終末のアリア

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刊行日 2023/08/01 | 掲載終了日 2023/08/31

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内容紹介

本当の敵は、どこにいる?

2021年9月11日午前8時46分、国会議事堂に無人偵察機が墜落・炎上した。

同時多発テロから20年後のこの日、誰が何を目的にテロを起こしたのか? そしてなぜターゲットは日本なのか――。奇しくも同じ日、アメリカが国際指名手配するイスラム過激派テロリスト・赤星瑛一が警視庁に出頭してくる。このままではCIAに暗殺される、身の潔白を証明させてほしいと保護を求めてきたのだ。警察はテロ犯の疑いをもって赤星の身柄を拘束するも、その後も次々とサイバーテロが発生、取調室の赤星は「神の裁き」だと繰り返すばかりで犯人像はまったく掴めない。首相官邸、防衛省、警察庁は一枚岩になりきれず右往左往、具体的な対策を打ち出せないでいるうちに、東京の電力供給がストップ、国民生活にも被害が及び始める。大混乱の最中、追い打ちをかけるように北朝鮮のミサイル発射を知らせる警報が鳴る・・・・・・。

突如訪れた国家と世界の危機に、「平和の国」日本はどう立ち向かうのか。

本当の敵は、どこにいる?

2021年9月11日午前8時46分、国会議事堂に無人偵察機が墜落・炎上した。

同時多発テロから20年後のこの日、誰が何を目的にテロを起こしたのか? そしてなぜターゲットは日本なのか――。奇しくも同じ日、アメリカが国際指名手配するイスラム過激派テロリスト・赤星瑛一が警視庁に出頭してくる。このままではCIAに暗殺される、身の潔白を証明させてほしいと保護を求めてきたのだ。警察は...


おすすめコメント

日本の国会にテロ攻撃、これが現実離れした出来事と思っていられるのも始めのうちだけ。例えば本当にミサイルが飛んできたとして、日本政府は対処できるのか……、当たり前に思える日本の平和の危うさを突きつけられ、物語と現実がシンクロしていく感覚がありました。総理官邸・警察庁・防衛省の縦割りによって生じる日本政府内の不協和音から、混乱が続く中東情勢までを骨太に書き上げていながら、それでいて読んでいて叫び出したくなるほどのスリルがあり、予想していなかった展開も待ち構えている一気読みの小説! 自衛隊の駆けつけ警護と日報問題をテーマに据えた社会派ミステリ『インソムニア』でデビューした辻寛之さんの、真骨頂というべき作品です。(担当編集M.Y)

最高のエンターテイメントがここに誕生!テロが起き、究極の選択肢を迫られる政府! そのカギを握っているのは誰か? 誰が犯人なのか? 世界を巻き込んだサイバーテロが起きた理由は? それを止めることはできるのか? 手に汗握るノンストップエンターテイメント!これは実際に起こりえる身近な戦争だ。武器をもたないより冷徹な戦争がおこなわれようとしている。(営業 M.T)

日本の国会にテロ攻撃、これが現実離れした出来事と思っていられるのも始めのうちだけ。例えば本当にミサイルが飛んできたとして、日本政府は対処できるのか……、当たり前に思える日本の平和の危うさを突きつけられ、物語と現実がシンクロしていく感覚がありました。総理官邸・警察庁・防衛省の縦割りによって生じる日本政府内の不協和音から、混乱が続く中東情勢までを骨太に書き上げていながら、それでいて読んでいて叫び出した...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784041109090
本体価格
ページ数 400

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NetGalley会員レビュー

イスラム過激派テロリスト容疑者として、アメリカへの引渡しを要求された
日本人。
彼を護送する直前、国会へ飛行物の衝突や空港のシステムダウンさらに都内への電力供給元へのサイバー攻撃。
テロリストからの要求は
容疑者の日本人をアメリカへ渡さずに彼の身柄を安全に確保すること。
国はテロには屈しない。
国民の犠牲なくこの難局を打破できるのか。

終末のアリアを読むと
日本がよく言われる平和ボケを強く感じたのと、平和とはそこら辺に転がっているモノではないと実感。
テロと中東の緊張感
神の名のもとジハード
戦いと復讐の連鎖
噛みしめるように読みました。
小さな幸せから、大きな平和へ。
願わずにいられない。

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