眠れなくなる怪談沼 実話四谷怪談

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刊行日 2023/05/16 | 掲載終了日 2023/05/16

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内容紹介

怪談の代名詞ともいわれる「四谷怪談」。

その一番の恐怖は、300年という時を経てなお、

新たな怪異が生まれつづけているという事実。

「四谷怪談」はまさに「実話怪談」なのである。

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◆著作と語りで令和の怪談ブームを担う川奈まり子氏
徹底的なリサーチで綴られる「川奈怪談」。語りと著作で現代の怪談ブームを担う川奈氏が、日本を代表する最恐怪談『四谷怪談』の深淵に挑む。自身の執筆スタイルに忠実に、四谷怪談ゆかりの地を歩き、丁寧な調査に基づいて書き上げた傑作ルポルタージュ。

◆今なお怪異を生み続ける日本を代表する怪談「四谷怪談」
その名を知らぬ人はいない、日本を代表する怪談『四谷怪談』。講談、落語、舞台、映画、文学、現在活躍する人気怪談師まで取材し、今なおあとを絶たない『四谷怪談』にまつわる不思議な話を蒐集。300年に亘って日本人に怖れられてきたお岩様の正体を探る。

◆実話怪談、都市伝説、ヒトコワ……あらゆる恐怖がここに!
『四谷怪談』にまつわる実話怪談を随所に盛り込み、いつの時代も変わらず日常の隙間に存在する、男の欲、女の情念を妖艶にあぶり出す。川奈氏自身が「いつか書いておきたかった」話を初公開。川奈ファン必読の書。

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著者・川奈まり子(かわなまりこ)作家・奇譚蒐集家
東京都八王子市出身。ルポルタージュ的手法で怪異の体験者と場所を取材し、これまでに5000件以上の怪異体験談を蒐集。近年は怪談の語り手としても活動。日本推理作家協会会員。怪異怪談研究会会員。『八王子怪談』シリーズ、『一〇八怪談』シリーズ、『実話奇譚』シリーズ(竹書房)、『奇譚』シリーズ、『家怪』(晶文社)など怪談、小説の著書多数。

怪談の代名詞ともいわれる「四谷怪談」。

その一番の恐怖は、300年という時を経てなお、

新たな怪異が生まれつづけているという事実。

「四谷怪談」はまさに「実話怪談」なのである。

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◆著作と語りで令和の怪談ブームを担う川奈まり子氏
徹底的なリサーチで綴られる「川奈怪談」。語りと著作で現代の怪談ブームを担う川奈氏が、日本を代表する最恐怪談『四谷怪談』の深淵に挑む。自身の執...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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販促プラン

読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューを投稿ください!
著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願い致します。

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恐れ入りますが<講談社 販売部>まで直接お問合せをお願い致します。       

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出版情報

ISBN 9784065316788
本体価格 ¥1,273 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

これぞ川奈先生の真骨頂とも言える作品だと思います。様々な『四谷怪談』を通してお岩さまに迫っています。ただ怖いだけではない、お岩さまの深みを感じられる素晴らしい作品。大変読みごたえのある内容で、先生の取材力の賜物です。

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日本で育っていると、どこかで目にする機会も多い物語が四谷怪談ではないでしょうか。
怪談が苦手という人でも知っている物語ですし、さまざまな媒体で語られ、あるいはモチーフにもなっています。
この四谷怪談をもっと深くまで掘り下げ、核となる部分に近づこうとしているのが、川奈まり子先生のこの著作です。
江戸という町や当時の人々の生活、そしてなぜ忘れられないものとして、令和の今も注目されるのかを知りたいという方にご一読いただきたい!

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四谷怪談で有名なお岩さん。
きっと、聞いたことはあるかと思います。
四谷怪談の内容を知らなくても、怖さ・ストーリーがとても面白く、怪談好きにはたまらなかった。
そして、古典怪談にも興味が湧きます。
もっと知りたくなりました。

四谷怪談の解説は詳しくて読み応えがあり、実話怪談は怖くて不思議で、とても贅沢な1冊です。

読み終えた後、四谷怪談の印象が変わると思います。

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「四谷怪談」(以降YK)といえば私にとっては深作欣二監督「忠臣蔵外伝 四谷怪談」だ。けれんたっぷりな映像美と哀切で大好きだ。同時に、YKにまつわる怪異も多くしり、震え上がりつつ本書冒頭の報い系を読む。悪意はなくとも祟るのでは?とかみ締めさせられるには十分だ。さらに川奈氏らしい、一口にYKといってもさまざまなのだと系統立った解説で時代背景も詳らかにされ、想像力がかきたてられ眠れない。加えてこれから多岐にわたるYKにまつわる怪談が読めるのだと考えるだけでもワクワクで眠れない。さぁ、皆さんも眠れなくなる怪談の沼へ共に沈みましょう…

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知っているようで、よく知らないのが四谷怪談と、お岩さま(決して呼び捨てにしてはいけません)でした。
ここには、様々な顔をしたお岩さまが登場されます。
それを、筆者は、身体を張って、とても分かりやすく描いてくれています。
怖いけれど、優しくて、もの悲しい話が綴られています。
でも、まだ書き足りないことがあると思っています。
お岩さまも、きっと思っておられるのではないのでしょうか。
心待ちにしていますよ、川奈さん。

