そらのほんやさん

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刊行日 2023/12/07 | 掲載終了日 2023/12/17

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内容紹介

ふたりの猫が店主の「そらのほんやさん」には、過去と未来を、気持ちと気持ちをつなぐ本が揃っています。旅立ったひとが、下界のひとと、ここで本を介してつながり、あたためあうことができるのです。どうぞ、あなたの一冊を。

ふたりの猫が店主の「そらのほんやさん」には、過去と未来を、気持ちと気持ちをつなぐ本が揃っています。旅立ったひとが、下界のひとと、ここで本を介してつながり、あたためあうことができるのです。どうぞ、あなたの一冊を。


おすすめコメント

本を介してつながる関係性とはどんなものだろうか。作家と読者。司書と利用者。書店員と客…。「そらのほんやさん」は、下界を旅立ったひとが、下界でのつながりを、本を介してそらでもまた感じることのできる場所。相手の姿を今は見えなくても、間に存在する本が、その握手を、ハグを、いざなってくれる。ふたりの猫の店主は、それぞれの唯一無二の体験を通して、本そのものの魅力も案内していく。さてあなたのお気に入りの本は?

本を介してつながる関係性とはどんなものだろうか。作家と読者。司書と利用者。書店員と客…。「そらのほんやさん」は、下界を旅立ったひとが、下界でのつながりを、本を介してそらでもまた感じることのできる場所。相手の姿を今は見えなくても、間に存在する本が、その握手を、ハグを、いざなってくれる。ふたりの猫の店主は、それぞれの唯一無二の体験を通して、本そのものの魅力も案内していく。さてあなたのお気に入りの本は?


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784652205983
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 32

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NetGalley会員レビュー

シリーズがまだ続いてくれて嬉しいです。つぐちゃんとハリーが元気でよかった!
空の上にも本屋さんがあるんだ⁉︎と思えば、わたしもいつかそこに行っても、まだ大好きな本を読める‼︎と楽しみができました。
それも、店主さんたちの好きな本だけを置くというこだわりに惹かれます。ちょっと覗いてみたい本屋さん。過去と未来を本を介して繋ぐ本屋さんには、傷ついたり困ったりしているお客さんの心に寄り添い、本によってそっと手を差し伸べる不思議な力があるのです。
本の持つ力を信じましょう!

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著者のメッセージがとても伝わってきた絵本でした。
2人の猫の店主は、本を介して想いを繋いでくれる。絵や色使いからも優しさが伝わる絵本です。 
むかし読んだ本を開くと、当時の感情や周りの風景までもぼんやりと蘇ってきます。
本は思い出の宝箱なんですね。

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私は小学校司書として勤務しています。読みきかせは、週に20回ずつ行い、貸出になれば、また、新しい絵本を読みきかせしています。年間200冊は、読みきかせしています。
そんな毎日の中で、小学3年生の選書が悩みどころです。
ファンタジー系は、素直に喜べない年頃に感じます。そこで、「知らなかった!そうなんだ!」と、分かったことに感激する知識系の絵本を読みますが、冊数がおはなし絵本より、少ないため、読みたいけど本がない!そこで、選書に苦戦します。
「怖い本ないですか?」と、貸出の時に問い合わせが多いので、先週、アンデルセンの『あかいくつ』を読みきかせしました。7、8人が集まりジャンケンで借りる人を決めていました。
下界と黄泉の国を感じさせる内容です。両足を切り取られるシーンは、私は苦手です。同じように感じる児童もいました。
この絵本は、下界とあちらの世界のおはなし(ドキドキ)+飼い主と生き物のはなし(心のふれあい)で、小学3年生へおすすめの読みきかせ絵本といえるでしょう。読後は、不思議な体験感で満たされます。小学生に紹介する時は、「大人っぽい絵本だよ」と言うことも忘れずに付け加えると、 貸出につながること間違いなし!

