べサニーとビーストちゃん

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刊行日 2023/04/06 | 掲載終了日 2023/04/05

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内容紹介

べサニーと屋根裏の秘密 第三弾!

 これまでの記憶をなくしたビーストはすっかり“良い子”になっていた。エベニーザーとべサニーは、監視役として、屋敷でビーストと一緒に暮らすことに。ベサニーは「ビーストの面倒なんか、ぜったいみない」と言って、屋敷を出ていってしまう。さらに最初こそビーストの面倒をみることに拒否していたエベニーザーだったが、良い子になったビーストをだんだん信じるようになっていく。

 ベサニーだけは、いつか化けの皮が剥がれて凶暴なビーストに戻ると疑っている。しかしご近所さんたちのために便利なものを吐いてくれるビーストをエベニーザーが連れまわすと、街の人気者に。

 ベサニーはビーストの本性をあらわにするために奮闘するが、エベニーザーとベサニーの心はどんどん離れていってしまう……。ふたりの友情もここまでか? 本当にビーストは良い子になったのか? ワーナー・ブラザーズで映画化決定の注目作品第三弾!

べサニーと屋根裏の秘密 第三弾!

 これまでの記憶をなくしたビーストはすっかり“良い子”になっていた。エベニーザーとべサニーは、監視役として、屋敷でビーストと一緒に暮らすことに。ベサニーは「ビーストの面倒なんか、ぜったいみない」と言って、屋敷を出ていってしまう。さらに最初こそビーストの面倒をみることに拒否していたエベニーザーだったが、良い子になったビーストをだんだん信じるようになっていく。

 ベサニー...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784863897519
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 336

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NetGalley会員レビュー

誰だって改心できる!と、思えたら、自分のことがキライな子も、希望を持てるかもしれない。
自分を好きになれない子どもは、少なくない。どうせ、という気持ちにフタなんか出来ない。
この本がそんな子に、勇気をくれるといいなと思う。

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このシリーズ、本作が第3弾ということだから、話の筋がよく分からない思いをするところがあるだろう。ビーストというのは、かなり邪悪な存在だったようだ。でも本作では、その時の記憶をなくしているように見える。そして記憶をなくしたビーストは、街の人気者になるくらいのいい子なのだ。
 はたして本当にビーストはいい子になったのか? 記憶を取り戻したらビーストは果たして元の邪悪な存在に戻るのか。最後にはいろいろ驚くような結末が待っているので、乞うご期待というところか。

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3作目にして驚きの展開を迎える。極悪非道のあのビーストが…。ベサニーもエベニーザも『良い人』になる為に努力中。まさに幸せ真っ只中の2人の元にビーストが。人は変わろうと思った時から変化し、どんな悪党も変われる…チャンスさえあれば。ベサニーを生きたまま食べようとしていたビーストだが、本作で私の印象も大きく変わった。終盤を読む頃には『楽しみにしていたこのシリーズも最終回か』と軽いロスも感じはじめていたが…。シリーズ通してちょくちょく出ていた『あの探し物』が新たなストーリーになりそう。

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「べサニーと屋根裏の秘密」シリーズの第三弾。
一もニも読んでないのだが、それなりに楽しめた。
しかし、前作を読んでた方が楽しめただろうなと思う。

極悪ビーストが改心したというので、監獄から出されることになった。
始めは「なんてことをするんだ」と思っていたエベニーザーだが、ビーストの態度を見て、本当に改心したのだと半信半疑ながらも受け入れる。
しかし、べサニーは、「絶対に改心をしているふりをしているだけだ」とビーストのことを信じない。

ビーストは本当に改心したのか、演技をしているだけなのか、べサニーと一緒に気持ちが揺れた。
ビーストが口から吐き出す便利な品や、ドリスの人たちが瞬間移動に使う水たまりなど、面白い小物がいっぱい出てきて、これは子どもたちが喜ぶだろうなと思った。
豊富な挿絵が個性的で、物語によく合っていた。

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まさかのビーストの様変わりにあんぐり。いやいや騙されないぞ⁉︎と身構える。だから、良い子になったビーストを絶対信じないというベサニーの気持ちはよくわかる。ビーストの改心なんて全く想定外で、甘ったるい幼児ことばも片腹痛い。しかし、目覚めかけた本心を抑え込もうと難儀するビーストとベサニーのしかけた誘導の拮抗は見ものだった。ベサニー自身、自分をコントロールする術を会得したことがある種の奇跡だ。ビーストの世話を引き受ける覚悟をエベニーザーとともに表したこと、なんだか三人に奇妙な友情と絆が芽生えたようで、わたしはここにきて三人とも大好きになってしまった。

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ひねくれ者で意地悪。人に好かれることなど何一つしたことのないべサニー。
ビーストの空腹を満たす代わりに願いを聞いてもらっていたエベニーザーとの出会い、
ビーストとの対決を通して「良い子」になりつつあった。
相変わらずひねくれ屋なところはあるけれども。
ある日、苦労して監獄行きにしたビーストが良い子になったので解放することになったと連絡が入る。
すっかり無害になったように見えるビーストだが、べサニーもエベニーザーも俄には信じられない。
監獄から出たビーストは真の良い子になるためにエベニーザー家の屋根裏に戻ってくるが、ビーストを信じられないべサニーはある行動に出る。
『べサニーと屋根裏のビースト』の3巻。
一件落着…なのか?の結末のその後の物語。
「どうせ私は世界で一番不幸な人間」「認められない」と後ろ向きになった結果皮肉屋になってしまったり、反して「認められたい」「自分が一番可愛い」と自分だけを大切にした結果利己的になったりというのはあるだろう。
べサニーやエベニーザーは誰の心の中にもいる。
今回は「他者を許し、信じることができるか?」というのがテーマだったように思う。
「他者を許し、信じる」と言葉で言うのは容易い。
しかし、実際はなかなか難しい。それこそビーストと向き合ったべサニーの心境だ。
物語では一歩前進したが、新たな謎が。
第4弾が待ち遠しい。

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