ライスボールとみそ蔵と

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刊行日 2022/06/01 | 掲載終了日 2023/05/31

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内容紹介

第69回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 小学校中学年の部

古い蔵で手作りみそを作る家に生まれたジュンは、お父さんから「もっとみそに興味を持って」と言われるのがいやでたまりません。

そんな時、ロンドンからの転校生、ユキちゃんに「蔵を見せてほしい」とたのまれます。

これがきっかけで、ジュンの心はだんだんと変化して…。

ジュンがみそ蔵で思いついたアイデアとは?

第69回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 小学校中学年の部

古い蔵で手作りみそを作る家に生まれたジュンは、お父さんから「もっとみそに興味を持って」と言われるのがいやでたまりません。

そんな時、ロンドンからの転校生、ユキちゃんに「蔵を見せてほしい」とたのまれます。

これがきっかけで、ジュンの心はだんだんと変化して…。

ジュンがみそ蔵で思いついたアイデアとは?


出版情報

ISBN 9784864841856
本体価格 ¥1,400 (JPY)
ページ数 141

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NetGalley会員レビュー

二百年もの歴史があるみそ屋の子、ジュンは小学4年生。
古いことを恥ずかしく思っているし、友達から「みそっ子」とからかわれるのも嫌でたまらない。
けれど、他人の目を通したことで家業を見直し、すすんで味噌のよさを広めようと一歩踏み出します。
家族や友達の協力も得て、大作戦が始まります!

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味噌蔵の息子に生まれたジュンは家業を冷やかされたりするし、全く興味を持てずにいたのに、帰国子女のクラスメイトのユキが味噌蔵を見たいと言い、蔵に招いたことから気持ちの変化が始まる。
何事も知ることから始まるのだ。毛嫌いしていた味噌作りの仕事の重要性や、何よりそのおいしさを再認識していく中で、積極的に味噌をアピールすることを考えるジュン。
味噌を使った料理、味噌蔵の匂い、日本の文化の一端をこの本で知ることから広がっていくものはあると思います。

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令和5年度の読書感想文の中学年の課題図書。
中学年にわかりやすく、親しみやすい設定、キャラクター、筋立て。
主人公のジュンは、海外からの転校生ユキと共に、自分の家が営んでいるみそ屋を改めて見直す。
家族や、友達と外国の観光客に「みそ」を生き生きと紹介する様子や、
みそボールとみそ汁が本当においしそうで、読んだ後にはみそ汁を飲みたくなること間違いなし。
給食にみそ系の献立がある日の4時間目に紹介すると、間違いなし!

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小学校中学年の読書感想文課題図書に指定されているので、読んでみました。
子どもにも読みやすく、楽しく読めそうです。
お話の舞台は架空の場所でしょうか。歴史的な味噌蔵の建ち並ぶ所なら、実際の地名を出して知識に繋げてもよいかと思いますが、理由があるのでしょうか?
大切に蔵を守ってきたおじいちゃんのことがもう少し出てきてもかなと感じました。

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ちょうど仕込んでいた味噌を天地返ししないといけなかったなとこの本を読んで思い出しました。
みそっ子とからかわれたりして自分のお家が味噌蔵なのがちょっと嫌だった男の子がイギリスから来た帰国子女の女の子に出会って味噌を好きになっていくお話。味噌を使ったお料理もとてもおいしそうで味噌おにぎりを作ってみたいなと思いました。
食べ物が西洋化していく中こういったお味噌やお醤油が見直されているのはとてもいいことだと思います。そして海外に住んでいる私たちもその恩恵を受けているので、お味噌屋さんにはまだまだ頑張ってほしいなと思いました。

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お味噌の始まりが塩だったとは!
毎日食卓に上るお味噌なのに、この本を読み終えるまで全く知りませんでした。
みそ蔵がある家に生まれたジュンやクラスメートのユキちゃん、ジュンの家族の物語を楽しみながら、お味噌の歴史を知ることもできます。この本を読み終える時には、お味噌汁や味噌おにぎりを食べたくて仕方なくなります。

