マグリット400

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刊行日 2023/06/09 | 掲載終了日 2023/06/30

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内容紹介

マグリットが“イメージの魔術師”となるまでの全軌跡を
400点という膨大な点数で綴る画期的作品集
20世紀ベルギーを代表するアーティストとして称えられる、シュルレアリスムの巨匠ルネ・マグリット。日本では初掲載となる作品を多数含む、現実・常識・概念を解き放つ厳選の作品をオールカラーで紹介。悪童として名を馳せた幼少期、母の自殺、初恋である妻・ジョルジェットとの出会い、未来派とキュビズムに明け暮れた学生時代、シュルレアリズムの結実、印象派や野獣派を求めた知られざる不遇の時代、規則正しく描き続け自らの作風の深化に向き合った最晩年……。 誰のものでもあり得るような平凡な人生を送った画家は、誰のものともつかない特徴のないスタイルで描きながらも、我々を魅了してやまない強烈な個性を放つ作品を生涯で多く残しました。言葉、観念、イメージと向き合い続けたマグリットの作家人生をかけた試みを、厳選400点という前代未聞の規模でたどります。

マグリットが“イメージの魔術師”となるまでの全軌跡を
400点という膨大な点数で綴る画期的作品集
20世紀ベルギーを代表するアーティストとして称えられる、シュルレアリスムの巨匠ルネ・マグリット。日本では初掲載となる作品を多数含む、現実・常識・概念を解き放つ厳選の作品をオールカラーで紹介。悪童として名を馳せた幼少期、母の自殺、初恋である妻・ジョルジェットとの出会い、未来派とキュビズムに明け暮れた...

おすすめコメント

マグリットが残した1700点の作品の中から、400点を厳選収録。マグリットの全画業を辿る。

マグリットが残した1700点の作品の中から、400点を厳選収録。マグリットの全画業を辿る。


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784861529085
本体価格 ¥3,500 (JPY)
ページ数 480

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NetGalley会員レビュー

マグリットの絵に興味はありましたが、その背景を全く知りませんでしたので、こちらを読んでから、絵から伝わってくるものがより深くなりました。
絵もたくさん掲載されており、初めて見るものもたくさんありました。
スマホなどでなく実際に本を手にして見るべきものだと思いました。

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マグリットの作品集、日本初掲載となる作品含む400点。
不思議な構図に目を奪われる。マグリットがどのような人生を歩んだのか、どうやって画家として成功をおさめたのか、作品を描いたのかという解説がついている。

私は2015年の「マグリット展」で実際に作品を鑑賞したが、あるはずのないものがなく、平衡感覚を奪われるような感覚になり強烈なインパクトを受けた。
マグリットを知らない人でも、本の装画になっているので書店で見かけているかもしれない。最近では『休館日の彼女たち』『短編回廊』などに使われている。

この本はぜひ実物を見てみたい。そして願わくば日本初掲載の作品を鑑賞してみたい。

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なんて贅沢な1冊。マグリットの作品400点を掲載した作品集。
まるで美術展の図録のようだなと思いながらページをめくっていたが、図録よりきっと掲載作品は多いのでは?

マグリットについては、美術の教科書や、大人になってから美術館で鑑賞したくらいしか知識がないけれど、
(美術館や本で見たことがあるのは、光の帝国、白紙委任状、大家族、王様の美術館、、数少ない)
こちらの1冊はいくらでも見ていられると思った。
同じモチーフやタイトルが、何度も使われていて面白い。マグリットのこだわりなのか。
印象派みたいと思うような作品もいくつかあって、でもすぐにシュルレアリスムの作風に戻ったりしていて、マグリットについて新たな面を発見できたような新鮮さがあった。

専門家やきちんと勉強している人だけでなく、私のような単なる美術好きこそ見た方が良いように思った。
おすすめ。

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マグリットという人は、どのように物を見ているのだろう。
正面から見ているだけではとてもこんな表現はできない。
言語から意味を切り離し空っぽにして、その抜け殻を残している。という一文がある。
通常は、絵に関連したタイトルをつける。
マグリットは関連性が見られない。
なぜ、この言葉になるのだろうと首をひねり、いくつもの?がつく。
言葉をイメージから切り離す。
絵も、見たままではない。
どうすればこんな表現ができるのだろう。
ただ、美しく描かれたものに惹かれてきた。
そんな当たり前が覆されました。
とても楽しませていただきました。

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シュルレアリスムの巨匠ルネ・マグリットの400点の絵を収録した作品集。とにかく400点という点数に圧倒される。気に入ったモチーフを何度も使い組み合わせ、時代によって頻出するモチーフが変わる。無機質であり有機的でもあり生々しくもある。画家の精神世界を旅するような気分が味わえる。不可思議な題名も趣き深い。

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2023年5月26日 読み始め、まずは全ての絵を眺めました。
シュルレアリスムの巨匠ルネ・マグリット
何度か絵を見たことがあって知ってる画家のような気がしていたら、大間違いでした。

見たこともない絵がページを繰るたびに飛び出してきます。
歳とともに画風が変わるのに、何かに囚われているように繰り返されるモチーフ。
変わらない画家の本質でしょうか。

内容の濃い本で、たくさんの絵を見ることができて本当に良かったと思います。

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マグリットの「光の帝国」や「ピレネーの城」は以前から好きだったのですが、作品のほんの一部しか知らなかったことがわかりました。こんなに多作な画家だったとは驚きです。特に前半の作品はほとんど見たことがありませんでした。同じモチーフを繰り返し使用しているのもマグリットの特徴かと思います。同じモチーフの作品を見比べるのも面白いですし、こうしてひとりの画家の変遷を追いかけるのも興味深いです。

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1988年にルネ・マグリット展が開催された時、ワクワクしながら観に行ったのが昨日のことのように思い出される。
その頃抱いていたマグリットのイメージが空や雲だったので、空色のスカートを履いて行ったことまで。

この本は良い意味であの頃の自分の持っていたマグリット好きな気持ちを上書きしてくれる。
なぜなら生涯をかけて描いた作品が全て見られるから。
そして今の私はなんと「牝牛の時代」に惹かれる。

記号としてのモチーフがたくさん彼の中から溢れ出てくるのに、人生の半分を過ぎた私にはまだ受け止めきれないのか、とこの本を読み自分の未熟さに気づく。
描き込まれた細かさや透明感に、素直に惹かれていた若い頃の自分とは異なる見方をしている。
節目節目に開いて、読んで、観て、どう感じるか、自分の心の鏡となるマグリットの絵。贅沢だが、手元に置きたい1冊だ。

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これほど多くのマグリットの作品を一度に目にすることができたのは初めて。
好きな文学小説の表紙がマグリットだったりもして、意識しなくても日常的に出会うことが多い、稀有な芸術家。
美しい図版が贅沢に掲載され、彼の人生や作品の解説背景、個人的は写真も多数。
公開してくださって感謝いたします

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とても素敵な 作品集でした。うっとりとしながらページをめくりました。
ぜひ紙書籍をお客様におすすめしたい商品だと思います。

作者の生涯でチャプターが分けられています。
初めは、ピカソのような面の使い方をする作家だなと感じました。
その後2つ目と3つ目のチャプターではがらりと作風が変わり、個人的にとても好みな作品が続きます。
同じ素材を用いることも多々あるのですが、共通して「静か」で「透き通った」空気を持っている作品たちです。
さらに最後のチャプターになると、またピカソに還ってきたような感覚を持ちました。

今度は色使いのはっきりとした感じがとてもピカソに近いと感じました。

作家さんの生涯に思いを馳せながら、全作品を見ることができる。とても楽しい画集です。

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