中になる授業には、

●表す(自分の思いや考えが表せた)
●伝え合う(思いや考えを伝え合えた)
●気づく(新たな気づきが生まれた)
●悩む(”なぜ/どういうこと?”という問いがもてた)

がうまく組み込まれています。でも、これって本当にどの子も達成できるもの?
そんな学びの難しさを、「色と形」は “楽しく” “わかりやすく” “手軽に” 達成します。

■はじめに/目次/本書の使い方/「色と形」の使い方

■「色と形」の学習モデル
人はまず、頭ではなく手で考える。/思いや考えを、言葉で表すのはむずかしい。/イメージの可視化が、子どもを学習に向かわせる。

■「色と形」にできること
悩み❶結局、自分ばかりが話してる。子どもの発言、どうしたら増える? / 悩み❷日々大切にしている「話し合い」。でも、全員参加はほど遠い。 / 悩み❸必ず行う「振り返り」。だけど、なんだかマンネリ化。

■実践紹介―小学校編―
【社会】
6年生 明治って、激動の時代? どんな時代? / 6年生 長い長い江戸時代、どんな時代か言えるかな? / 6年生 室町時代末、日本はどんな変化があったかな? / 5年生 工業って一体なんだろう?
【理科】
5年生 いのちは大切。それは、ずっとつながっている。
【音楽】
2年生 音を「色」と「形」で表すなんて、できるんだ!
【道徳】
2年生 たんじょう日って、一体どんな日? / 3年生 友だちは、いつも仲良しばかりじゃない? / 3年生 しごとをするのは何のため? / 5年生 たとえ友と離れても、あの二人はいまもここに。

■実践紹介―中学校編―
【社会】
1年生 鎌倉時代。その新しさどこにある?
【国語】
3年生 登場人物の思いと人柄。表したら、こうつながった。
【道徳】
1年生 私の決意。それが世界を変えていく。
【特別活動】
3年生 将来は見えない。でも思い描くことの大切は知った。

■補足 「資質・能力」を育む授業のキーワード
知識は、子どもの「納得感」をもとに獲得される。 / 自他の「経験」のやりとりが、一期一会の「対話」を生む。 / めあてと振り返りで、子どもの「自己調整能力」が育つ。

□コラム(「色と形」のコツ1・2/「色と形」とICT 教育の相性は? 他)

【著者紹介】
打越正貴(茨城県内の小中学校教員・教頭・校長の後、現在、茨城大学教育学部教授)宮本浩紀(現在、茨城大学教育学部助教)。
共に、学びが深まり広がる授業はどのように生まれるかを、日々探究しています。

【出版にまつわるエピソード】
ネクパブを通じて、カラーページをたくさん使った書籍を出版できました。
作品の色使いをみていただけることで、子どもたちの学びがよくわかったという感想をいただいています。

本作品は、〈ネクパブPODアワード2023〉優秀賞受賞作品です。

【内容紹介】
「どの子も夢中になれる授業がしたい」
「色と形」という学習方法は、教師のそんな思いから生まれました。

子どもは【色】で自分や登場人物の感情などを、【形】で思い浮かべた知識や経験を表します。

子どもが夢中になる授業には、

●表す(自分の思いや考えが表せた)
●伝え合う(思いや考えを伝え合えた)
●気づく(新たな気づきが生まれた)
●悩む(...


販促プラン

出版情報のISBNは管理用コードです。
作品のISBN:978-4600011062

本作品はamazonPOD限定販売です。
ご購入はこちら:https://www.amazon.co.jp/gp/product/4600011066

出版情報のISBNは管理用コードです。
作品のISBN:978-4600011062

本作品はamazonPOD限定販売です。
ご購入はこちら:https://www.amazon.co.jp/gp/product/4600011066


出版情報

ISBN NXPAP00013552
本体価格 ¥1,980 (JPY)
ページ数 114

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NetGalley会員レビュー

授業の振り返りについて、耳が痛い。
今の自分、ではなく子どもの頃の自分が
….今回は改めて思うタイプで振り返ろう、とか、気づいたことを書こうなどと大人目線を感じながら、気に入られることを書いていたからだ。

その点、この本のテーマである文字と色などで個々の感じたことを表現するのは内なるものの発露であるところが良いと思う。
文章にすることばかりが、自己表現ではないということを体感するのも子どもの頃の大切なことだ。

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イメージを色やかたちで表現する方法を教えてくれる本。
教師向けの書籍だが、普通に読んでも発見がある。
紹介されているワークをやっているつもりで読んでみると、自分の錆び付いた感性にがく然とするとともに、子どもたちの豊かな感性に驚かされる。
このような教育を受けられる子どもたちがうらやましい。

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あるようでなかった教育的な取り組みだと感じた。
今の動画世代は、文章を読むのも書くのも苦手な子が多い。
絵で表現するなどというのはさらにハードルが高くなる。
しかし本書で紹介されているように、まず色を塗ることから感じたことを表現すると、ごちゃごちゃしている思考のがすっきりと整うようになるだろう。年齢が上がるにつれ、形を加えることで、少し複雑な事柄もより深い表現が可能となる。
商品を宣伝するポップのように、学んでいることの芯をとらえ、適格に表現する技術が身に着けられそうだ。

