さだまさしが聞きたかった、「人生の達人」タキ姐のすべて

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刊行日 2023/10/04 | 掲載終了日 2023/10/03

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内容紹介

読むと元気がもらえる、ソウルフルな一冊!

淡々と飄々と、そして凛として生きる。

そんな彼女が伝える、とらわれず自由に生きるヒント。

本書は、デビュー50周年を迎えたさだまさしさんが、長年敬愛してやまない「タキ姐」こと加藤タキさんに、聞いてみたかったことをすべて聞いてみた対談本です。

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加藤タキさんは、1945年、父・勘十、母・シヅエのもとに生まれます。両親は翌年、戦後初の衆議院選挙に立候補・当選し(シヅエさんは女性初の代議士のひとり)、以降、日本を代表する社会運動家・代議士として活躍。

タキさんは米国留学後、タイム誌東京支局勤務を経たのち、モンキーズの通訳を手始めに、ショービジネス黎明期の1960年代末-80年代の日本でアーティスト・コーディネーターという職業を自ら切り拓きます。そしてオードリー・ヘプバーン、ソフィア・ローレンをはじめ世界的な大物アーティストたちから絶大な信頼を得て活躍。その後子育て・介護などで第一線は退きますが、その後も著述・講演・ボランティアなど幅広く活動、78歳のいまも、淡々と飄々と、そして凛として生きています。

そんな彼女がとらわれず自由に生きるヒントを伝えます。


【おもな内容】

第1章 年齢にとらわれない生き方
エレガンスの秘訣  /喜怒哀楽すべてが感動  /社交ダンスは67歳、シャンソンは75歳から始めた  /この年齢では待っていても何も来ないもの  /自分を省みない人は美しくない …etc. 

第2章 ふたりの歴史
『関白宣言』がきっかけに  /偲ぶ会でずっとかけ続けた『勇気凛凛』  /シヅエ先生に『偶成』を聴かせたかった  /悔しいという思いで英語を身につけた …etc.

第3章 世界のスターに学んだこと
ヘプバーンほど素敵な女性はいない  /ソフィア・ローレンの短い爪に母性を感じた  /シナトラはステージに上がるとき、左足から出る  /ディートリッヒの孤独  /マイケル・ジャクソンが作った一つの宇宙  /「あなたはまだ自分の良さをわかっていない」 …etc.

第4章 男と女
理想通りにいかなかった最初の結婚  /離婚パーティー  /存在自体がユーモア …etc.

第5章 世代を超えて
いつも間違っているかも、と思う  /親子で会話する大事さ  /息子をコーディネートしてしまう母  /人それぞれの育ち方  /「あなたはどうしたいの?」を何度でも繰り返す  /「春の海の心」 …etc.

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著者/加藤タキ(かとう・たき)
1945年東京都出身。コーディネーター。父の加藤勘十、母のシヅエはともに翌46年、戦後初の総選挙で当選(母シヅエは女性初の国会議員の一人となる)。日本大学芸術学部造形科中退後、米国へ留学。米国報道誌勤務を経て、ショービジネスの世界へ。オードリー・ヘプバーン、ソフィア・ローレンをはじめ、海外トップスターのCM出演交渉や音楽祭など、国際間のコーディネーターの草分けとして活躍。現在は、テレビ、講演、各種委員、著述等、幅広く活動。また、104歳で天寿をまっとうした政治家・社会活動家の母・シヅエの精神を語り継ぐことを、使命の一つとしている。国際NGO AARJapan[難民を助ける会]副会長など、ボランティア活動にも励む。67歳で「社交ダンス」を本格的に始め、さらに75歳から始めた「シャンソン&カンツォーネ」では青木FUKIに師事。共に、発表の場を重ね研鑽に努めている。

