まちかどガードパイプ図鑑

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刊行日 2023/12/11 | 掲載終了日 2024/01/31

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内容紹介

あらたなる偏愛、奥深き柵の世界

道路にあるパイプ製の柵、通称「ガードパイプ」。車道と歩道の境目や交差点のカド、崖の上などに設置され、事故を防ぐ役割を担う、安全上必要不可欠でありながら決して目立つことのない道路の脇役的存在だが、デザインは地域や道路の種類によってさまざま。人知れず道路のすみで個性を放つ、日本全国珠玉のおもしろガードパイプ約200種類を約300点の写真で紹介する、街歩き好き、街角好き必携のあたらしいハンドブック。


あらたなる偏愛、奥深き柵の世界

道路にあるパイプ製の柵、通称「ガードパイプ」。車道と歩道の境目や交差点のカド、崖の上などに設置され、事故を防ぐ役割を担う、安全上必要不可欠でありながら決して目立つことのない道路の脇役的存在だが、デザインは地域や道路の種類によってさまざま。人知れず道路のすみで個性を放つ、日本全国珠玉のおもしろガードパイプ約200種類を約300点の写真で紹介する、街歩き好き、街角好き...


出版社からの備考・コメント

四六判並製

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販促プラン

\\レビューキャンペーン//
レビューをご投稿いただいた方の中から抽選で3名様に著者 岡元大さんのサイン本をプレゼント!

プレゼント対象レビュー〆切:2023年12月10日(日)23:59

※当選者の発表は、メールの当選連絡の送付をもって代えさせていただきます。メディアドゥより当選連絡を行います。
※出版社にメールアドレスを開示設定いただいている方が対象となります。
※国内在住の方が対象となります。

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出版情報

ISBN 9784422241111
本体価格 ¥1,700 (JPY)
ページ数 160

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NetGalley会員レビュー

ガードパイプの設置されている理由は何となく理解していたものの、ではそのデザインにしっかりと目を向けたことがあるか、と問われれば首を横に振らざるをえない。
 だから、ひとたびページを進めていけば、「えっ、こんなに種類とデザインがあるんだ」という驚きがあり、また、シンプルで洒脱に綴られる説明がするりと頭に入ってきて、一読しただけでガードパイプ博士になれたような気分に。

 日頃から本ばかり読んで外に出ることがない故に、このような「まちかど」の情景に偏愛を以って熱く語る本というのは、とても新鮮でワクワクさせられました。
 旅先に持っていけば、まるで旅行雑誌でお目にかかった有名店や名物グルメと出会したかのように、ガードパイプで盛り上がれること間違いなしでしょう。
 こういった作品に目を通せば普段よりもたくさんの視点で街を眺められて、そのぶん日常の楽しみも増やせるのでいいですよね。

 そして終盤に収録されている対談では、紹介から一転してよりマニアックな観点やガードパイプに内包された歴史、あるいは将来性なんかが語られていて、それも読み応えがりました。
 「地元で見たあのガードパイプ、そんなに貴重だったんだ」と気付けたのは、純粋に嬉しかったです。

 街歩きを楽しみたい方でも、既に楽しんでいる方にも非常にお勧めできる一冊。
 さらなる視点を求めて、別のジャンルにも手を伸ばしてしまいそうです。

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普段意識せずに視界に入っているガードパイプ(この名前も初めて知った)、こんなに色々な種類があるのかと目から鱗だった。
そう思って意識してみると、色も形も、同じ地域の中でもエリアによって違っている。
遠出した時に、ガードパイプに注目してみるのも面白そう。旅の楽しみがひとつ増えて、嬉しい。

後半の対談も、マニア同士の盛り上がりが面白かった。何かに夢中になっている人の話は、心から「楽しい!」という気持ちが伝わってきて、読んでいるこちらも楽しくなってくる。

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もうね、こういう本はわたし、素通りできないんです。
単管バリケード、ご当地マンホール、商店街のオリジナル電灯等々、見に行くほどの根性はないものの、珍しいもの、おもしろいものは見たい見たい!派。
今回初めて町のあの柵を「ガードパイプ」と呼ぶのだと知りましたが、なんとなくいろいろな町々で、デザインも豊かで、見たことあるなぁと思い返しました。
なんとも見ごたえのあるバリエーション。お花柄、文字、特徴的でキュート極まりない。
わたしの住まいは新興住宅地で、残念ながらガードパイプはありません。そしてまた、若い時ほど町をそぞろ歩くこともなくなって、旧市街のそれも意識に上りませんでした。これから心して、見ていきたいと思います‼︎読ませていただき、ありがとうございました。

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こういう本を探していたんですよ!ガードレール(ガードパイプ)に興味を持って、あちらこちらで写真を撮って来たわたしにとって、とても嬉しい本なのです。

 この本で紹介されている約200種類のデザインを眺めているだけでも楽しいんですけど、やっぱり実物を見なくっちゃね!