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今までの学校教育において、「色と形」という切り口からの授業アプローチというものは、あまりメジャーなものではなかったように感じます。あったとしても、それは主に図工や美術といった教科においてなされることが、ほとんどだったのではないかと感じます。

そのような現状の中、本書はそういいった教科に限ることなく、様々な学びの場においてもっと「色と形」を活用することで、子どもたちの自由な発想を引き出しながら、より深い学びに変えていくことができるのだという事を教えてくれるものになっています。

構成としては、小学校や中学校での実践例及びその解説をベースに展開されていきます。

まず感じたのは、それぞれの実践における解説部分が非常に丁寧かつ現実的だということです。著者の経験上の実感がしっかりと感じられ、あたかも読者側も学校教育の場にいるような、そんな錯覚すら感じさせます。授業を進めていく上でのポイントや、躓きやすい点においてもふんだんに盛り込まれており、思わず「なるほどなぁ」と声が出そうになります。

また、『「色と形」を使う事でなにができるか』といった理論的な話についても、とても丁寧な解説とともに語られていきます。同時に、『「色と形」は万能ではない』ことにも言及されています。あくまで、教育者側が持っておくべきツールの一つとして、「色と形」を紹介してくれているように感じました。

総体としては、「色と形」が本書のメインテーマではありますが、それのみが大事だと固執しているわけでもありません。むしろ、教育者側が子どもたちに対して持つべき、日常的な心持ちについて説かれてい場面が多く盛り込まれているように感じられました。その心持ちの部分をしっかりと理解することができれば、この「色と形」というアプローチが、より効果を発揮するようになるのだと思います。

実践例は小学校と中学校におけるものではありました。しかしながら、本書を通じて著者が伝えたいことを感じ取ることさえできれば、幼児教育の場や高等教育の場においても、十分に応用が利く内容が含まれていると感じます。教育者でなくとも、親や、子どもの側にいることが多い大人にとっては十分に役に立つ内容が書かれています。

私もぜひ手元に置いておきたいと感じる本でした。

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現場の先生方が、実際に子供達と接しながら、様々な工夫をして試行錯誤を重ねている様が、まずとても頼もしく感じられた。
色と形、という大きなテーマを掲げて、子供たちが夢中になれる授業、を目指す。子供たちが授業の中で描いた作品が多数掲載されている。特に、文字、を自由な色彩と形で手で描く、どんな思いを込めたのか、何が可視化されたものなのか、を分析していくのが興味深かった。コロナ禍もあり、デジタル化が教育現場でもさらに加速し、小さな子供たちがタブレットを使う訓練をしている様を、時代の流れと感じるとともに、どんどん実際に手をつかって書く機会が減っていくことを危惧していたので、新鮮に感じられた。

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学校の教科書といえば白地に黒字、たまにカラーの写真というのが
一般的ですが、教科書も色とりどりなら子どもたちはもっと興味を持ちそうですね。

イメージや言葉を色や形で表現する。
シンプルですがとても分かりやすくなります。
そこからのイメージや表現力の広がりにも繋がるし、紐づけで記憶にも残るので勉強法としてはとても効果のある
事だと思います。

当書はテキスト形式でわかりやすく、実践編など実際の子供たちのイメージも載っているので教員の方たちだけでなく、親御さんにもとても為になると思います。

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小学校、中学校の先生向けの所謂専門書になると思うが、教師ではない私が読んでも面白かった。あるワードを『色と形』を使って描く、その実践方と実践例が多数掲載されている。現場の先生方の悩み一先生だけが話す、全員参加の話し合いが難しい、授業のマンネリ化などなどの改善に『色と形』の授業は素人の私にも効果的に感じた。子供の理解度の深さや、興味を持った事、説明する力など沢山得るものがあるように思えた。テストなどでど忘れして出て来ない言葉も自分が描いた色や形から導き出せそうだし、なんと言っても授業が楽しくなりそう。

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小学校教員を目指しているので非常に参考になりました。
色と形を取り入れることで、イメージから児童、生徒から言葉を引き出すことができ、主体的、対話的で深い学びを展開できることを学びました。
是非現場に出た際に実践させて頂きたいと思います。

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4月から小学校教員になるので、児童が「面白い!」と思える授業が行えるように、授業づくりのアイデアを貰いたいと思い、この本を手に取りました。
色と形を使うことで、イメージから言葉を引き出すことができ、主体的・対話的で深い学びが実現可能だと知り、実践したいと思いました。

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本のサイズも見やすい大きさで、カラーのページがたくさんあり、授業への活用ポイントが分かりやすかったです。実際に学校の授業で実践してみたいアイディアが多かったです。授業で実践した時に子供たちがどんな反応をしてくれるのかが楽しみです。

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色と形を用いることで、児童生徒の詳細な心の動きを見とることができるのがとても勉強になりました。
言語化できない思いの可視化が学習効率の向上や学習の達成度を教員子ども共に確認できる良さに気づくことができました。参考にさせていただきます。

