ふしぎな図書館とてごわい神話

ストーリーマスターズ4

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刊行日 2023/09/12 | 掲載終了日 2023/10/09

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内容紹介

先生にいじめられ、不登校になってしまったギフテッドの守。

理不尽が許せない守はある日、ふしぎな美少女から理不尽だらけの物語『ギリシャ神話』を「正しく」直すことを頼まれる。

神々の、傲慢で自分勝手な行動に怒っ
た守は、神々の行動を正すべく、物語を変えていくが……。

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-★-★ 担当編集者より ★-★-

子どもたちが、魔王グライモンにめちゃくちゃにされた物語を、著者であるストーリーマスターズ(世界図書館の司書)といっしょに、直し、元の物語に戻していくストーリーマスターズシリーズ第4弾!
「銭天堂シリーズ」の著者・廣嶋玲子先生が、子どものころ、夢見た「本の世界に入りたい」という夢をかなえたシリーズです。
「もしかしたら子どもが名作にふれる機会になるかも?」と大好評の本作。「図書館にぴったり」との声を多数いただき、ハードカバーの図書館版も9月19日に発売されます。

今回は、今までとは逆に、敵キャラ・魔王グライモンとあめのにそそのかされ、ギリシャ神話をめちゃくちゃにしてしまった守が主人公。

感想や、おたより、レビューすべてに目を通して、「その言葉に勇気をもらって物語を書き続けています」という廣嶋先生のもとには、たくさんの不登校の子どもからも、感想が届くそうです。そんな子どもたちへの思いもこもった物語になりました。

ギリシャ神話のてごわい神々と、不登校の守はどう向き合うのか?

廣嶋さんが、子どものころ、大好きだった「ギリシャ神話」を舞台にした物語、ぜひ読んでみてください!!

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作/廣嶋玲子(ひろしま・れいこ)
神奈川県生まれ。 「水妖の森」で第 4回ジュニア冒険小説大賞受賞、 『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。 代表作に「ふしぎ駄菓子 屋 銭天堂」(偕成社)、 「十年屋」(静山社)、 「妖怪 の子預かります」(東京創元社)「怪奇漢方桃印」などのシリーズがある。第3回「小学生がえらぶ!“こどもの本総選挙”」で「銭天堂シリーズ」が第1位を獲得している。

絵/江口夏実(えぐち・なつみ)
東京都生まれ。「非日常的な何気ない話」で第 57回ちばてつや賞一般部門佳作を受賞。2011 年よりモーニングで連載していた『鬼灯の冷徹』(講談社)が第 52 回星雲賞コミック部門受賞。現在『出禁のモグラ』(講談社)をモーニングにて連載中。


先生にいじめられ、不登校になってしまったギフテッドの守。

理不尽が許せない守はある日、ふしぎな美少女から理不尽だらけの物語『ギリシャ神話』を「正しく」直すことを頼まれる。

神々の、傲慢で自分勝手な行動に怒っ
た守は、神々の行動を正すべく、物語を変えていくが……。

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-★-★ 担当編集者より ★-★-

子どもたちが、魔王グライモンにめちゃくちゃにされた物語を、著者であるストーリーマ...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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販促プラン

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著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

※ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

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出版情報

ISBN 9784065324196
本体価格 ¥990 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

物語の世界を破壊するため、魔王グライモンと天邪鬼のあめのの悪だくみはエスカレートしていく。
今回の主人公は、ギフテッドであるが故にいじめを受けて不登校になってしまった守。
物語の世界に入っていくワクワク感がありつつ、
子どもたちに向けて、「助けて」と言ってもいいんだよ、というアドバイスと、「自分が間違っているかもしれない」と認めることの教訓、二つのメッセージが込められている本書。
本が好きな子はもちろん、学校に行くのが怖いと感じている子にも読んでほしい。

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今回はどの物語の中に入っていくのか毎作楽しみにしています。
今作は、ギリシャ神話。まさかまさか神々の世界とは、やられた~っと。
 毎作違う物語に、主人公となる子どもたちも違う子。この点も魅力ある面白いお話になっているポイントだと思います。
主題が知ってる物語でも、知らない物語でも十分楽しめるなんて廣嶋先生凄すぎます。
この本を読んだ後は、必ず主題となった物語読みたくなります。
是非、読書苦手な子もこの本きっかけで物語の沼にハマってほしいな~。

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これまではおはなしのキーパーツが盗まれていたので、それが何か考えながら読み進めていたけど、今回はお話が変えられてしまった!今回は手強い!
本を読んでいて、自分ならこうすると考えたこともあるけど、結局その物語はそれが完成形なのだから、どうすることもできないのだとあらためて実感。
どうなることやらと想いながら読んでいて、やっと一件落着と思ったら、ラストでとんでもないことが!
どうなってしまうの?続きが気になります~。
ギリシャ神話ももう一度読みたくなりました。