 ガードパイプのデザインの紹介はもちろんですけど、自治体の境目に並ぶガードパイプや道路舗装の差のこと、デザイン規制のことなど、知らなかったことがたくさんあって、そういう場所を訪ねてみたくなってしょうがないんです!

 東京都道のイチョウ柄のガードパイプ、通常は緑なのですが、山手通りで黒いのを見たときは衝撃的でした。こういう差を見つけるのって実に楽しいですよね。

 わたしが目にしているガードパイプのほとんどは都内の交通量が多いところなのですが、断崖絶壁とか、海辺とか、自然の中のものも見てみたいなと思います。

 これまで、ガードパイプのように幅があるものでなく、柱だけのものもあるなぁと思っていたのですが、それに「ボラード」という名前があるということを知って、とても嬉しいです。この本で紹介されていた京成千葉駅のそばにあるピーナッツのデザインのボラード、わたしも見たことがあります!

 この本をガイドブックに様々なガードパイプを探しに行きたい!!

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ガードパイプという呼び名を初めて知った上に、こんなに遊び心が込められていたなんて。
ノーマルタイプや目型などの数種類しかないと思い込んでいましたが、イチョウやカエデの形だったり、漢字がモチーフになっている物があるとは、驚きでした。
有識者も唸る「杉並チューリップ」、ぜひ見てみたい。
旅の楽しみが増えました!

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ガードパイプにはちょっと嫌な思い出があります。
昔高校生の時に宮崎に住んでいたとき、学校まで自転車で片道8キロだったのですが、まず電灯があまりなく、自転車のライトしかなくて、ガードパイプの中を自転車で走るんですが横は田んぼで落ちると1mくらい下。
友達と帰っていて、ガードパイプが新しくなり、ブラウンになっていました。
ということで夜真っ暗な中ガードパイプが見えずそっちに寄ってしまったらパイプにぶつかり慌てて自転車を横に切ったら1mほど下の田んぼに落ちました。一気に落ちたのではなくコンクリートの端っこに自転車の真ん中の骨があたり、恥骨をしこたま打ってからの落下。幸い友達がいたので引っ張り上げてもらいましたがこのブラウンのパイプのせいで!!!と思ったことがあります。学校の近くのガードパイプは白だったかな、けれどパイプにちょうど自転車のハンドルが引っ掛かったことがあり車道に転んでひかれそうになったこともあります。

そんないい思い出がないガードパイプ。
こんなにもいろんなパターンがあったとは驚きです!さくらんぼとかリンゴとかとてもかわいいのもあり、今度日本に帰った時に注目してみたいと思いました。

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読書が好きなので、これまでもニッチな本を読んできたが、これはニッチさで言えば究極と言えるのではないかと思う。まさかガードパイプにあんなに種類があるとは。収録されているのは、桜やチューリップなどの花をモチーフにしたもの、イチョウ、けやきなどの木をモチーフにしたもの。魚やイルカなどの動物をモチーフにしたもの。飛行機や新幹線などの乗り物をモチーフにしたもの。案内のついたものや図形をモチーフにしたものなど。中にはこうだといわれてもよく分からないものもある。まず思ったのは「たかがガードパイプ、されどガードパイプ」ということか。マンホールの蓋ならこれまでも気を付けてみていたが、これからはガードパイプにも気を付けようと思う。面白いものが見つかるかもしれないから。

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普段目にしているのに気にすることのないガードパイプ。
様々なモチーフが凝らされたガードパイプ達は実際に見たことのあるものもあって一つ一つチェックするのが楽しいです。
ベンチにも使えるものなど、こんなにもいろんな種類のものが存在するのか!と驚きとともに興味をそそられます。
コラムにも一味違ったガードパイプの魅力が詰まってます。
何気ない街の風景がこんなにも面白く見えるなんて、とても良い本を知れて嬉しいです。