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語彙が未発達の子どもたちの思考を「色と形」で表現させることにより、主体的な学びを促す授業の実践例です。
道徳や国語の授業を思い浮かべて読み始めましたが、社会科での活用事例が多く驚きました。時代のイメージを色と形でデザインした文字を見ると、子どもたちが楽しんで取り組んでいる様子がよく分かります。描かれていないものを探して、不足している知識・理解を見つける効果があるのも魅力的です。コラムで少し触れられていましたが、ICT教育での活用例があれば知りたいと思いました。

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「色」と「形」で思考、概念を整理、表現するという手法、全く知らなかったので非常に興味深かった。「グラフィックレコーディング」を使った番組を見たことがあるが、その原型と言ってもいいかもしれない。
子供たちの直感が「色や「形」を作り出す。
これって「表現すること」の原点なのではと感じた。
色が大切とあって、特に電子に向いた作品と感じた。

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教育支援ツールの一つとして、「色と形」は何を目当てにしているのか、その運用方法の実例、と提案が丁寧にまとめられている学習指導用資料です。
教育とは何か。現在の学校では、まさにその字のごとく、教え、育んでいます。そして、教育は英語でエデュケーション。西洋では、教えると言うより、引き出すという意味だったよう。あらためて、教育とは、「教え、育み、引き出すのか」と言えるかもしれません。
もちろん、この「色と形」が、すべての人に向いているわけではもちろんないでしょう。教える側にも、受け取る側にも向かないひとがある。モニターの情報からもそれはうかがえます。でも、今まで拾いきれなかった子どもたちの心のうちへ、どんな状態で届いているのかを、なんと色と形を使ってなら表現できるこどもがいる。そして、色と形に表そうと工夫するうちに理解が深まる。有機的に知識が心に組み込まれていくのですね!
今一つ点を取れなかったこどもたちが本当はどう感じているか、何が理解にかけているのか、それを明らかにできるかもしれません。心の理解・共感の部分に踏み込める可能性のあるツールであると思えました。
自分に理解できないから否定する、無視する。これは教育者からは遠い考え。取り残すことなく、一人でも多くの子どもたちの未来を咲かせたいですね。この国を今までにない素敵な世界に変えてくれるかもしれない子どもたち底力を見てみたいですね。その宝物のような才能が、このツールから引き出される、「心の深さ」に期待されます。今までの上辺だけ、スピード感だけの優等生とは一味違う、深みのある底力のある子どもの力。「色と形」は、そんな、まだ見ぬ力を「引き出せる」かもしれません。頑張れ、先生!がんばれこどもたち!ありがとうございました。

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子どものイメージを色と形に表出させ、授業に、学習に活用する…
とてもよい方法だと感じました。
この方法を活用することによって、子どもたちがイキイキと学ぶ姿が想像できました。
多くの現場、多くの教師が活用する価値のある方法であると私は感じます。
子どもたちのよりより将来を切り拓く、ひとつのよい方法となるとよいと感じました。
私自身も、実際に活用してみたいです。

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色と形という子どもたちにわかりやすい表現方法によって、自己の思考を可視化する手法は非常に優れていると思います。特に、
言語化が難しい子どもたちにとって、光明となるはずです。実践のしやすさやさまざまな教科に対応できる柔軟性もあり、筆者の視点の鋭さには驚かされましたq

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全ての教師にお薦め。子どもの意見を引き出すには?考えの変容を評価するには?協働的な学習を楽しく効果的にするには?子どもに説明力を付けさせるには?様々な悩みを解消する一手が示されています。豊富な実践例を通して、明日の授業が見えて来ます。

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面白い試みだと思いました。
私も国語の単元が終わった時にそのイメージを色や形で表して描いてもらいたいなと思いました。
それで確かに学習が深まりそうというか、もっと記憶に残る授業ができそうだなと思いました。
学年によって色々とイメージも変わること、教科を問わずできることがとても面白いと感じました。

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「言葉って、果たしてそんなに万能でしょうか。」
冒頭の文が目に飛び込んできた。本当にその通りだと思う。情報を受け取る方法として、言葉はほんの一部にすぎない。
語彙力がないとうまく表現できない言葉よりも、感覚的に伝えられる色や形で授業をするという視点が面白かった。
社会や理科、音楽に道徳、様々な教科での実践例が掲載されている。まるで美術館のような作品に見ているだけでワクワクする。
デザイン、アートの目線でも楽しめる一冊。

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「色と形」の授業づくり、というのはどういうことなのか疑問を抱えて読み始めましたが、なるほど!と膝を打ちました。今までにない新鮮なアプローチですが、決して奇をてらったものではなく、現場の悩みと子どもたちの実態を踏まえてよく考えられた方法だと思います。
本の作りも大変見やすく仕上げられており、某M治書院の発行だと言われたらそうかと思うほど。
頭の中に浮かんだことをダイレクトに言葉にできない子どもたちが、一度「色と形」で表現することによって「ことばをひきだ」してもらえる授業、魅力的ですね。
ぜひ多くの教育関係者に読んでいただきたい本です。

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