捨てられる魚たち

「未利用魚」から生まれた奇跡の灰干し弁当物語

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刊行日 2024/01/23 | 掲載終了日 2023/11/30

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内容紹介

フードロス問題」「日本食文化」も学べる
未利用魚(捨てられる魚)を弁当として復活させた料理人の
感動ドキュメンタリー!

いまもJR九州・鹿児島中央駅の人気商品
「桜島灰干し弁当」の誕生秘話!

未利用魚の問題についてはもちろん、「働くことの意味」「日本料理の知られざる精神」なども学べるノンフィクションです。

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【読んだらきっと涙する!感動の実話!】

あなたは「未利用魚」を知っていますか?

これは、漁師さんたちがとった魚のうち、市場に出回らずに捨てられてしまう魚のことです。
FAO(国際連合食糧農業機関)が2020年に出した報告書によると、世界でおよそ3割もの魚が捨てられているといわれています。

捨てられる理由はさまざまですが、なかには人がおいしく食べられるのに、「見た目が悪い」「知名度が低い」「調理方法がわからない」などの理由から市場で売買するのが難しく、廃棄されてしまうケースも少なくありません。
せっかくとっても値がつかない魚は、漁師さんにとって経済的負担になるだけではなく、海の資源をムダにしているのと同じです。

本書はそうした未利用魚をつかって「桜島灰干し弁当」という人気の駅弁を生み出した料理人・梛木春幸さんの軌跡をつづった一冊です。

〈目次〉
第1章 どうして魚は捨てられるのか
 ・魚が捨てられる3つの大きな理由・売れば売るほど赤字になる魚 ・・・etc

第2章 地元・鹿児島で「未利用魚」のことを知るまで
 ・「自分がすべきことはなにか」を考えた ・・・etc

第3章 苦難の果てに誕生した奇跡の「灰干し弁当」
 ・使い道のわからない未利用魚だけが増えていく・6人いた従業員の5人が一度にやめた ・・・etc

第4章 いまこそ知りたい日本食のマナー
 ・旬のものを食べたほうが体にいいワケ・地元でつくられたものを食べる大切さ ・・・etc


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『捨てられる魚たち 「未利用魚」から生まれた奇跡の灰干し弁当物語』を読んでレビューを投稿してくださった方の中から抽選で5名様に、著者・梛木春幸さんのサインを入れた本書をプレゼントいたします!!

詳細はおすすめコメント欄をご確認ください。
※プレゼント対象となるレビューの締め切りを延長いたしました(11月10日(金)更新)

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著者/梛木春幸(なぎ・しゅんこう)
鹿児島県在住の食育日本料理家。食育の講演活動、商品開発、地域活性化事業、仕出し、料理プロデュースなどを行う株式会社樹楽代表取締役社長。日本各地の自治体、企業、小中高等学校等で年間200以上の講演活動をしているほか、フランス、韓国、シンガポールなど海外でも各種のイベントを開催している。地元の食材をつかって高校生たちに1日だけのレストランを経営してもらう「高校生レストラン」や、捨てられてしまう魚を地元・桜島の火山灰を利用して干物にした「桜島灰干し弁当」を開発するなど、食育や地域活性化を促進する活動はメディアにたびたび取り上げられる。モットーは「ニホンの食文化で世界を笑顔にする」。「ガイアの夜明け」(テレビ東京)に出演。

フードロス問題」「日本食文化」も学べる
未利用魚(捨てられる魚)を弁当として復活させた料理人の
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出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
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・発送の都合上、国内在住の方が対象となります
・プレゼントは本書発売後~2024年2月下旬頃の発送を予定しております

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出版情報

ISBN 9784065338070
本体価格 ¥1,200 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

著者の波乱の生きざまも、実直でソフトな語り口のおかげで一気に読み進められました。優しいトーンの向こう側に、想像もできない苦労や対外的なやり取りがうっすら感じられるのも良かった。何より身近で、かつ、日本の未来を左右するような大きなテーマを実感の伴うドキュメントでまとめられていて、子どもたちに是非読んで欲しいと感じました。
 惜しむらくは、最後の章の食育、マナーに関する内容が、大団円で終わったあとの「おまけ」に感じること。思いきって、体裁や構成を変えて、「間違えやすいマナー10選」「食育で大事なポイント5つ」のように項目ごとに整理してしまっても良いかと思いました。
 家庭でもできる簡単で美味しい著者の秘密レシピ、みたいな実際に子どもたちが魚に向き合える材料があると(WebのDLでも良いかもしれません)、立体的に楽しめるかもしれません。

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未利用魚というのが相当あることは知っていましたが、それを活用して「灰干し弁当」にして売っているとは知りませんでした。魚は骨があるから食べたくない、と言う人はたくさんいます。加工して売ると手間がかかるので価格がどうしても高くなってしまいますが、弁当という形にしてその難点をクリアしたのは素晴らしいと思いました。

小学生から読めるようにルビがついていて、版面も詰め過ぎずに楽に読めるように工夫されています。写真がもっと多かったらなお楽しい本になったようにも思いますが、このままでも十分良い本だと思いました。

