私の源氏物語ノート

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刊行日 2023/12/07 | 掲載終了日 2023/12/12

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内容紹介

荻原規子による源氏鑑賞エッセイ。現代語訳を成した物語作家が、1000年を隔て、同じ長編作家・紫式部に向けた視点は「源氏物語」の読書をさらに深めてくれる。

巻末に「源氏物語」全帖のあらすじ付き。

荻原規子による源氏鑑賞エッセイ。現代語訳を成した物語作家が、1000年を隔て、同じ長編作家・紫式部に向けた視点は「源氏物語」の読書をさらに深めてくれる。

巻末に「源氏物語」全帖のあらすじ付き。


おすすめコメント

なぜ大団円のめでたしめでたしの後に主人公が不幸になっていく流れを作っていったのか、長編作家の荻原さんだから紫式部に寄り添える視点……面白い!です。

なぜ大団円のめでたしめでたしの後に主人公が不幸になっていく流れを作っていったのか、長編作家の荻原さんだから紫式部に寄り添える視点……面白い!です。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784652206003
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 272

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NetGalley会員レビュー

2024年にNHK大河『光の君』が放送されるので、源氏物語関連の本をいろいろ読んでみようかと思っているところにこの本が。
読み始める前の人のための解説や、ちょっとマニアな平安時代の背景まで解説されていて、
どの項目も読みやすかった。
なんだか源氏物語は途中から読んでも楽しめるのかな、と勇気づけられた気がする。
荻原規子さんの新解釈みたいなのもたくさん書かれていたのが良い。
源氏ベテラン勢から初心者までおすすめです。

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昨年、角田光代さん訳の源氏物語を全巻読み終え、その膨大な量と、現代でも面白いと感じる人間描写の妙、想起させる風景の雅さに惹かれていった。
なので、このタイミングで、この本を読めて良かった。エッセイという形式で、源氏物語をさらに深く読み込むことができた。
源氏物語は色んな人が研究しているので、他の人の解釈や感想も聞いてみたいなぁと、源氏物語の沼に一歩入り込みかけている。そういう楽しみができることに気づけたのも、この本のおかげです。

巻末に、各帖のあらすじが書かれているのも、復習にぴったりでした。

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わたしの源氏物語の知識は、高校の古文の授業で習った程度と漫画の「あさきゆめみし」で読んだ程度の知識しかないのですが、とても興味深く読めました。
紫式部一人で書いたのではないのではないか、とか、こちらの帖が先に書かれたのではないか、とか、著者独自の解釈が特に面白かったです。
最後に、源氏物語五十四帖の概要が載っていたので、こちらを先に読めば源氏物語に詳しくない読者でも楽しめると思います。

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荻原さんの源氏物語に興味を持ちつつ、なかなか手を出せなかったんだけど…。先にこちらを読んで、荻原さんの源氏物語の考察?がとても素晴らしいなと思いました。
読んでいて面白くて、あっという間に読み終わってしまいました。巻末の54帖前帖のあらすじも良かったなぁ。こちらを一通り読んだら、やっぱり、荻原さんの「紫の結び」「宇治の結び」「つる花の結び」も読むべきだな〜って思えた。

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日本文学科を卒業しているのに、
源氏物語をきちんと読んだことがなかったので、読みやすそうなこちらからと思い、拝読いたしました。

古典にあまり触れてこなかった人でも読みやすい語り口と、「そういう考え方もあるのか」という気づきが面白かったです。

いつか、本物の源氏物語を
全巻読んでみたいです。

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『紫の結び』制作のきっかけ、創作秘話がうかがえる「はじめに」がよい。なるほど、あの訳順はそういう意図だったのか!物語作家であるからこそ源氏物語全体を俯瞰し、再構築できたという点に納得。大好きな荻原先生の学生時代のエピソードも嬉しい。
今旬の『源氏物語』だから、というだけにとどまらない魅力を持った荻原訳源氏の『紫の結び』とあわせて未読のかたに読んでいただきたいと強く思う。全訳したからこそ読み解ける、各帖・登場人物の分析は鋭くわかりやすい。エッセイを読んで、あれ?この部分はどんなエピソードだったかな、となった時には巻末の五十四帖の概説が素晴らしく役に立つ。

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