著者/さだまさし
1952年長崎県出身。シンガー・ソングライター、小説家。73年フォークデュオ・グレープとしてデビュー。76年ソロ・シンガーとして活動を開始。『関白宣言』『北の国から』など数々のヒット曲を生み出す。ソロデビュー以来、通算4600回を超えるコンサートのかたわら、小説家としても『解夏』『風に立つライオン』などを発表。またNHK『今夜も生でさだまさし』のパーソナリティとしても人気を博している。2015年、一般財団法人(現公益財団法人)風に立つライオン基金を設立。様々な助成事業や顕彰事業、被災地支援事業を行っている。22年10月25日、デビュー50周年を迎え、現在アニバーサリー・ツアーを開催中。

読むと元気がもらえる、ソウルフルな一冊!

淡々と飄々と、そして凛として生きる。

そんな彼女が伝える、とらわれず自由に生きるヒント。

本書は、デビュー50周年を迎えたさだまさしさんが、長年敬愛してやまない「タキ姐」こと加藤タキさんに、聞いてみたかったことをすべて聞いてみた対談本です。

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加藤タキさんは、1945年、父・勘十、母・シヅエのもとに生まれます。両親は翌年、戦後初の衆議院...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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出版情報

ISBN 9784065336014
本体価格 ¥1,700 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

デビュー50周年のさだまさしは、「歌」もいいが「しゃべり」が圧倒的に巧い。さすが落研出身だ。起承転結がきちんとしていて、登場人物が生き生きとしていて、そしてきちんとメリハリのあるエピソードをいくつも持っていて、全国を巡るライブステージの地域や客層に合わせて日々、披露しているから最強だ。客に合わせてエピソードを選ぶあたり、これも落語に通じるものがある。
一方の対談の相手である加藤タキについての私の知識はほぼゼロだ。グレーヘアの文化人、ワイドショーのコメンテーターでよく見るくらいの浅い知識しかない。
そんな2人は「タキ姐」「まさし君」と呼び合う仲の良さであり、珍しくさだまさしが聞き手側に回って対談が進んでいく。知らないことが多くて非常に興味深かった。
日本は比較的平等な社会なので、あまり階級はない。しかし生まれついた家によっては、確実に階級がある。いわゆるハイクラスの人は、ハイクラスの家庭に生まれ、生活の中で自然とハイクラスのセンスを身に付け、そしてハイクラスの人たちとの交流、人間関係の中で生きていく。このアドバンテージは生まれながらのものだから羨んでも仕方がない。ハイクラスとは、単に「お金がある」ということではなく、生活環境の「意識が高い」「センスがいい」ということだから、ハイクラスの人生には、それはそれで困難もきっとあるはず。
そもそも浅学にして、加藤タキが加藤シズエの娘ということも知らなかった。そして日本初の外国人タレントのコーディネーターであることも初めて知った。その活動も半生もものすごく興味深い。そして夫は建築界の名門・黒川家の一族だ。夫との結婚の経緯もサラリと話しているが、ちょっと意外。ハイクラスの苦労は、われわれの苦労とはどこかレベルが違っている気がする。
しかしその話に全くイヤミはない。それが真のハイクラスということだ。しかも聞き手の聞き出し方が巧いので、全くイヤな感じがしない。感心させられるばかりだ。
この対談は2日間、わずか6時間で行われたものだという。深く知り合う2人だからこそ、この短い時間で本音のところまで話を聞き出せたのだろう。
いやあ、人の人生は面白い。特に、哲学をきちんと持っている人の話はほんと、面白い。

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タキ姐こと加藤タキさんをさだまさしさんがインタビューされているのですが、愛にあふれた対談で、知らなかったお二人の誕生から今までのことが、しっかり書かれた本でした。
両親の影響、人との縁、それぞれの考え方や生き方、どれも興味深く、聞けて(読めて)良かったです。