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「未利用魚」最近よく耳にする言葉です。
その「未利用魚」を「もったいない」の気持ちから著者が地元桜島の火山灰を利用して干物にし、「桜島灰干し弁当」を開発します。
でもそこに至るまでには様々な難しい問題を乗り越えなければいけませんでした。
どうして「未利用魚」を捨ててしまうのか?
どうして「未利用魚」に注目が集まるのか?
文章が分かりやすく、漢字にはふりがなが付けられています。
また無形文化遺産である「和食」のマナーを学ぶきっかけになると思います。

「だれもやってないからこそ、おもしろい」
その言葉がとても印象的でした。いつか鹿児島に行ったら「桜島灰干し弁当」を食べてみたいです。

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鹿児島中央駅から札幌駅まで鉄路で帰ってきたことがありました。その日最初の駅弁は桜島灰干し弁当。北海道とはまるで違うおさかなの味に、旅の楽しさを味わいました。この灰干しという技法が未利用魚を助けるために工夫されたものだと今回知って、驚きました。そして、こういう視点がこれからの日本を創っていってほしいと思いました。食育・フードロス関連の授業で中学生に読んでもらえるよう紹介したいです。

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日本料理人の著者による、水揚げをされても未利用魚として捨てられている魚について、桜島の灰を使った灰干しから桜島灰干し弁当が商品化されるまでを通じて困難な課題にいかに向き合って来られたかについて著者の実体験が書かれた一冊。小学生から社会人まで誰が読んでも分かりやすく、料理人でなければなかなか知ることができない事も分かりやすく書かれています。子育て世代のご両親や、子供さんにも是非呼んで頂きたい一冊です。

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冒頭部分だけでも興味深く、とても勉強になりました。教科書に載っていても良いのでは?と思えるくらい、丁寧に分かりやすく書いてあります。
梛木さんの取り組みは誰にでも真似が出来るものではなく、梛木さんだから出来た事だと思います。ですが今私たちに必要な事は、梛木さんのように未来を考えて身近なところから行動する事では無いかと思いました。

未利用魚や灰干し等初めて知る言葉でしたが、これからは色々なところに目を向けて見たいと思いました。
『桜島灰干し弁当』いつか食べてみたいです!

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著者は大阪で料理長をやっていたが、お母さんが脳梗塞でたおれたために実家のある鹿児島に帰ってきた人だ。本書は大きく分けると、未利用魚の問題と、桜島の火山灰を使った灰干しを開発した時の苦労話が主な内容である。未利用魚の問題は深刻だろう。なぜなら漁師さんはとった魚の3割を捨てているというのだ。その中には、あまりなじみのない魚や傷がついてみてくれの悪い魚などが含まれている。傷がついてみてくれがわるくとも味はいっしょだ。細切れにして材料として使ったり、すり身として使えば、元の形なんかわからないので、商品の見てくれを気にするというのは理解に苦しむ。野菜なんかでも同じようなことがあるようだ。なじみのないやつは料理法の研究が期待される。何しろ日本人は、あの猛毒のフグを嬉々として食べる国民だ。今まで見向きもされなかった魚も、もしかすればうまく料理すれば美味しく食べられるかもしれない。 灰干しというのは灰で魚の水分を取って生臭さを消す手法である。でも桜島の火山灰というのは鹿児島の人にとっては厄介者の代表である。最初は地元では受け入れられなかった。この辺りの苦労も良くくじけなかったと思うくらいだが、何か著者の中に流れるものがあったのだろう。

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荒波を乗り越えた人生は美味しくなる!
心が満腹になる本。

水揚げされた魚が大量に捨てられている
事実。
火山灰を利用した”灰干し” という調理法、
はじめて知りました。

鹿児島の人たちにとって火山灰は厄介者。
周囲の人ほぼすべてに反対され
従業員にも愛想をつかされ
借金をかかえた状態でも
「灰干し」を諦めなかった理由に
胸が熱くなりました。

そこにはかつて日本の未来のために
新時代を切り開いた志士たちのような
揺るがない”志” を感じたからです。

薩摩には行ったことがないのですが
地産地消活動をしている長州人として
読みながら親近感を覚え、
「桜島灰干し弁当」が食べたくなりました。

この本に出会えたことに感謝!
ありがとうございました。

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梛木春幸さんの『捨てられる魚たち』を拝読させていただきました。
現在の漁業の事情やその方々との関わり、困った方を助ける思いから生まれた愛たっぷりのお話し、
感動いたしました。
先人の知恵と
日本の食文化を後世に伝える大切さ、皆様の健康寿命を考える私にとって、とても共鳴するところがありました。
東洋医学が、見直されている中、食がカラダを作る。

この本は、それを取り込むための後押しとなると思います。
周りにいる人たちの笑顔を増やしていくきっかけとなり、ワクワクした気持ちが、膨らんでいくと思います。
是非お勧めします。
読みやすくとてもわかりやすいです。

