ねこもおでかけ

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刊行日 2023/12/04 | 掲載終了日 2023/09/30

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内容紹介

うちのかわいいねこは、家の外でいったい何をしているの?

小学生の男の子、信ちゃんが公園で捨てねこを拾い、保護して、育てる。
ねこの秘密を探っていくまでの1年間の子ねこドキドキ成長物語。

野球帽にすっぽりはいるくらい小さい茶トラの子ねこは、「トラノスケ」と名づけられる。
ラブラドールのでっかいけれど気の弱い犬の「ダン」と、優しい男の子、信ちゃんと暮らすようになる。

ある日、信ちゃんは、子ネコのトラノスケの鳴き声が<まってたんだよー>ときこえた、ような気がした。
これって空耳? 不思議なことが起きるエブリディ・マジックな物語。

●他者の気持ちに寄り添う、あたたかい心を育てる物語。<小学3年生以上対象>

巻末に猫大好き作家&画家の「ねことなかよくなる」スペシャルガイド付き。

※小学3年生の国語教科書(光村図書)に掲載された「もうすぐ雨に」の主人公の少年と飼いねこのトラノスケが登場する物語です。教科書で『もうすぐ雨に』を読んだ子どもたちは、もっと楽しめます!

【  カバー&掲載ゲラにつきまして  】
※カバーは最終版ではなく、原稿の挿絵は、下書きです。ぜひ本になった際には、美しいカバーデザインと、繊細なカラーの挿絵をご覧頂けましたら幸いです! 
──講談社 児童図書編集チーム『ねこもおでかけ』担当編集

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作/朽木  祥(くつき・しょう)
広島出身。被爆2世。
デビュー作『かはたれ』(福音館書店)で児童文芸新人賞、日本児童文学者協会新人賞を受賞。その後『彼岸花はきつねのかんざし』(学研)で日本児童文芸家協会賞受賞。『風の靴』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞受賞。『光のうつしえ』(講談社)で小学館児童出版文化賞受賞。『あひるの手紙』(佼正出版社)で日本児童文学者協会賞受賞。
ほかの著書に『八月の光 失われた声に耳をすませて』(小学館)、『海に向かう足あと』(カドカワ)などがある。2016年『八月の光』より「石の記憶」がNHK国際放送より17言語に翻訳されて50ヵ国に放送、東京FMからは朗読劇として発信された。
近年では、『光のうつしえ』が英訳刊行され、アメリカでベストブックス2021に選定されるなど、海外での評価も高まっている。日本ペンクラブ子どもの本委員会委員。

絵/高橋和枝(たかはし・かずえ)
神奈川県生まれ。東京学芸大学卒業。絵本に、「くまくまちゃん」シリーズ(ポプラ社)、『ねこのことわざえほん』(ハッピーオウル社)、『りすでんわ』(白泉社)、『くまのこのとしこし』『トコトコバス』(ともに講談社)、『うちのねこ』(アリス館)など多数ある。童話に「くまくまちゃん」シリーズ(ポプラ社)、『りすでんわ』(白泉社)、漫画に『火曜日のくま子さん』(中央公論新社)がある。
挿絵をてがけた作品に『月夜とめがね』(あすなろ書房)、『れいちゃんのきせつのせいかつえほん』(のら書店)『銀のくじゃく』(偕成社)、「ハートウッドホテル」シリーズ(童心社)などがある。朽木祥との共作に『とびらをあければ魔法の時間』(ポプラ社)がある。

うちのかわいいねこは、家の外でいったい何をしているの?

小学生の男の子、信ちゃんが公園で捨てねこを拾い、保護して、育てる。
ねこの秘密を探っていくまでの1年間の子ねこドキドキ成長物語。

野球帽にすっぽりはいるくらい小さい茶トラの子ねこは、「トラノスケ」と名づけられる。
ラブラドールのでっかいけれど気の弱い犬の「ダン」と、優しい男の子、信ちゃんと暮らすようになる。

ある日、信ちゃんは、子ネコのトラノスケの鳴き...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。

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販促プラン

読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お問合せをお願いいたします。       

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ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

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出版情報

ISBN 9784065338544
本体価格 ¥1,450 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

「ぼく」が優しい大型犬ダンを散歩させてると、ダンの前に立ちはだかった子猫。まるで人と話すように鳴く子猫、トラノスケ。
そこから引き込まれるように読む中で、大切な事を知ることになる。低体温症になるから子猫はいきなり洗わないことや、保護猫について、共に飼う犬には気遣いが必要なこと、などなど。
そうして、トラノスケを巡る物語が本格的に始まる。エリザベス事件から生き別れ兄弟事件。猫と人との繋がり、猫同士の繋がり。その大切さの物語。その中で「ぼく」は猫と会話できるようになっていく。猫の気持ちにより寄り添っていく。トラノスケもまた同様に。それは不思議であっても、自分が憧れている交流だった。だからこそ、この本を読む事が機会になって、人同士のより暖かな結び付きに繋がることを願う。

