与える人になりなさい　じいちゃんと僕たちの、フルーツサンド行進曲

赤字3000万円からの成長物語。“無駄な努力なんてない”。”お客さんのために妥協しない”。”仕事は旬のうちに、1日でも早くを意識”。”やる前から諦めるのではなく、人から提示されたこと・頭に浮かんだことをまずは挑戦してみる”。”どうせやるなら日本一を目指す”。その姿勢が顧客満足度を高め、自身の”仕事のやりがい”にも繋がっていく。

　『フルーツサンドには 、人生の大切なことがすべて詰まっている。(p.2)』
この言葉通り、ビジネスや人生において大切なことが凝縮された作品。悩んだとき・行き詰まったときはもちろん、当書を読む全ての人に、生きていく上でのヒントを与え、後悔しない生き方について考える機会をくれる。例えば、今の自分(会社)に足りないものは何か・目標達成に向けてやるべきことは何か・成功を遂げるためには何が必要なのか・良い人間関係を築くために大切なことは何か、など。

たとえどん底にいたとしても、諦めずに努力を重ねることによって、成功を遂げることができるかもしれない。読了後には、このような前向きな気持ちになり、生きる希望と喜びを与えてくれる。そして、大山社長の御祖父様の教えが温かく、読者の背中をも押してくれる。そんな魅力を持つ作品でした。

赤字のスーパーの新社長になって、信念を持って前向きに人に関わっていく姿を描いてました。
信念を持って行動するってとても大切ですが、かなり大変なことも多いと思います。
困難にぶつかっても諦めずに考えて行動し続けるには、家族や仲間の支えもあるからかもしれません。
特に要所要所のおじいちゃん存在がほっこりしました。
根底には「人の喜ぶ顔が見たい」と言う、温かさと優しさがあるから、周りの人々から支えられ、この道のりを歩いてきたんだろうなぁと感じました！
ありがとうございました。

商売、うまくいくときだけじゃない。

社長になった瞬間に3000万円の負債を背負う。
悩んだとき、立ち止まったとき、
おじいちゃんの言葉が心の指針となる。

ストーリー仕立てなので読みやすい。

レビュー遅くなりました。
お恥ずかしながら、大山社長を存じあげず読み始めた本でした。
読み終わってまず思った事、明日からの毎日を悔いなく送ろうと…
家族、仕事、出逢う人・物。
自分自身、今までも適当に過ごしてきたとは思っていませんが、更にこれからの日々の生活が前向きになれる一冊でした。
読み終わった私は、ネットでフルーツサンドの情報を調べてました。