昭和の青春 日本を動かした世代の原動力

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刊行日 2023/11/14 | 掲載終了日 2023/11/27

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内容紹介

共に生きた懐かしい人々、
思い出す日々――。

学生運動に身を投じ、高度経済成長時代は猛烈に働き日本を発展させた70代。
彼らの青春時代の文化や歴史を振り返り今後の役割を問う。
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〈 本書の内容 〉
●なぜ60年代に学生運動が盛り上がったのか
●「東大の真面目な女子学生がデモで死んだ」
●ベトナム反戦運動とパリ五月革命
●あさま山荘事件とテルアビブ空港乱射事件
●オイルショック時のトイレットペーパー騒動
●東京オリンピックと大阪万博で日本中が盛り上がる
●モーレツに働けば働くほど豊かになった
●補助的な役割しか与えられなかった女性社員
●ビートルズがもたらした自由の風と夢
●「お化け番組」が続々生まれた理由
●若者の心に刺さった『青春の墓標』『二十歳の原点』
●日本の未来図を描いた「田中角栄」
●松下幸之助「水道哲学」VS 中内㓛「安売り哲学」
●新しい皇室像を作った明仁上皇・美智子上皇后
●四日市ぜんそく、水俣病、イタイイタイ病等の公害
●「糸で縄を買った」沖縄復帰と日米繊維交渉
●ワーク・ライフ・バランス重視の世の中へ
●G7で最悪の「相対的貧困率」

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著者/池上  彰(いけがみ・あきら)
1950年に長野県松本市に生まれる。ジャーナリスト。慶應義塾卒業後、1973年にNHKに報道記者として入局する。1994年からは11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年にフリーになり、執筆活動を続けながら、テレビなどのメディアでニュースを分かりやすく解説、幅広い人気を得る。また11の大学で教鞭とる。
おもな著書に『伝える力』(PHPビジネス新書)、『世界を変えた10冊の本』(文春文庫)、『大人の教養』(NHK出版新書)、『聖書がわかれば世界が見える』(SB新書)、『学び続ける力』、『真説 日本左翼史』、『激動 日本左翼史』、『漂流 日本左翼史』(以上、講談社現代新書)などがある。

共に生きた懐かしい人々、
思い出す日々――。

学生運動に身を投じ、高度経済成長時代は猛烈に働き日本を発展させた70代。
彼らの青春時代の文化や歴史を振り返り今後の役割を問う。
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〈 本書の内容 〉
●なぜ60年代に学生運動が盛り上がったのか
●「東大の真面目な女子学生がデモで死んだ」
●ベトナム反戦運動とパリ五月革命
●あさま山荘事件とテルアビブ空港乱射事件
●オイルショック時のトイレットペーパ...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

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○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
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※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※
ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

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出版情報

ISBN 9784065331064
本体価格 ¥1,000 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

この本にも書かれているが、今テレビでは「昭和」がキラーコンテンツになっている。
テレビでウケているのは「三丁目の夕日」的な「ほのぼの昭和」ではなく、「変な昭和」「あり得ない昭和」、つまり「トンデモ非常識昭和」である。例えば「電車のトイレは屎尿をそのまま線路に垂れ流していた」とか「駅には痰壺が置かれていた」のようなわかりやすくキャッチーなトンデモ昭和。
しかし昭和はそんな「トンデモ」ばかりではない。戦後からの急激な復興を可能にした高度成長期、バブルに代表されるような途方もないパワーがそこにはあった。一方に学生運動に代表される熱き戦い、田中角栄が政治を司り、ダイエー・セゾンが文化と消費を作った。
そんな時代を生きてきた池上彰の昭和の総括。お得意の「人口ボーナス」「人口オーナス」の話なども散りばめ、過去を振り返ることで未来を語る口調は見事。
さすが、引き出しがいっぱいあると感心した。

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昭和に開催されたオリンピックの前年に生まれたので、物心ついた頃からの昭和の記憶はあるものの、学生運動のこと、テレビで目にした、浅間山荘事件の裏側にあった事などは、この本でなるほどと知ったことが多かった。強烈な印象だった田中角栄元首相、ロッキード事件なども、ニュースで目にしていたものの、本書で詳細がよく分かった。知っているようで、本当のところはよく分かっていなかった事項を、池上さんが非常に分かりやすく書いてくださっていて、自分の中で戦後から今までの日本を振り返ることができた。ちなみに私の父は高度成長時代の絵に描いたようなモーレツ社員で、ほとんど家で会えなかった。それでも休日には会社の運動会なんかもあって家族で参加したなぁなどとと、当時を懐かしく思い出したりした。
本書は昭和の後の日本、そして、今後の高齢者の生き方、好奇心を忘れない事が大切など、自分のこれからの人生を生きていくのに良いヒントが沢山あった。あらゆる世代にお勧めしたい一冊である。

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歴史は繰り返す。それはなぜか。答えは単純だ。誰もが歴史を忘却するからだ。

昭和とは一体、どんな時代だったのか。平成というフィルターを通して、令和からその時代を再評価する試みは、確かに新規性がある。
昭和それ自体は到底、成功や失敗の二元論で総括できるものではない。戦争での敗北、そして比肩なき高度経済成長の勢い、さらには学生運動の熱狂。天変地異とも言えるそれらの事象の背景には、「生命力」に満ち溢れた人間の姿がありありと見てとれる。

それに対して、令和の日本は冷めている。冷笑主義やニヒリズムなどの言葉もよく聞くようになった。明らかに、平成という時代それ自体の失敗性を感じざるを得ない。それもあってか、懐古主義的な精神の未熟さを自覚した上で、あの昭和的な生命力に読者は憧れを抱かざるを得ない。

果たして、熱狂の時代はやってくるだろうか。やってくるとすれば、それは皮肉なことだが、昭和の熱狂の土台を図らずも形成した、終戦後のような焼け野原という下地が必要なのか?
現代世界において、軍事的な戦争ではなく、いわば経済的な戦争があると仮定すれば、明らかに今の日本は敗戦ムードが漂っている。
歴史が繰り返すとすれば、つまり熱狂の時代が次にやってくるとすれば、それは日本が経済的な焼け野原となることが前提となるのかもしれない。

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