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わたしたちは、結構嘘つきです。すきなのに、だいっきらい!って言ったりします。悲しいのに笑ったりします。嬉しくてたまらないのに、余計なことしてって文句言ったりします。
でも、わたしたちは不意に素直になって、なんであんな事を言っちゃったのって後悔します。
大好きな、大切な人に、嘘をついた・・・他愛のない意地っ張りの一言だったのに、もし、その大好きな人が、あの言葉は、ホントじゃなかったんだよって伝える前に、会えなくなってしまったとしたら・・・
本を書く人は、その後悔を他の人にさせたくなくて、大切に言葉を綴ったのでしょう。
本を売ったり、貸したりする人は、自分の後悔や、喜びを本で見つけた人なのでしょう。
本を探しにやってきた人は、「後悔」を本物にしてしまわないように、今持っている「喜び」にちゃんと気付けるように、まだ、きっと、まにあう人です。でも、ひょっとしたら、いつものように同じ明日が来るって信じている人かもしれません。昔自分がそうだったように・・・
だから、本を売ったり、貸したりする人は、まだ間に合うのに、何にもできないで、じっとして手遅れになっちゃいそうな、その人に「ピッタリの本」を知っている人なんですね、きっと。あなたは、まだ大丈夫だよって。
この、『そらのほんやさん』は、取り戻せないはずの「あやまち」さえも、伝えきれなかった「大好き」さえもを、時空を超えて届ける手助けをしているのです!だれもが、自分にぴったりの本を見つけてもらって、ここにこれてよかった・・・そんな、ほんやさんです。
でもね、そらのうえにいくまえに、「大好き」って今日、これから言いませんか?思いを、勇気を出してことばにしませんか?だって、あなたは、まだまにあうんだから・・・くまくら珠美さんは、そっと私に教えてくれている気がしました。大きな後悔が、くまくらさんにこの絵本をつくらせたのかもしれませんね。
ありがとうございます。

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そらのきっさてん、そらのほんやさん,両方行ってみたいな。
そらのきっさてんではどんなメニューを作ってもらえるのか楽しみ。
そらのほんやさんには一日中いても飽きなさそう。
こだわりの本を端から見ていきたいし、お客さんの話も一緒に聞いてみたいな。
独特の空気感がくせになりそう。そらのきっさてんでのお話もぜひ聞かせてくださいな。

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本を扱う仕事、本屋さんとか図書館とかのイメージが沸き上がる
本が手助けになるといえど、本の中の要素が助けることができる成分がある

自分がもし地上からその存在がなくなって、空へ行ってしまうと想像したとき
自分の無念さや後悔、心残りっていうのは、ちゃんと晴らしてすっきりさせたい
という、皆が生きていくうえで、いつ何時どんなことがあるかわからないという
心得と準備も必要なのかなあっていう想いをくれる本であると思います。

前へ進むためのきっかけや、過去を整理して振り返って整理することや、
誰かのために心尽くすことが、そこかしこでみんな動いているとかいうのが、
生きていくうちにもっと実感したいな、じゃなきゃ後悔するかもね

この本屋さんみたいに手伝ってくれる人も見つかるかもしれないし
ぼちぼちお茶でも飲みながらの人生でもいいかなって思わされますね。

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本は人と人を繋げてくれる。様々な形で、様々な想いを。
だから、こんな本屋があってほしいと願った。天界に召された、羽がはえた動物達。彼らが下界に置いてきてしまった、もう取り戻せない心残りをかなえてくれる、そんな本が必ず置いてある〈そらのほんやさん〉。物語の端々に描かれている、不思議な、奇妙な、楽しげな本達を1冊1冊確かめながら、自分だけの本を見つけて癒されていく動物の様子を読んでいく。だから、この〈本のあんないにん〉の2匹と会いたいと思った。自分も心残しを置き去りのまま、もうここまで来てしまったから。
そして、〈かこ〉にも〈みらい〉にも行ける『本』というもののすばらしさを伝えていける、〈本のあんないにん〉の仲間になりたい。そう切に思った。

そんな、心にちょっと重いものを抱えながら生きている、そんな大人のための絵本が〈そらのほんやさん〉。心に届く癒しをありがとう。

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ふたりの猫が店主のほんやさん。
「おさがしの本がありましたら おこえがけください」そう言って本探しを手伝ってくれる。
探している本は思い出のつまった本。誰かに渡したい思いが溢れる本。
読んでいるととても優しい気持ちになります。
「ほんを大切に」「よんだ本は、きちんとたなに」そういうメッセージを通して本への愛情が伝わってくるようです。
オリジナルの<しおり>がとてもいいですね。自分が読んで感じたことを手書きで残し、未来の自分に伝えることが出来るのも本の良さですね。

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本との出会いは、本屋さんがつないでくれます。
鳥、犬、猫、そして女の子もみんな。

さらにページをめくっていくと、あっと驚くような魅力的な言葉に目が奪われます。
「ほんはかこにもみらいにもいくことができるすてきなものなのですから」
ふふふ、あなたもそらのほんやに興味が湧いたことでしょう!

