赤痢菌発見者 志賀 潔とささえた家族

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刊行日 2022/12/08 | 掲載終了日 2023/03/20

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内容紹介

地域の文化は、地元民の手で守り残す!
宮城県亘理郡山元町民の手による、伝染病の終結に心血を注いだ赤痢菌発見者、志賀潔博士についてのお話し本です。総頁数は、博士の享年に合わせて88頁。
表紙絵も、町の障害者施設ポラリスの画伯が描く博士の散歩姿。
志賀博士は第二次世界大戦直後から、山元町の磯浜に建てた別荘に暮らして終の棲家とした。ご家族は次男夫婦と5人のお孫さん。ここは太平洋岸の風光明媚な高台。しかし、東日本大震災の津波に流された地帯で、別荘は現存していない。
津波で景色が一変してしまったからこそ、コロナ禍の今だからこそ!博士と同じ土地に住み、町の文化・文化財を大切に思う地元町民は、博士のことを風化させずに記憶にとどめ刻み残したい。志賀潔の業績をその人柄を含めて知る人は、地元にもいや日本中に少なくなっている。
そこで、山元町の文化財「大條家ゆかりの茶室」の保存活動をしてきた「山元いいっ茶組」が、「亘理聞き書き隊」の協力も得て、町の人達の話を聞き書きして本にまとめようとなった。仙台藩藩医だった志賀家は、「茶室」の持ち主である山元町の蓑首(みのくび)城主である大條家(おおえだけ)のお抱え医師とは大変懇意で、この地に案内されて別荘を即断したという物語があった。
博士は、次の千円札の顔になる北里柴三郎の一番弟子。没後65年、生誕152年。浮かび上がった志賀潔像のキーワードは”偉ぶらない”。清廉、高潔、謙譲、そしてユーモアある度量の大きい人物だった。
お孫さん提供の文章や写真、町の資料館所蔵写真もふんだんに掲載。章扉は、平福百穂(博士次男の妻が百穂の次女)の美しい日本画。意外なエピソードを紹介する「志賀博士のへえ~!」コーナーも。
3つの章に分けました。
1章「聞き書き」:地元中心に約30名の方々のお話と、寄せられた文章を掲載しています。
土地柄どうしても語られる東日本大震災のこと、博士の石碑が震災遺構になっていることなども紹介されています。
付録も付けました。別荘名「貴洋翠荘」の名前の由来も。臨終の床で宮城県の民謡「さんさしぐれ」を歌った話には心打たれます。「亮さんが考えていたこと」は、次男亮さんの地域文化論。志賀博士の叱咤のお声が聞こえる気がします。
2章「志賀博士のお付合い」:博士と付合いのあった人達の話を、回想録やお孫さんのお話などからまとめた章です。
平福百穂、土井晩翠、野口英世、土門拳、GHQ下のアメリカの医学博士達、原始林の聖者・シュヴァイツァーまで登場します。
3章「細菌学者 志賀博士」:恩師の北里柴三郎やエールリッヒへの思いやエピソード。赤痢菌はどのようにして発見されたのかを、地元ドクターが分かり易く解説します。海外での体験談や、山元町の元結核療養所(現宮城病院)と博士の関係についても。
さらに、赤痢菌発見以外の細菌学者としての活躍もかいつまんで記載しました。脚気の原因について時の陸軍の説に異を唱えたことや、BCG菌株を仏から持ち帰ったことも忘れてはならない功績です。
最後に簡単な年譜、栄誉、職歴、医学書以外の博士の書籍も掲載しています。

【著者紹介】
編・著を担当しました。
2016年から ゆかりの茶室に光を当てるっちゃGO「山元いいっ茶組」代表。

【出版にまつわるエピソード】
本の売上金は、これも大震災以降放置されている町に残る江戸時代の茶室「大條家(おおえだけ)ゆかりの茶室」の再建費用に、役場に寄付することを宣言。
“志賀潔博士を知ることが、茶室再建の助けにもなる”案配の本と、地元には宣伝している。
発行元は茶室再建活動をしてきた「山元いいっ茶組」。その基本スタンス「地域の文化は、地元民の手で守り残す!」を、志賀博士の存在にもひろげ、博士が町に住んだ理由が、大條家と志賀家の縁である史実も披露しアピールしている。
地元では志賀博士を”初めて(詳細を)知った””教えてくれてありがとう”の声が届き、口コミでの宣伝をしてくれている。ネット購入できない多数のご老人のために、立替払い購入して現場で買えるように、飲食店など3ケ所が協力してくれている。
「聞き書き」で協力の「聞き書き隊」のメンバー間では、「感激した」「今までで一番いい聞き書きの本」などの声も。
地元以外の方々からも「おもしろく読んだ」と言っていただき、予想以上に冊数も買っていただいている。
又、志賀家や平福家の方々からも「感動した」の言葉とねぎらいをいただき、ホッとしています。
更に、いいわゆる有識者の方からの ”これまでにない地元だから出来た「志賀潔博士外伝」だと思います。多くの人々に薦めたいと思います。” の言葉が、全国区を意識してよかったと感じたし、この評価が個人的には一番うれしかった。
出版開始は2022年12月7日で、最初の読者の手に届いてまだ2週間程度。感想が届くのは、またまだこれからだろう。それでも、手応えは充分と感じている。楽しみにしているところである。
POD出版は初めてで慣れずDo it youself でのデータ作りとアップ作業には、大変気を使い、正直とても疲れました。慣れの問題とは思いますが。いわゆる従来の出版業界のこと、自費出版文化のこと、ネット社会の自己表現・発信のことなどさまざまを考える機会ともなりました。いい経験でした

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出版情報のISBNは管理用コードです。
作品のISBN:978-4802079037

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出版情報

ISBN NXPAP00014030
本体価格 ¥1,430 (JPY)
ページ数 88

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