最後には猫と仲良くなるための豆知識つき。さらに、それに続く著者の後書きにじーんと来てしまった。猫が住む環境もまた変わってきていること、それに対する著者の思いに。
これは、猫を飼い始める子供とその家族にぜひ読んで欲しい本。そして、猫を一つとしての人(猫)格として認めたうえで可愛がって欲しい、そんな願いがこもった本。

そして、この雰囲気溢れる下書きがカラーの挿絵になった本を、実際に手にするのを、今から楽しみにしています。

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大きなラブラドール犬・ダンと散歩中の信の前に飛び出したのは、小さな猫。捨て猫らしい、この猫は、信の家で保護され、家族の一員となる。名前はトラノスケと付けられた。
読者を一気にお話の世界へ引き込む出だし、さすが朽木さんだ。タイトルにある「おでかけ」の目的も、優しさいっぱいで、温かい気持ちになる。

猫や犬の生態、飼い方などのリアルな描写と、ファンタジーの組み合わせが絶妙! 「こんなこと、あるかも?」 「いや、きっとあるよ」という気持ちになってくる。
動物を飼っているあなた、チリンと鈴の音が聞こえたら、よーく耳を澄ましてみて!

高橋さんの絵も楽しみにリクエストしたけれど、ここではまだ下描き。出版されるのが待ち遠しい! 
(筋には関係ないけれど、「おねえさん」は、高橋さんがモデル? なんて、考えるのも楽しかった♪ )
#ねこもおでかけ #NetGalleyJP

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物語を通じて猫の育て方や猫とのつきあい方がよくわかります。信ちゃんが愛犬・ダンとの散歩の途中に出会ってしまった子猫。連れて帰って飼うことになるまでの経緯は、どこの家でも起こりそうなこと。トラノスケと名付けられて、なじんでいく一方、先に飼われていたダンの気持ちを巡るあれこれには切ない一面もつきまとう。犬猫両方飼う場合の注意点とも取れそうだ。トラノスケの声を聞くことができるようになっていく信ちゃん。外に出すようになってからのトラノスケの行動には、知っておくべき猫の特徴がいっぱい。たくさんの「おでかけ」の意味があって、猫も結構忙しいものです。お互いの信頼が深まって、それが絆になっていく。愛情とは尊いものです。紙の本になったら是非高橋和枝さんの絵をしっかりと楽しみたいです。そして、教科書に載ったという『もうすぐ雨に』も読んでみたいです。

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「もうすぐ雨に」は読んでいませんが、ちょうどいい冒険とミステリー具合で、小学校中学年くらいのお子さんが楽しく読めるだろうと想像しながら拝読しました。
高橋和枝さんのかわいらしい絵が入った完成版は、さぞかし魅力的な本に仕上がっていることでしょう!

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猫好きなので、可愛らしい表紙イラストに飛びついてしまいました。
公園で拾った猫と、主人公の男の子や彼を取り巻く人々や動物たちとの心温まるストーリー、素敵でした!
巻末にある猫とのかかわり方や、著者の方の想いも良かったです。

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登場キャラクターがすごく魅力的です。ネコのトラノスケはもちろんですが、ぼくは特に犬のダンが好きです。ワフワフと笑ってそう。そしてモフモフの毛をゆっさゆっさ揺らして喜んでそう。
そういう魅力が読んでる間に育っていくのです。
ネコを飼うためのマナーとかそういうのではなく、そのネコと仲良くなること、理解していくこと。
これは人に対しても同じなのかもしれないなと思いました。
違うもの同士が幸せになる為の話なのかなと。

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猫との暮らし方にについてそれこそ「このごろの風潮」との差異が気になりますが…お話、挿絵共に定評のある方々による作品ですし、犬と猫の多頭飼いの実態はもちろん、動物たちが大人、子ども関わらず人間に与えてくれる温かい感情が、わかりやすい言葉で描かれていました。購入するご家族、学校、もちろん図書館も多いと思います!
ただ、個人的な思いですが、我が家で飼っている猫が脱走してしばらく帰ってこなかったら、と想像すると正直、胸が張り裂けそうになりました。
作家さんたちが夢見る「安全で平和な世界」が来ることをもちろん私も願っていますが……現状では、その素敵な未来の実現は遠そうです。
人口減少の激しいど田舎に住んでいますが、そんな地域でも、猫を飼っているお家のお子さんたちと話すと猫は室内で飼うもの、と自然に思っていることがわかります。

子供たち手渡すときは、後書きまでしっかり読んでね、今現在は残念だけど飼い猫がお外を散歩することはお勧めできないよ、とお話ししようと思います。

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さつきの花のさくころ、小学生の信ちゃんが公園で子猫を拾う。
その猫に、とらのすけと名前を付け、家で飼うことになる。
しばらく、家の中だけで飼っていたけれど、ある日、とらのすけが窓の外をじっと見ているので、外に出したら、なかなか帰ってこなくなる。
帰ってきても、すぐにまた出かけてしまうので、信ちゃんは、どこに行ってるんだろうと後を追う。