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日本で怪談といえば四谷怪談。
幽霊の定形といえばお岩さんというくらい知られている怪談を紐解くというのが本書のテーマ。
ただ単に「怖い、怨念、呪い」ではなく、あくまでも冷静に、なぜ現代に伝わっている形になったのか・・・細い糸を手繰り寄せるように遡っている。
さまざまな資料にあたり、取材を重ねた著者の思いもすごい。
怪談も伝言ゲームのように、次へ伝える時に伝達者の考えや思いが加えられ、変容していくものなのだなと感じた。
それも元々の出来事からするとある種の呪のようなものなのかもしれない。
講談と歌舞伎・・・当時のメディアとエンターテイメントが、四谷怪談を生み、育てたというのもまた興味深い。
現代ではネットに舞台を移し、毎日嘘か誠かわからない怪談のタネのようなものが流れている。
怪談好き、怖がるだけでなく考察も好きという方には読み応えがある一冊。
お勧めします。
ちなみに。
本書を読み始めた際、いきなり目と肌にトラブルが起きたことも記しておく。
トラブルといってもそう大したことではなく、少々炎症を起こした程度。
特に変わった行動もしていなければ、いつも使用している化粧水だったのだが。
2週間ほど違和感が残ったが、単なる偶然かどうか。
これもまた怪談ということなのかもしれない。

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四谷怪談について色々な角度から考察しており、単に怪談を楽しむだけでなく実話怪談の成立についても考えさせられました。長い年月日本人に愛され続けている四谷怪談は様々な創作物に影響を与えているので、四谷怪談について知ることは創作のインスピレーションにも繋がるかもしれません。怪談についてより深く知り楽しむことができる至高の一冊です。

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日本の夏の風物詩・怪談といえば四谷怪談のお岩さまですが、正直、グロテスクなお顔というイメージしかなく、
ストーリー的には曖昧で詳しくは知らなかったのが本書を読むきっかけでした。
なるほど、四谷怪談・お岩さまといってもストーリーは少しづつ違った数種類存在するんですね。
講談、歌舞伎、落語などを通してそれぞれの四谷怪談が産まれ、今なお語り継がれていることからもお岩さまの
人気が伺えます。

お岩さまが実在した人物であったとされ、江戸時代当時の衣食住から人物像を想像する件では、「怖い」「醜い」
「呪い」というイメージだったものが、裏切られたかわいそうな一人の女性として身近に感じられました。
そして、四谷怪談にまつわる実話怪談もなんとも不思議で因縁めいたものを感じ四谷怪談は今でも生き続けている
ようでゾクっとしました。

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5ページ読んだ時点で、これは一刻も早く広めなければならぬと一日で読み終えた。これがまた、一日で読める程魅力的な本なのである。
 この本は簡単に言うと海鮮丼である。実話怪談があり、小説があり、ミステリーがあり、ルポルタージュがある、どんな人にもハマるツボが一つはある。四谷怪談にちなんだ実話怪談、そして四谷怪談の作中人物の心象風景を描いた小説(川奈先生のファンは「東京をんな語り」を思い出していただければ分かり易い)、そしてそれぞれストーリーの異なる幾つもの「四谷怪談」の存在。それらの違う点と共通点、そして時代背景などを加味してそれぞれの「お岩様」の姿を解き明かしていくミステリーでもある。おそらく日本一有名なのに実はあまり詳しく知られていない「四谷怪談」というものについて、ベストな入門書ではないだろうか。ちょっとでも興味のある方はお気軽に読んでみていただきたい。

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もう今まで四谷怪談に抱いていたフワフワしたザックリした印象は消し飛びました。二度と「お岩さん」だなんて軽々しく呼びませんとも、ええ。
本書では様々なお岩さまのお姿を知ることが出来ます。丁寧に解説されているので、情景が鮮やかに浮かびます、えげつないぐらい。現代に、いやいまこの現実としてこの世に染み渡るように存在されている…。背筋がゾクゾクするというか、背筋がしゃんと伸びたまま気がつくと読み終えていました。

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四谷怪談といえばお岩さんというくらい知られているお岩さんの話を深堀りした作品。
お話自体もとても面白かったですが、特に解説はとても読みごたえがあり、とても楽しめました。
四谷怪談は映画でも、歌舞伎でも、落語でもいろいろなもので語られており、しかし現在の感覚で見るとまたちがった印象を受けるところがとても面白いなと思いました。

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日本で一番ポピュラーな怪談噺の「四谷怪談」について取材調査されて全てを書き尽くした著者渾身の一冊で非常に勉強になりましたね。300年の歴史があるだけにいつもの実話怪談ものよりも迫真的で真実味が増していると思いますね。時代背景やファッションにまで言及する蘊蓄はやや冗長な印象は受けますが、それだけ真剣に書かれている証拠だと受け止めて読むと楽しめるでしょうね。著者の考えでお岩さんが芝居の舞台を通じて現代にまで祟る理由は、いろんな真実ではない事まで演じられている事に怒って災厄を為すのだという説は非常に肯けますね。実話怪談の中では、東京の数年前にアイドルの自殺事件阿あった某スタジオの場所が出て来る話が恐ろしくて印象に残りましたね。まあ少し固い内容ではありますが四谷怪談の歴史と知識がより深く学べる良書ですので多くの方にぜひ読んで頂きたいですね。

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若い頃は、ホラーを読んだりしたものだが、日本の怪談は、友達に借りたつのだじろうの心霊漫画が怖すぎて(正確にはカテゴリーが違うのだろうが)手に取らなくなっていた。

この本は、『四谷怪談』そのものというより、時代を遡って文献や家計を調べ、様々な角度から紐解かれたものだ。
『四谷怪談』がそもそもよく分かっていなかった自分にとって、発見が多く興味深い本だった。

本編とは別に、ところどころに挟まれている怖い話に、久しぶりにあのゾワっとする感覚を味わった。

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