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SDGsの観点から最近注目されている未利用魚ですが、子ども向けに書かれた本は珍しいと思い拝読しました。
本書は捕獲された魚がなぜ未利用魚になってしまうのか、漁業関係者の事情や生態系の変化にも言及しながら詳しく書かれていて理解しやすかったです。具体的な取引価格も記載があるので、未利用魚を商品化するイメージが掴みやすく、梛木さんがとんでもなく太っ腹だったことが分かります。鹿児島では火山灰が嫌われていることは初めて知りました。マイナスのイメージのものを活用して人気商品にするまでの苦労は並大抵のものではなかったと思います。梛木さんの食への情熱と漁業関係者を助けたいという想い、絶対に諦めないという強い意志が素晴らしいです。これから社会に出る子どもたちに、働くことの意味を考えるきっかけとしても読んでもらいたい一冊でした。

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未利用魚を使って弁当を作ることで、SDGsにも貢献できることの紹介。資源の有効利用をすれば良いだけではなく、おいしさや手軽さも大切ということを実例をもって示されていた。最初売れなかった時からの紆余曲折が書かれているのも良かった。
とても読みやすく、大人なら20分くらいで読める。それでいて、大人も読む価値がある。
最後の食育についてはやや唐突な感はある。子供に食育の話をする時には親にも一緒に話すといったエピソードはとてもよかったので、食育ももう少し分量をとってまとめていただけたらと思った。

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水揚げされた魚のうち3割も捨てられる、未利用魚とされるとは!

よく野菜なども規格外という言葉で、市場に出荷できないものがあるというのは知っていたが、魚までそうだとは驚きである。

言われてみれば確かにパックに入っている魚たちは同じような大きさで収まっているし、どういうわけか焼き網にもしっかり入るサイズだし、フライパンでも焼きやすい。

そこに疑問も抱かずに調理していた自分が恥ずかしい。

この本はそのSDGsの観点から読める部分と、人が働くことという視点からも読める。

著者の梛木さんの力の源泉はどこだったのだろう。
文中にある『働くということは人の役に立つことであり、人をよろこばせることである』という一文に私は衝撃を受けてしまった。

当たり前のことなのに。私はしんどそうに仕事していたのではないか、と自分の姿がそこに見えてしまったのだ。省みて少し恥ずかしくなりつつ、梛木さんの前向きな姿勢に学ぶところが多くて、職種は全く違えど私ももっと視野を広げ、何年も先を見て仕事をしていきたいと考えた。

もちろん中高生にも読んでもらいたいが、私のような社会人にも響く本である。

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魚は大好きですが、「未利用魚」という言葉は恥ずかしながら初めて聞きました。
市場に出せない魚は漁師さんが食べているのかと・・・。
この本を読んで、私たちが命をいただいているのだということやそれを資源と考えたときに生じる様々な問題についてあらためて考えさせられました。
私たちができること・・・大きなことはできなくても、まずは毎日の消費行動を見直すことから始めようと思いました。

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規格外、ってすごく嫌な言葉だなとつくづく思います。
野菜でも、魚でも、本来全く同じものはないはずなのに、
規格から外れたものは突然価値が減じられてしまう。
野菜が畑のすみに大量に捨てられている光景は見たことがあったけれど、
魚のそれを見た覚えが今までになかったのは、
見えないところ(海?)で見えないうちに処分されてたからでしょうか。

未利用魚は一般的な規格外とは少し違うけれど、
消費者が一般的に買って扱える魚が「規格」だとしたらそこから外れ、
それがゆえに「お荷物」になってしまうところが悲しい。

でも、そこで終わらずに漁師さんにとっても消費者にとっても、
八方良しな答えを見つけるまでの奮闘が子どもにもわかりやすく書かれており、
これを読んだら「灰干し弁当」みんな食べたくなると思う。

桜島の灰が厄介者過ぎてそれを使ったものすら忌避されるというのは、
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」なのだろうとは思いつつ、
それすらも越えるおいしさを作り出した著者の一念に頭が下がります。

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『「フードロス問題」「日本食文化」も学べる
未利用魚(捨てられる魚)を弁当として復活させた料理人の感動ドキュメンタリー!』
ということで興味を持って読みました。

スーパーでも、深海魚などあまり馴染みのない魚の切り身などが売られていて、割安なときは買うことがあります。
逆に おなじみだった魚 サンマは 今ではもう手が届かない魚になってしまいました・・・。
原因の一つは乱獲 (気候変動や海流の影響もありますが)
それなのに、未利用魚として捨てられる魚が3割もあるということには、驚き!
新鮮で美味しいお魚なら、ぜひ 流通させて欲しい。

信念に従って、試行錯誤をしながらでも進んでいく 著者の活動力には、感心しました。
ずっとサポートしたたった一人の社員さんにも頭が下がります!
著者の開発した 「桜島灰干し弁当」 ぜひ食べてみたくなりました。
和食にこだわらず、食材を大切に 健康で美味しい料理を作りたいです。(*^_^*)♪

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