ほのぼのとした物語。
信ちゃんが猫の言葉を理解できたり、登場人物がみんないい人だったり、こうだったらいいなという理想的な世界がここにある。
とても暖かくて、わたしは好きな話。
でも、これを小学生が読んで、「うちの猫と知り合いだから」と見知らぬ人の家に上がり込んでしまったら、ちょっと怖いな、と現実的なことを考えてしまった。

猫の飼い方ではない、猫との接し方、友だちになるための方法などが、わかりやすく書いてあって、猫に興味を持つ読者が増えるだろうなと思った。

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飼い犬ダンと散歩に行った公園で、ねこを拾った主人公の男の子、信。家族の許可も得て、飼うことができるようになり、名前はトラノスケに決まった。その時、信にはトラノスケの声が聞こえた気がした。その後も、時々トラノスケの声が信には聞こえる場面があり、それくらいトラノスケと信がお互いの気持ちをよみとっているのが、微笑ましい。さらにタイトルにもなっている「おでかけ」だが、このトラノスケのおでかけの理由がとても良かった。それを探り当てた信の態度も優しい。ねこにも外出する「ご用事があるのよ」という家族の言葉もいい言葉だなと思った。巻末のページで、作者のネコ愛もより強く伝わってくる作品だった。

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朽木祥さんの名前を拝見すると、かはたれ、たそかれ、をまず思い出す。深く静かに心に残る絵本たち。そして被爆2世として生涯とりくまれるであろう、広島のこと。朽木さんの名前を目にすると、今度はどんな本を書かれるのだろうと、自然に心が動き、手にとらずにはいられません。

小学生の主人公が、ある日公園で運命的な出会いをした子猫。うちにはすでに先住犬がいたのだけれど、家族みんなで考えて、子猫と一緒に暮らすことになる。
猫と僕と家族と犬と、そして猫とつながる、さらに今まで知らなかったつながり。

私が拝読させていただいたのは、まだ挿し絵が完全に出来上がっていないゲラの状態での下書きでしたが、生き生きとした線で、十分に堪能できたのが、不思議です。

今まで気にしたことが無かったことに、つながりに、気付かされる。あったかい気持ちになります。

どんなに美しい挿絵と共に書店に並ぶのだろうと今から楽しみです。

猫好きにも、犬好きにも。全ての皆さんへ。

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アメリカに住んで18年、飼い主さんと散歩している猫も、街中を自由に歩いている猫も見かけないので、猫というものは家の中で過ごすものか、または施設で保護されている猫がほとんどなんだと思っていました。この物語に登場する茶トラの子猫は公園で犬のダンを散歩中の「ぼく」に拾われて家で飼われることになったのですが、「トラノスケ」と名付けられたこの子猫は外が大好き。どうやら「ねこのご用」があるようで、家族は心配なのでネームプレートをつけた青いくびわをつけました。そしてある時「エリザベスじけん」があり、「ぼく」は色んな推理を働かせるのですが。。。「ぼく」が「トラノスケ」と会話をしながらお話が進んでいくのも面白かったし、「トラノスケ」が「ご用」で色々動き回るのも何だか新鮮でした。猫を飼ったことはないけれど、猫も自分の世界を持っているんですね。また、犬のダンが「トラノスケ」にちょっと嫉妬してしまうのは、下の子が生まれて家族が赤ちゃんにかかりっきりになって寂しくなってしまう「おねえちゃん」「おにいちゃん」の感情にも似た感じがしました。巻末の「ねことなかよく」なるための「ねこ豆知識」にはなるほど、と思いました。カラーの挿絵も楽しみです。

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かわいい。心の交流が本当のことかな?妄想かな?と、ちょっと悩むのもいい。生き別れのきょうだいとの再会も、エリザベスのエピソードも、確かに猫には猫の用事があるんだろうなぁと納得してしまう。感情の高まりや揺さぶりはなく、ヒュッと終わってしまったけど、この穏やかさは優しい。

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小学生の男の子・信ちゃんが公園で拾った捨て猫・トラノスケを家族に迎え、先住の犬家族と全然違う猫との暮らしに驚いたり、猫の秘密を探ったり、猫きっかけに人と交流する姿を描いた物語。巻末の著者の言葉のように猫の安全のため飼い猫の室内飼いが今は主流なので、トラノスケのように気ままに出かける猫を現実社会見かけたらちょっとモヤっとしちゃうけれど、物語の中でなら大丈夫。生き別れた兄弟と巡り会ったり、寂しい気持ちだったおばあさんに寄り添ったりするトラノスケの姿が微笑ましかった。捨て猫に対する両親の反応や、悩める信ちゃんに助言してくれる大人たちの姿がリアル感あってとても良かった。猫を飼っていない猫好きなので、たまによその猫や猫カフェの猫と触れ合う時にあまり猫に好かれないタイプなので、高橋さんの「ねことなかよくなる」スペシャルガイド参考にさせてもらいます。 「絵が高橋和枝さんだ!」と喜んでリクエストしたので、挿絵が下書きの状態だったので最初ちょっと残念な気持ちになったが、よく考えるとラフ画を見れることの方が貴重だなと考えが変わった。貴重な機会をありがとうございました。

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