歩山録

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刊行日 2023/11/07 | 掲載終了日 2023/11/02

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内容紹介

どうなっているんだ、ここは――

完璧な登山のはずが――男に襲い掛かるイレギュラーの数々!

奇想天外&予測不能! 

狂信者を量産したドキュメンタリー番組「ハイパーハードボイルドグルメリポート」の生みの親が描く、混沌的登山小説!

---------------

奥多摩から埼玉、長野の県境を歩いて山梨の北杜市へ。
製薬会社勤務6年目、何より理屈を愛する男・山田が思い立った登山は、完璧な計画通りに遂行されるはず、だった――。
「あなたは少年を探しにここまで来たのでしょう?」
山中で出会った博士風の奇怪な男の一言を発端に、山田はいつしか思いもよらない異常事態に迷い込む。理屈が通らない混沌の先、山田を待ち受けていた運命は――?

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著者・上出遼平(かみで・りょうへい
1989年東京都生まれ。ディレクター、作家。2011年にテレビ東京に入社。ドキュメンタリー番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』シリーズの企画、演出から撮影、編集と全行程を手掛ける。2019年に同番組7月放送分が第57回ギャラクシー賞を受賞。2022年6月をもってテレビ東京を退社。著書に『ハイパーハードボイルドグルメリポート』(朝日新聞出版)がある。


どうなっているんだ、ここは――

完璧な登山のはずが――男に襲い掛かるイレギュラーの数々!

奇想天外&予測不能! 

狂信者を量産したドキュメンタリー番組「ハイパーハードボイルドグルメリポート」の生みの親が描く、混沌的登山小説!

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奥多摩から埼玉、長野の県境を歩いて山梨の北杜市へ。
製薬会社勤務6年目、何より理屈を愛する男・山田が思い立った登山は、完璧な計画通りに遂行される...


出版社からの備考・コメント

★書影につきまして、校了前のデータのため変更になる可能性がございます。
★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
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おすすめコメント


《 編集担当者より 》

狂信者を量産したドキュメンタリー番組
あの、「ハイパーハードボイルドグルメリポート」を手掛けた上出さんだけあって、展開は二転三転、主人公と一緒にずんずん未知の山中に迷い込むことに! 

タイパとコスパを重視しすぎた頭を激しく揺さぶられる、幻想的でもあり冒険譚でもある傑作です!

ぜひご一読ください!



《 編集担当者より 》

狂信者を量産したドキュメンタリー番組
あの、「ハイパーハードボイルドグルメリポート」を手掛けた上出さんだけあって、展開は二転三転、主人公と一緒にずんずん未知の山中に迷い込むことに! 

タイパとコスパを重視しすぎた頭を激しく揺さぶられる、幻想的でもあり冒険譚でもある傑作です!

ぜひご一読ください!



販促プラン


読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集ともに楽しみにお待ちしております。

発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなどNetGalley以外の外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください。

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。
★★★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お問合せをお願いいたします。
★★


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恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お...


出版情報

ISBN 9784065336502
本体価格 ¥1,700 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

唯一にして無二の世界観。読みながらどんどん引き込まれる。どんどん沼っていく。
そしてやがてなんとも言えぬ浮遊感。何が現実で、何が虚構なのか。独特なワードセンスもまたたまらない魅力だ。
なんだか不思議な小説だった。

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「一挙手一投足に意味が求められ、意味を説明できないものは無価値だと即断される世界で、人間が本来の幸せを手にすることは不可能である」
という言葉を耳にした30手前の山田はブンダンの仲間入りをすべく、奥多摩から山梨への一週間にわたる無意味な山歩きを決行する。

ひとりでの自由な縦走で出会ったのは風変わりな博士と少年。
それは理屈を愛する山田がこの世ならざるものに出会うという些か幻想的なものだった。

読み終わると思わずそういうことかあ、とひとりごちたくなる作品。

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山田は大きなバックパックを背負い山へ向かう。
1週間の行程は奥多摩駅から山に入り山梨県北杜市を目指す。

万全な準備はした
・Amazonで購入した数冊の本による知識
・登山方法はYouTubeで学習した
・しかし体力は蓄えてない
という突っ込みどころしかない登山計画を携え登山は始まる。

何が起きている?あなたは誰?山田はどこを目指しているの?不思議な展開の連続で、読みながら足元がおぼつかなくなる。それがたまらなく好みな展開で読んでいて楽しくなる。

予測出来ないこの不思議な物語。
山田と共に踏破して最後まで見届けて欲しいです。

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最初はただの登山小説(失礼な言い方ですみません)と思っていたらまず蚯蚓の死の描写で度肝を抜かれた。随所に独特の表現と漢字の使い方の癖がありそれが心地よい。

何気なく読み進めていくと大展開に次ぐ大展開で、小説の舞台も流れも、そしてジャンルさえもどんどん遷移していく稀有な読書体験。思わずページをめくる手が止められませんでした。読み終えるのが惜しく、次回作があればぜひ読みたいと思います。

間違っていたら申し訳ないのですがこれが最初の小説ではないかと思いますが、だとしたらすごい才能だと思うし登山に興味のない人や著者にもともと興味がない人にも是非読んでもらいたい、そんな一冊だと感じました。

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実際に山に登る自分としてはとても興味深く感じました。小説もひとつに山登りのようなところがあってありふれた文字を進んでいくとその先にはまだ見ぬ景色、結末ののようなものがあってその先の見えなさというのがこの小説の魅力かなと思います。普段小説を読み返すことは少ないですが、山は登ったら降りないといけないのでまた読み返します。

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先の見えない息苦しい人生の澱を、凝り固まった理屈を抱えて登山で昇華しようとする男の、予測不能な「歩山録」。

一所にとどまる事なく巡り巡る運命を「ババ抜き」に喩えたり、不思議な感覚を惹き起こす表現の数々に魅力を感じた。
哲学的な部分は言葉では理解し難いが、山田の歩みを追っていくと、少しずつ意識が共有されていくような独特なテイストの作品。

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現実と幻想が入り混じる戦慄の幻想ホラー登山小説の異色作です。上級登山者の会社員・山田が休暇を取り準備万端整えて挑んだ山歩きだったのだが、途中から雲行きが怪しくなり、熊の痕跡に怯え、虫の大量発生、眼が無く真っ黒の異常な少年との遭遇、謎の博士との邂逅と一難去ってまた一難の幸と不幸が連続して襲い掛かり心が折れていく山田の喜怒哀楽の山歩き物語が最後に行きつく果ては?本書は登山をこれから始めようかなと思っている方を後押しする様な小説ではなく相当に勇気が必要な厳しい内容ですが、でも登山の独特な魅力も感じられるでしょう。最後に山田は山歩きのこの旅で幸せだったと思いたいですし、正しい道を踏み外して死を選んだ親友・貫太君と再会できたらいいなと祈っておりますね。

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