CRISPR〈クリスパー〉ってなんだろう?

14歳からわかる遺伝子編集の倫理

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刊行日 2023/08/25 | 掲載終了日 2024/01/15

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内容紹介

遺伝学の基本と遺伝子のしくみ,遺伝子編集がどんなものでCRISPRはどのように働くのか,遺伝子編集を利用すると何が起こるのかを,やさしいタッチのイラストで図解.さらに,この技術の応用面を病気や食料などを例にしながら取りあげる.囲み記事「止まれ(STOP)」,「すすめ(GO)」,「徐行(YIELD)」では,遺伝子編集の長短所について,トピックをバランスよく提供し,章末の「鋭い質問」で考えさせるテーマを投げかける.より深く知るためのトピックやコラムも充実.

中学生以上で習う漢字にはルビをつけてあります.

遺伝学の基本と遺伝子のしくみ,遺伝子編集がどんなものでCRISPRはどのように働くのか,遺伝子編集を利用すると何が起こるのかを,やさしいタッチのイラストで図解.さらに,この技術の応用面を病気や食料などを例にしながら取りあげる.囲み記事「止まれ(STOP)」,「すすめ(GO)」,「徐行(YIELD)」では,遺伝子編集の長短所について,トピックをバランスよく提供し,章末の「鋭い質問」で考えさせるテーマ...


出版社からの備考・コメント

【目次】
第1章 遺伝学の世界に飛びこもう
第2章 ゲノムを書きかえる
第3章 より良い血
第4章 突然変異体の蚊
第5章 がんは過去の病気?
第6章 完璧なじゃがいも
第7章 健康によい肉
第8章 死への勝利
第9章 強化された人間
第10章 未来に向き合う
訳者あとがき
参考文献
もっと詳しく知りたい人への読書・情報案内

【目次】
第1章 遺伝学の世界に飛びこもう
第2章 ゲノムを書きかえる
第3章 より良い血
第4章 突然変異体の蚊
第5章 がんは過去の病気?
第6章 完璧なじゃがいも
第7章 健康によい肉
第8章 死への勝利
第9章 強化された人間
第10章 未来に向き合う
訳者あとがき
参考文献
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おすすめコメント

遺伝子編集の入門書で,遺伝学,遺伝子編集,CRISPR技術の基本から応用とリスクまでを解説しています.具体例とイラストを交えて読みやすく,議論をよびそうなトピックもバランスよく紹介されています.専門用語もていねいに説明され,興味深いテーマを詳細にまとめた中立的なイラスト絵本となっています.

遺伝子編集の入門書で,遺伝学,遺伝子編集,CRISPR技術の基本から応用とリスクまでを解説しています.具体例とイラストを交えて読みやすく,議論をよびそうなトピックもバランスよく紹介されています.専門用語もていねいに説明され,興味深いテーマを詳細にまとめた中立的なイラスト絵本となっています.


販促プラン

中高生(ヤング・アダルト)向けの本ですが,大人が読んでも十分に読み応えがあります.書店では,科学一般として扱っていただきたいと思っています.

中高生(ヤング・アダルト)向けの本ですが,大人が読んでも十分に読み応えがあります.書店では,科学一般として扱っていただきたいと思っています.


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784759823448
本体価格 ¥2,000 (JPY)
ページ数 136

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

本書は、遺伝子編集技術について、その可能性とともに解説したものだ。今の主流であるCRISPER-Cas9について紹介している。一口に理系といっても、生物関係と数物系の間には共通な部分もあるが、障壁も大きい。例えば私の専門は電気工学だが、いくら理系と言えども完全に畑違いの本書をすらすらと読むわけにはいかない。しかし、何度か読み直しているうちに、そのエッセンスは理解できるものと思う。このような本が多くの人に読まれることによって、わが国では縁の下の力持ちとみなされる理系の世界にも光が当たって欲しいものだ。

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クリスパーというものについて、
図解も含めてできるだけ分かりやすく書いてありました。

遺伝子関連の本として、最先端技術のことが詳しく、その長所も短所も、そしてこれからについても、よく書かれていると思いました。

中学生に購入したいと思います。

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ゲノムってなんでしょう?

「DNAが遺伝子をつくりあげ、遺伝子が染色体をつくりあげ、染色体がゲノム全体をつくりあげ、それが私たちの発達や成長、活動に必要なタンパク質をつくりだすための取扱説明書のような役割を果たす仕組み」(P10)があります。

ゲノム(取説のようなもの)の説明から入り最先端のゲノム編集ツールCRISPR-Cas9を紹介している一冊です。
人間の血、蚊、じゃがいもなどが例として取り上げられています。

大いに役立つものだけれど、倫理的にはどうか、未来の世界に影響は及ばないかという議論は遺伝子関係の研究ではずっと行われているので、新発見ではあるものの身近に感じられるものでもあります。

ちょうど偶然、遺伝子操作に関連する小説を読んでいたのでますます身近なものになってきていることを実感しました。

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仕事(翻訳)に必要とのことで、数年前に大学教養程度の生物から数冊読みました。理系でも生物は取れなかったのでその分の復習もかねて。育種についてはサイエンスカフェにも出て、楽しく話を聞きました。この本と似たようなことも言っていましたね。

ポテチ好きとしては、じゃがいもとアクリルアミドの話を知らなかったと思います。マラリアの話やGMOの表示(CRISPRの場合)は読んだことがあるかもしれません。ある程度生物が分かっている人がゲノム編集を勉強するのにいい本だと思いました。

1点マイナスは中身ではなく、色合いや字の詰め方が目の弱い人間にはちょっときつく、拡大が面倒な箇所があったからです。

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この本は、遺伝子工学の基礎とその社会的影響に興味がある人に最適です。
遺伝と遺伝子工学の基礎がわかりやすく詳しく説明されています。 この本には美しいレイアウトがあり、カラフルな絵がたくさんあります。 学習が楽しくなります。
後の章では、具体的な例と専門的な分析を用いて、遺伝子工学に関連する道徳的問題について説明します。

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CRISPRの技術とその意義、影響について、生化学の基礎から分かりやすく説明されています。例えば、遺伝子ドライブを使ったノックアウト蚊集団の作成やスーパーT細胞の作成など、知らなかったことがたくさんあり、勉強になりました。医療だけでなく食糧にも大きく影響する技術で、今後無関係ではいられないことがよくわかりました。
また、新しい技術を使う上でのメリット・デメリットを多面的に議論している部分はとても考えさせられます。背景知識を丁寧に説明していることから、中高生のディベートの材料としても使いやすいのではないでしょうか。
とても勉強になり、考えさせられる一冊でした。

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