気がつけば認知症介護の沼にいた。

もしくは推し活ヲトメの極私的物語

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刊行日 2023/11/20 | 掲載終了日 2023/11/19

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内容紹介

気がつけば○○シリーズ第2弾は「認知症介護」の世界!

30代推し活ヲトメが「2040年問題」と対峙する!!

きっかけは、認知症介護のグループホームの職員たちが、祖父を看取ってくれたことだった。

オタク歴20年、社会人歴10年。

「推し=人生」と豪語する推し活ヲトメが、

「認知症介護」の世界に迷い込む……。

入職初日にキノコさん(施設利用者)から手渡しでプレゼントされたものは、

ゴルフボール大の便=U・N・CHIだった――――!!!!!!!!

昭和一桁生まれのガンコジジイによる軍歌リサイタルで耳に異変、90歳ハイソレディからの強烈ビンタ、「易怒性(いどせい)」強めな激おこ淑女からの口内食物噴射、80代のおじいちゃんの口説き文句で乙女心強奪、病院内で「売春婦!梅毒!」と叫びまくるおばあちゃん、よりによってお餅を差し入れしてくる迷惑家族、老人同士の殴り合い!リアルファイトクラブ勃発、圧しツヨ上司からの秘儀「労災封じ」、センサーと身体拘束と虐待問題、労働基準監督署に駆け込むと脅すハラスメントなモンスター新人、深夜のお看取り一部始終、夜勤明けの缶ビールと汁なし担々麺、食べられなくなっていく利用者と食べることが大好きな自分の狭間で感じたこと、優しく支えてくれた利用者さんとの別れ……etc.

夜勤中に起きた大事件!

「バカ女、殺す」「包丁で首切って殺す」「殺す!」

まさに介護の現場は命がけ!?

認知症介護の世界でよくいわれる「その人に合った介護を提供できていない」とはどういうことなのか? 〝超〟が付くほど真面目で感情移入しがちな性分の著者は、バラエティーが豊かすぎる施設の面々との戦いの日々に身も心もズタボロに……。

とはいえ、どんなに辛くとも、推し(乙女ゲーのキャラクター)は私に「愛している」と言ってくれる……。だから大丈夫。家に帰れば、いくらでも彼に会える……そうやって自分を鼓舞し続ける日々が、少しずつ彼女の意識を変えていく――。

「いつでも辞めたい、でもなんだかんだそこそこ楽しい」

「人生のラストステージを任される仕事」

「毎日がラスボス戦(だから経験値もいーっぱいもらえるよ)」

各メディアでも取り上げられることが多くなってきている認知症介護の現場を、批判でも暴露でもなく、人生の先輩たちへのリスペクトと愛をもって丁寧に綴りきった、まさに〝笑いあり涙あり〟の人間ドラマノンフィクション!

コミュ障で奥手だった著者が、認知症介護と向き合うことで、〝図々しさ〟に近い生きる力を身につけていく……。この現象を「沼(ゲームやアニメなどの作品にどっぷり〝ハマって〟しまう様子)」と呼ばずして何と呼ぶ!?

ドラッグロック、ボディチェック、経腸栄養剤、ムース食、陰洗ボトル、尿取りパット、リハビリパンツ、下顎呼吸……etc.認知症介護業界の専門用語もしっかり解説しています

気がつけば○○シリーズ第2弾は「認知症介護」の世界!

30代推し活ヲトメが「2040年問題」と対峙する!!

きっかけは、認知症介護のグループホームの職員たちが、祖父を看取ってくれたことだった。

オタク歴20年、社会人歴10年。

「推し=人生」と豪語する推し活ヲトメが、

「認知症介護」の世界に迷い込む……。

入職初日にキノコさん(施設利用者)から手渡しでプレゼントされたものは、

ゴルフ...


おすすめコメント

オタク歴20年、社会人歴10年。

「推し=人生」と豪語する推し活ヲトメが、

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「推し=人生」と豪語する推し活ヲトメが、

「認知症介護」の世界に迷い込む……。

入職初日にキノコさん(施設利用者)から手渡しでプレゼントされたものは、

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販促プラン

●発売1週間以内に東京新聞・中日新聞通しの半五段広告出稿確定

●その他、各種新聞広告やネット記事にも掲載予定

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784991299704
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 300

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

中の人だから書ける体験ものは面白い。同じ出版社の生命保険レディの話も面白かったが、老人介護のこの話もまた興味深い。
人は病気になったり、認知症になったり、孤独になったりという生活環境は自分で選べない。そのほとんどが運の賜物であり、そこに至ることは仕方なしということになる。
なのでその後にどうなっていくのかからは、その人にかかっている。いい施設に出会えればラッキーだし、いい施設に出会えるかどうかはその人や家族の探し方次第。もし誤った選択だった場合、やり直しできるかどうかもその人次第。
運+決断・・・老後はちっとも楽じゃない。
実際に体験した人だからこそかけるドキュメンタリーのジャンルはまだまだあるはず。そこには新しい発見がいっぱいあり、非常に刺激を受ける。この出版社の続刊に大いに期待している。

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介護が大変なのは想像出来てたつもりですが、甘かったです。意外だったのは感情を伴って業務にあたっていること。もっとドライに介護をしていると思ってた(もちろん人によるのだろうけど)ので、畑江さんに介護された人、その家族は幸せだろうなと思いました。私も30年後、お世話になります。

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泣ける…!そしてひたすら、作者始めスタッフの方々に感謝したい気持ちでいっぱいになった。30代独身の作者が、認知症患者9名の介護をするグループホームでの出来事や介護の現実を、細やかに記録し、面白く読ませる工夫を凝らした本書。24時間体制の介護現場に於けるプロの仕事の高度なスキルとその過酷さがひしひしと伝わる。同時にその仕事内容が具に分かり、スタッフが何に気を配ってどう動いているか知ることができて良かった。加えて作者が利用者に尊厳と愛を以て接し、1人1人をよく見ているところに尊敬の念を抱く。乙女ゲームで自身を癒し、聖飢魔IIに心酔しながら仕事に励む彼女もまた人間味溢れ、好感が持てる。超高齢化社会へとまっしぐらな現代、今読むべき1冊だと思う。

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介護職のリアルが、ものすごくリアルにわかる本。
最初の方はそのあまりのリアルさにたじろいでしまうけれど、最後まで読むと納得感がある。
現場のプロにしか書けない「沼」の話。

イラストは、決して悪くないのだけど、1ページ全部を使うよりも文章と一緒に(添えるように)配置してもらったほうが読みやすかったかもしれない。

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今回のも面白かった。
私の職業はコメディカルで現在介護業界に属している。以前は病院勤めをしていた。どこにでもヘルパーさんはいるし、職員や利用者さんにも色んな人がいる。罵声を浴びせる場面や利用者さんのセクハラに出くわしたこともある。介護は綺麗事ではない。そりゃたまにイラッとすることだってあるし、言葉には出せないが変な家族もいる。
読んでいてこんな介護士さんがたくさんいればいいのにとさえ思う。ちゃんと利用者さんのことを考えて尚且つ自分のメンタル保持も上手。
介護のことを知らない人にも手に取って介護業界の現実が少しでも垣間見れたらまたは職種に興味を持ってもらったり自分や家族の今後を考えてみてもらえたら嬉しいと思う。

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