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加藤タキさんという女性を通して、加藤シヅエさんのプライドを見た気がした。
「母から教わったことだけど」と前置きしてタキさんが語る言葉が、胸に染み入る。背筋がピンとなって、「しっかりしよう」と気合いが入る。
特に「毎朝、心の洗濯をする」のは、習慣として取り入れたいと思った。
タキさんは、ご両親の遺影に向かって、「おはよう。今日も1日ありがとう。見守っててね。…実はこういうことがあってね…」というように対話をしているそう。そうすると、もう一人の自分が、お母様の言葉で返事をしてくれる。
日々のモヤモヤをそこで客観的に見て、スッキリしてから1日を始める。
「客観的に考える」ことを習慣づけるにはピッタリな方法だと思った。

さだまさしさんのゆるーい感じのトークで、とても読みやすい。そして、そのゆるい空気の中で語られる言葉には、先人の知恵がたくさん詰まっている。今は亡き偉大な人たちの言葉を語り継いでくれる人がいることが、いかに貴重で有難いことかをひしひしと感じた一冊。

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発表後、世間的にはかなり叩かれたさだまさしの「関白宣言」を支持してくれたことによる加藤シヅエ代議士との交流が始まり、その娘の加藤タキの生き様をつぶさに見て来たものを2日間、6時間に渡るインタビューでまとめたもの。

「あなたはどうしたいのか」を常に問うといった人生訓が出て来るが、これは「あなたはどう思うのか」といった問に答えられる様にするのと通じる気がする。日本人はとかく他の人がどうしているかを気にすることが多いので考えさせられる。

加藤タキが単なる通訳ではなく、コーディネーターとしての役割を果たす様になるのがこの本を通じて良く理解できる。また、来日時のエピソードから、オードリーヘップバーンを始めとしたビッグスターの人柄が知れるのも楽しい。ただ、これだけの経験と才能の持ち主でありながら、最近はあまり英語を喋っていないので通訳をしてくれと依頼されても自信が無いというのには少々驚かされた。勿論、日常会話やメールなどは全く問題ないのだろうが、やはり通訳のプロとしての自覚とプライドが許さないのかもしれない。

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シズエさんから「お前は気が利くから、何でも先回りしてやってしまう。それでは子どもはちゃんと育たない。手を出さずに我慢することを忘れないように。」と言わたというタキさん。凄いですよねぇこの親子。そういうことをキチンと話し合える家庭ってどのくらいあるのかしら。

 子どもの将来を気遣うのと過干渉なのは紙一重。学校も社会も過干渉になってしまうのは、そこにも原因があるのかもしれません。

 この親子も、さださんとタキさんも、そうですけど、実直に話をすることができる人がいるというのは、とても大切だし、羨ましいことだなと思いました。

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対談ということもあり、さだまさしさんと加藤タキさんが頭の中で喋っているかのように感じてしまうほど心地よく読めました。
そして、至る所に刺さってくる言葉の数々。
私としては「子育て中に出会えてたら」と思う言葉も多く、娘にも読んで欲しいです。
元気をもらえる言葉が詰まっています。傍に置いて、折に触れ読み返したい本になりそうです。

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「関白宣言」が大ヒットした時に女性蔑視と世間からバッシングを受けた歌手さだまさしさんを当時強く支持し励ましてくれた代議士の加藤シズエさんとのご縁で仲良くなられた娘さんでコーディネーターの加藤タキさんの人生模様の数々のエピソードをインタビュー形式で綴った対談記録の貴重な一冊ですね。本書を読んで思うのは内容もさることながら2023年現在の御年78歳のタキさんと71歳のさださんの記憶力の確かさとお達者でいらっしゃる事に感心すると同時に本当に羨ましくもなりますね。今現在のお元気の秘訣や過去の話は誠に為になります。さださんの軽妙洒脱なおしゃべりで場が和んで心が安らぎますし今は亡き偉大な先人の方々との思い出話もとても参考になり今後の長い人生を生きる指針にもなりますね。外国の映画俳優やミュージシャンの人間性をうかがい知る事が出来て人生の道標となる本書をぜひ多くの方にお読み頂きたいと願う永久保存版の一冊ですね。

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