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好きで味噌蔵の子に生まれたわけじゃない!
ジュンの言葉はいろんな人に刺さります。
自分の家の家業なのに、知らないことがたくさんあることに気付き、
魅力に気付き、
みそっこという囃し言葉が自分のアイデンティティになる。
凄く良い子ばかりでビックリするけど、良い話でした。

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推薦図書なので読みました。
「他者からの視点がきっかけで、家族や自分を見直す」という、小学生が経験しそう、経験してほしい物語でしたので、なるほどと思いました。
また、和食、伝統的な文化、発酵食品、外国語など、発展させられるテーマがいろいろと考えられそうなので、学校図書館的には助かる本です。

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「ぼくは好きでみそ屋に生まれたわけじゃない」みそ屋の子と言われるのがいやで、蔵のある家に生まれても、おもしろいどころかめんどうを通りこして、蔵もみそもずうっとどうでも良いと思っていたジュン。そんなジュンが帰国子女のユキちゃんとの交流でみその良いところに気付き、自らみその魅力を伝えるために仲間たちと古い蔵を利用してレストランにする。ジュンの成長と共に再び役割を得た古いみそ蔵。きっとこの蔵の神さまも喜んでいるに違いない。
読ませていただき、ありがとうございました。

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楽しく読めました。子どもたちにとって友達の言葉って絶対的なの、よくわかります。
興味を持つと視野が広がり、いろんなことがどんどん目に入ってきて新しい発見があったり……ジュンの心の成長が見て取れました。
最後はみんなで協力して子どもたちの力でみそ蔵を盛り立てた楽しいおはなしでした。

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小学校4年生のジュンの家は、代々続く味噌蔵。
ジュンは、家が味噌蔵というのが、嫌で仕方がない。
クラスメイトの幼馴染、タロウにはいつも「みそっこ」と呼ばれるし、味噌なんて古臭くてあか抜けない。
ところが、イギリスに三年住んでいたというユキちゃんと給食の班が同じになり、味噌について話しているうちに、今度味噌蔵を見せて欲しいと言われ、ジュンも味噌に興味を持つようになる。

本文中に明確な記載はないが、長野県の信州みその事だろうとわかる。
実家の家業を継がせたい父と、味噌に全く興味のないジュンの攻防が、真剣になり過ぎずに自然に描写してあった。
外国暮らしをしていたおしゃれな同級生に、「おいしい」「すごい」「かっこいい」と褒められ、身近過ぎてわからなかった味噌の良さに気がつくというのが、単純でかわいいな、と思った。
どんなことでも、きっかけがあれば興味を持てるようになるのに、「こっちを見ろ」「興味を持て」と言われるだけでは、興味を持てないよね、と。
物語として、ジュンの心の変化や同級生との味噌蔵プロジェクにワクワクした。
それと共に、味噌の歴史や作り方、味噌蔵の現状なども、わかりやすく説明してあって、とても興味深かった。
味噌焼きおにぎりを食べたくなった。

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#ライスボールとみそ蔵と

子どもは生まれてくる家を選べない、という視点がいい。日本の食文化への興味が生まれることも期待できる。

ただ、会話の言葉遣いや子どもたちの行動などが昭和な感じがして、今の子どもたちが自分たちの話としてすっと受け取りづらいかもしれない。

ユキちゃんの自己紹介の英語も、今の小学生なら普通に理解できる内容で、飛び抜けた凄さを感じない。

読書をきっかけに、味噌蔵を訪ねるという選択肢が、小学生のいる家族に増えるといいと思う。

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みそ蔵なのになんでライスボール?と思ったら、心温まる国際交流が描かれた作品でした。
古き良きみそ蔵に生まれたジュンが、自分の家の家業と味噌づくりを誇りに思えるようになるまでが描かれています。
3年生の学習で「変身する大豆」について勉強するので、そのときにも一緒に紹介できるお話しだなと思いました。

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