老いの地平線 91歳 自信をもってボケてます
樋口恵子
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刊行日 2023/07/31 | 掲載終了日 2023/09/22
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内容紹介
「老いの地平線」には何がある? 東北大学の脳科学者・瀧靖之教授から「樋口さんの生活・習慣は、脳によいことばかりです!」と絶賛された、5月に91歳を迎えた評論家・樋口恵子さん。「老いても老いても、果てがない。何歳になっても老いは続く」とは樋口さんの談。2人の夫を見送り、80代で家を建て替え、乳がんの手術をし、今なおヒット本を連発。月刊誌で新連載もはじまった。介護保険制度の改正へも目を光らせる。猫と暮らす樋口さんの普段の暮らしから「脳によい8の習慣」「91歳が安心して住める家実例」「100歳へ向けて 人生アルバム」を巻頭グラビアで紹介。また、「老い方、ボケ方、人生いろいろ」「多病息災 百歳確実」「91歳、本当はひとりでも大丈夫じゃない」など痛快新作エッセイも多数掲載。この本を読めば「老いの地平線」=最晩年まで脳を育て続け、ボケすぎずに社会とつながり、大夢を画(えが)いて笑って生きられる!
おすすめコメント
著者:樋口恵子(ヒグチケイコ)1932年生まれ、東京出身。東京大学文学部卒業。時事通信社、学習研究社勤務などを経て、評論活動に入る。東京家政大学名誉教授。同大学女性未来研究所名誉所長。NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事長。内閣府男女共同参画局の「仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会」会長、厚生労働省社会保障審議会委員、地方分権推進委員会委員、消費者庁参与などを歴任。『大介護時代を生きる』『老~い、どん!② どっこい生きてる90歳』『老いの玉手箱』『BB(貧乏ばあさん)の逆襲』など著書多数。
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出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784074555222 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
ページ数 | 208 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
初めて樋口さんの書籍を拝読いたしました。90歳などまだまだ先だと思ってはいましたが、いやいや、光陰矢のごとし、あっという間にアビバではないですが、自分も高齢者の一員にいつかはなるのだと思っています。それにしても90歳までお元気で執筆もしてしまうという元気さは、本当に素晴らしい!それに。84歳で家を建て替えるというのも本当に素敵です。人は年をとることに、恐れおののき、本当に不安になるものですが、年をとることはあがなえないものなので、仕方ないとあきらめ、ただその過程を少しでもゆるくしなくては、いろいろなことを知っておき、周りを助けて、周りに助けられて、みんなで力を合わせて生きていきましょう!とそのような気持ちにさせてくれる一冊です。樋口先生がいらっしゃれば尚更ですが、このような書籍を囲んで、読書会、高齢者の方、また年をとることに不安を感じている方の読書会などできたらいい社会だなと思います。
樋口恵子先生の明るく、前向きな生き方に、女性ももっと社会に出て、うまく制度を利用しながら生きていく指針のようなものを感じました。
老いは皆くることだけれど、どう生きるか等、自ら選び、進んでいく後押し、エールを受けているかのようでした。
年をとることは誰にとっても避けられないこと。でも著者のように前向きに受け止めて自分らしく生きることができれば、老いていくのも楽しめそうです。
オシャレで若々しい著者の生き方に憧れるのはもちろん、著者のようにアクティブに自然体に生きたいと思いました。
脳に良い生活習慣のヒントもいっぱい。今70代の母にも勧めてみたいと思う、素晴らしいエッセイでした。
◇いつまでも面倒かけてよ、じいちゃん。
頑なに一人で生き続ける、我が家のアルムおんじが心配で、一体どんな気持ちなんだろうと思い手に取りました。
老いること・死ぬこと、誰しも一度は考えるけど、いつ来るのかはわからない。普段はよく考えてないけど、でもいつか必ずやってくることだよなあ、と。自分事にはならない年齢ではありますが考えさせられました。
怖がるでもなく、もういいやと自棄になるでもなく、このタイトルは現在進行形で老いを経験している作者だからこそきわめてフラットに、かつ現実的に書かれていると思います。
中でもしっくりきたのは、ピンピンコロリは幻想だということ。生きている間だけでなく死ぬ時までも誰かの手を借りなくてはならないということです。迷惑かけたくない、というのはエゴでしかないのかも。厳しいことかもしれませんがそう思いました。年取ったいつかの自分にとっても覚えておかなくてはならないことだと思います。
煩わしい人間関係の断捨離がうたわれる世の中ですが、やはりこの先の人生も人とのつながりは大切にしなくてはならないようです。それは生きている間だけではなく…もちろんあの世にお世話になる時でもね、ということです。
だからこそ複雑で、だからこそ生き辛いし、死に辛い。作品を読んで一筋縄ではいかない世の中になったと実感しました。でも作者は「人生いろいろあらぁな」と言っています。そのくらいフラットに捉えられています。人生いろいろあらぁな。おまじないにして生きていきたいです。
面倒かけながら生きていく。これはお互い様。絶賛老い道中にいる祖父だけでなく、いつか老いる私たちにとっても、別に恥ずかしいことではないんだと。この作品を読んでの発見でした。
樋口恵子さん、今は亡き私の父親と同じ年だと分かりました。どおりでずっとご活躍を目にしていた訳だと思いました。でも介護保険という制度の作成に関わっていらっしゃったという事は知らず、大変失礼しましたという感じです。父も大病を患ってから、すぐに介護認定を受けられて、訪問介護により、母と私とで自宅で看取る事が出来ました。家にいながらにして、病人用のベッドを介護保険に支えられながらレンタル出来たりと、本当にありがたい制度だとしみじみ思いました。本書を読んで、まだまだ若いとおっしゃられる私の年齢を、もっともっと楽しまなくてはと思いました。ピンピンコロリとはいかないし、病を持ちながら生きていくというのも、大病を患った事があるので良くわかります。今でも運動をして、ヨタヘロ期になっても、くさらず今の自分を受け入れながら、明るく生きていく樋口恵子さんの姿に元気をいただきました。まだまだひよっこの私も、最近では、自分の失敗をすべて年のせいにして、くさっていましたが、自分の年も受け入れつつ、まだまだ長い人生を、前向きに生きていかねばと身に染みました。上野千鶴子さんとの対談も、とても興味深く読みました。専業主婦の私には耳の痛い話もありましたが、義理の母と実の父の介護は、確かに私の役割でした。まだまだ元気な母は、近くですが1人暮らし。樋口恵子さんよりは少し若いですが、この本を教えてあげようと思っています。