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シリーズ4。人間より欲望が強く深いギリシャ神話の神々たち。血で血を洗う激烈な戦いと怨みには怖気を振るう。子どもの頃から少々苦手でした。そのギリシャ神話が魔王グライモンの今回のターゲット。正義感が強くその信念を誰にでも押し付けてしまい、教師に疎まれて不登校になったギフテッドの守が神話の改竄に狙われた。どうしても自分の正義を譲れないがために、神話の世界は歪んでいく。子どもたちに正義というものを考えさせるいいポイントです。間違ってもいい、困った時には誰かに頼ってもいい。これに気づくまでの守の葛藤が切実だった。桃仙翁の登場といい、あ、世界が繋がっていくと思いきや、ラストに驚愕。さて次はどう来るか⁉︎楽しみです。

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子どもたちが物語の世界を冒険するシリーズの第4弾。
前作までは物語の著者と一緒にキーパーツを探すのが主人公の使命でしたが、今回はあめのが言葉巧みに守に近づき、ギリシャ神話を改変させてしまうところからお話が始まります。個人的に移動図書館が大好きなので、グライモンの罠だと分かっていても早朝の移動図書館にワクワクしてしまいました。
しかし守くん、頑固ですねー。松下先生の対応は問題外ですが、学校で吹きこぼれて頑なになってしまった子がもし目の前にいたら、どう声をかければいいのか悩みそうです。
ちょっと癖があって、それでいてなんだか憎めない小学生が毎回登場するのがリアルで魅力的なシリーズです。

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ストーリーマスターズシリーズ第4弾。今回はギリシャ神話の世界が舞台です。ギフテッドと呼ばれる少年が周りと馴染めず心を閉ざしているところへつけ込むアマノとグライモン…。珍しく次に繋がる終わり方だったので、物語がどんなふうに進んでいくのか楽しみです。

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ストーリーマスターズシリーズ第4弾!
このシリーズ大好きでとても楽しく読ませていただいています。

今回は魔王グライモンとあめのが先に登場し、ギリシャ神話をめちゃくちゃにするという今までとは逆のパターンでした。
ギリシャ神話に登場する神々の名前は聞いたことがあっても、こんなお話だったのかと初めて知ることもあり今作もとても面白かったです。
ギリシャ神話をめちゃくちゃにしてしまうのは、先生にいじめられて不登校になってしまったギフテッドの守。
理不尽な先生の姿と、ギリシャ神話の理不尽さが重なります。
「正しい」とはいったい何なのかと守と共に考えました。これは大人も考えなければいけない問題ですね。
そして、まさかのラストに続きが気になります。

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名作の世界を冒険できる人気シリーズ『ストーリーマスターズ』の第4巻。今回は『ギリシャ神話』の世界がめちゃくちゃに!
ある発言がきっかけで学校に居場所がなくなりひきこもり中の守。そんな守の孤独で弱っている部分につけこむ魔王グライモンとあめのは、まんまと物語の世界を書きかえさせることに成功する。危機に瀕する世界の図書館。果たして物語はどうなってしまうのか…。
自分の能力を過信するあまり、なかなか周りにSOSをだせなかったり、間違いを認められなかったり、ギフテッドじゃなくても遭遇する困ったことに解決の糸口をもたらすギリシャ神話の名作っぷりが光ります。
途中でてきた桃仙翁ってもしや『怪奇漢方桃印』の桃さんのこと?これからも他シリーズのキャラがちょっぴり顔をだしたりするのかしら?
それにしても、不穏な終わり方をしているような…。守の運命やいかに…、な空気で続きが気になっちゃうじゃないですか!

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ストーリーマスターズ・シリーズの第4巻と言う事で、既刊の3冊は読んでいませんが内容紹介によると魔王グライモンによってぐちゃぐちゃにされた物語を子供たちがストーリーマスターズ(世界図書館の司書)と一緒に修復するという流れの話が基本なのですが、今回は逆に魔王グライモンとその手下の天邪鬼あめのにそそのかされてギリシャ神話の物語をメチャメチャにしてしまった不登校の少年・守るが主人公となります。読み終えた感想は現実の世界ではないとは言え凄く残酷・悲惨なストーリーも正直に書かれているのが現代らしいなあと思いましたね。現代社会の世の中は厳しいんだよと間接的に子供たちにも教えているようで甘くはなくピリリと辛いストーリーもいいなと思いましたしラストもショッキングでした。続きがとても気になる終わり方で次巻にも大いに期待が持てますね。

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良かれと思いギリシャ神話の世界を変えていく主人公。良かれと思ってやったことが悪い結果に。理不尽だと思っていたギリシャ神話の世界もちゃんと意味があってのこと。つい自分の価値観で良い悪いを決めてしまいますが、物事には意味があり、なぜそうなったのかということを客観的に考えることも大事だと気付かされました。

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ギリシャ神話の神様たちが自分勝手なのはよくわかります。「それが人間くさくていいよね」というのも、子どもの頃はわかりませんでした。でも、そういう神様たちの物語だからこそ強烈な印象を与えて記憶に残るのも確かです。
少しみんなと外れた守が、神様たちの理不尽に振り回される人たちに自分を重ねてしまうのも無理はありません。それほどまでに嫌な思いをしてきたのだと思います。(そそのかされたのもあると思いますが……)
最後、ハデスの言葉に勇気づけられた守の姿が印象的でした。

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