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あるのが当たり前で、主張することもなくひたすら街の景色に溶け込むことを使命とするガードパイプという存在。
「キラキラ」、「映える」といった昨今の売れ筋キーワードの真逆をいくガードパイプを取り上げる(いい意味で)変態な一冊。
まずは、表紙が素晴らしい。ガードパイプの生き様を見事に切り取った素晴らしいカットだ。
中身もガードパイプの知らない世界がたっぷりで、ワクワクする。
キングオブガードパイプのこと。
ガードパイプで、自治体の境界がわかること。
読みながら、ふと自分が通る道のガードパイプのことを思い浮かべる。
小学生の頃は緑色だったはずのガードパイプが、今どんな姿なのかはっきり覚えていない自分に気づかされた。
この本を読むと、いつも見ている景色が違って見える。

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ガードパイプの魅力が詰まった一冊。
私も見逃してしまうほど街並みに馴染むように設置されているガードパイプが好きです。その魅力に気づいたのはほんの数年前です。
よく見かけるタイプのガードパイプと日差しにより出来る影。ガードパイプに反射する日差しの色など、写真を撮り始めて身の回りのものをよく観察するようになりその魅力に気づきました。この本のなかのガードパイプと影の写真がとても可愛くてその場所に行ってみたくなりました。

今年、あるドラマのなかの登場人物がガードパイプが好きという台詞がありガードパイプ好きが世の中にどれほどいるのかと思っていたところでした。
そしてこの本によりガードパイプの奥深さと種類の多さを知りました。そしてまた旅先などにあるガードパイプにも注目したいと思います。

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街の景観に溶け込んでいて、ほとんど意識して見ることがないガードパイプの数々を見ているうちに、なぜか楽しくなってしまう不思議な魅力のある本です。マンホールの蓋の本は何冊か見たことがあるけれど、ガードパイプの本は初めて見たので貴重な一冊だと思います。
今まで全部ひっくるめてガードレールと呼んでいたので、横断防止柵、車両用防護柵などの正式名称があるのを知り勉強になりました。道路脇の柵一つ一つにこんなにも設置者のこだわりと遊び心が詰まっていたなんて、今日から街を見る目が変わってしまいそうです。デザイン性やアイデアもさることながら、溶接技術の高さにも舌を巻きました。風景画やイラストを描く方の資料としてもお薦めしたいです。

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ガードレールと呼ばれることが多い「ガードパイプ」を集めて解説した本。
こういった街角観察図鑑っぽいものは昔から一定のニーズがあると思うけれど、ガードパイプばかり見るのもなかなか楽しかった。
想像以上にバリエーション豊かで、カラー写真も見やすく配置されている。
もちろん役目があって設置されているものだけれど、このデザインはどうやって決めたのかなぁと妄想をふくらませるのも楽しい。終盤の対談で、基準があるため現在はあまり斬新なものは作ることができないという話が出ており、機能性(安全性)と面白さのバランスが難しいということもわかった。
歩きスマホしている人々に、もっと街を観察しながら歩こうよ!と言いたくなる一冊。

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始めの挨拶に「偏愛本」と書いてあり
そうなのか、とちょっと残念なような気持ちと同じ感覚を持ててちょっぴり得意げのような複雑な気持ちが入り混ざる。
私結構興味ありました。そかそか偏愛か。
ガードレールと違いガードパイプ。筒状の金属製のことをそう呼ぶみたい。
小さい頃車内から見えるイラスト模様に目を奪われていたことを思い出した。近くに行くとギュッと締まって見えて遠くからだとのぺっと大きく見える目の錯覚みたいな楽しい感覚。今は法改正で華美なものや金銭的理由で作られないものもあるみたいですね。イラストのものは現行で終わりみたい。寂しい。
地域によって花や名産品をモチーフにしたものもあるのも興味深い。青森や長野のりんごモチーフはとても可愛い。区境から急に道やガードパイプのデザインが変わるのも面白くて自分の地域のものも見てみようと思った。
漢字のデザインも面白く、つい長さに合わせて読んでしまうのもわかりみがある。
全然偏愛じゃないですよ。私はもっと読みたいし、他にも同じような方が沢山いると思います。

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「そう!これは私の好きな本!」表紙とタイトルを見た瞬間に感じたこと。普段何気なく目にしている、特別目に留めることもないガードレールが、こんなにも素敵なものだったと感じさせてくれる満足できる1冊。この出合いに感謝して今日も歩きながらガードレールに目を留めるのだ!この本を読んだ私は違いの分かる人間になったのだから。

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