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ふたりの猫が店主のほんやさんを見つけました。
「いらっしゃいませ、おさがしの本がありましたら おこえがけください」という声に誘われて、ほんやさんへ入ってみました。

 ここへ本を探しにやって来る人たちの背中には羽が生えています。どうやら、あちらの世界へ行く途中に、大事な本を探しに来るようなのです。どの人にも大事な大事な人との思い出があって、本を読みながらその人のことを思うのです。幸せな日々のことを思うのです。

 その人はもう先に、あちらの世界へ行ってしまっているのかもしれません。そしたら、また会えるのかもしれません。それもまた楽しみです。

 わたしがこのほんやさんへ行ったら、どんな本を手に取るのかなぁ?あの小説かな?それともあの写真集かな?ふたりの猫にお会いできる日は、いつくるのかな。

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真ん中に本があること。本が両方を繋ぐこと。なんて素敵なんだろう!本に関わる仕事をする人はきっと、誰かがこれから出会う本や、お客さんの所望する1冊の本が、更なる満足や願いを叶えて、くれることを思い、本を選び、手渡していることだろう。
猫たちが店主の"そらのほんやさん"は、もう会えない相手と本を介して出会わせてくれたり、恩返しのお手伝いの本を探してくれたり、誰かを笑顔にするためのアイデアの本を手渡してくれたりする。依頼主にとってそれは欠けがえのない特別な本となり、大切な思い出となる。静かで温かな1冊。

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本屋さんが大好きなので、この本の本屋さんを見て、すぐに行きたくなってしまいました。でも、「そらのほんやさん」はそらと言うだけあって、すぐに行くところでは無さそうでした。この先、いつか行ける時までの楽しみにしようと思いました!

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素敵な絵に惹かれて読んでみたらなんとも心が洗われました。みんな自分以外の誰かを思い本を探しに来るのがまた良いですね。『ほんは<かこ>にも<みらい>にもいくことができるすてきなもの』だと小さな子達にも知って貰えたら嬉しいなぁ。どうもシリーズものようなので前作も読んでみようと思います。

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最初、タイトルだけを見てもよくわからなかった「そらのほんやさん」の「そら」の意味が読み始めるとすぐに「そういうことか」と理解できて、なんとも温かな気持ちで最後のページまで読み進めることができました。一冊の絵本のなかにいくつもの物語がつまっていて、そのどれもがよかったです。自分はまだ下界の住人ですが、「ぼく」とハリーのように「そらのほんやさん」に行けたらいいなあ、と思いました。

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絵とタイトルが気になり読ませていただきました。
旅立った者たちの心残りを本で解決してくれる、クセがあるけれど優しい本屋さん。

いま生きている人たちの悩みに寄り添ったり、希望を届けられる本屋さんに、私はなりたいなと、この絵本を読んで思いました。

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「ほんは かこにもみらいにもいけるすてきなもの」という一文に大きく頷きました。
読後、とても優しい気持ちになる絵本です。大人の絵本かな?という印象を受けましたが、本好きの子ならば小さくとも感ずるものがありそう。
「つんどく」の説明には思わずフフッと笑ってしまいました。

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羽が生えてる猫の店主さんが迎えてくれる空の上の本屋さん。様々な理由を持った動物たちが訪れ紡がれる、なんだか不思議で優しい物語。
昔旅立っていったあの子たちもこの本屋さんや喫茶店に立ち寄って、素敵な時間を過ごしているのかな?と思うと胸がじんわりと温かくなります。

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「ほんは〈かこ〉にも〈みらい〉にもいくことができる、すてきなもの」
店主の好きな本だけが置いてあるこだわりの「そらのほんやさん」に行ってみたくなる、そんな素敵な絵本でした。
「本」を通して過去や未来を描いていく、誰かと誰かを繋いでいく「本」というもののかけがえのない大切さを伝えてくれます。
「〈まえがみ〉がかわいいぼっちゃん」をはじめ個性的なキャラたち、猫好きにもたまらない一冊です。

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インパクトのある、くまくらさんの絵に惹かれて読みました。ねこさんが言う通り、本は過去にも未来にもつながるアイテムです。匂いのする本や実物大が見られる図鑑など、行ってみたい本屋さんでした。そらのきっさてんにも寄ってみなくちゃですね。

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ほっこり可愛らしい作品ですが涙腺が緩む瞬間もありました。こんな本屋さんだったら是非私も本を選んでもらいに行きたいなと思いました。絵もすごく可愛くて好きです。猫がうちにも居るので、この子達がもし…‥と想像しながらも楽しめました。

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『そらのきっさてん』『そらのゆうびんやさん』に続く「そらの絵本」シリーズ3作目『そらのほんやさん』(理論社)。実は前2作は読んでいなく、いきなり3作目から読んだので、内容や登場人物を理解するのに何回か読み直した。でも逆に読めば読むほど、イラストの淡い色の暖かさと語りの優しさが心に染み入る物語だった。下界からきたひとを暖かく迎えいれる「そらのほんやさん」。「過去」と「未来」をつなぐ「ほん」の存在は今を生きる私たちに欠かせないもののような気がした。

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