キミのからだはキミのもの
絵・ルシア・セラーノ/訳・宇野 和美/監修・シオリーヌ
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刊行日 2024/01/15 | 掲載終了日 2024/01/04

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内容紹介
この本は性について説明する本ではありません。
子どもの生活や体は子ども自身のものであり、性被害は身近にあることを知ってほしい、防ぎたいという願いから生まれた本です。
学校での性被害も問題として顕在化してきました。
「プライベートゾーン」「同意」という新しい時代に即した言葉や考え方、自分のからだのことは自分で決めるという考え方や実際の対処のしかた、まわりに信じられる人がきっといるということを伝えたいと考えます。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784591180235 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
ページ数 | 40 |
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NetGalley会員レビュー

小学校1年生の時に、休み時間のたびにスカートを捲ったり体を触ってくる男の子がいました。
ずっと追いかけてきて私も休み時間になるとやめてと言いながら逃げますが、喘息もあり苦しくてあまり走れずもうされるがままになったり、給食の時間も給食当番の時に配膳をしている時動けない状態になっているとお尻を触ってきたりして本当に毎日嫌でした。
担任の男の先生は見ているものの苦笑いするだけ。帰りの会の時には「今日あったいいこと悪いこと」を発表したりするのですが、ほぼ毎日「◯◯くんが△△さんのお尻を触っていました」といってクラスのみんなが笑いながら話し、私は二度辱められ、それに対して先生は「こらーだめだぞ。△△さんもちゃんと嫌なら嫌と言いなさい。だから追いかけるんだぞ。」という感じで、なんだか自分がいけないように思っていてスカートめくり防止のために二度と学校にはスカートは履いて行かないと決めたりしました。
こんな感じで触られたり追いかけられたりするのは自分が悪いみたいに思っていたので小学生のうちから結構痴漢にあいましたが何もできず。大学生の時に留学中、ちょっと接触がしつこい感じの人が身近にいて、その時ちょうどサンタに手紙を書くと返事が来るよということだったのでついでにそんな話もして気持ちが悪いのであまり触られませんようになんて書いたりしました。そしたらしばらくしてからサンタさんから返事が来たのですが、ものすごく丁寧なお返事をくれていてびっくりしました。そこには自分が嫌だと思うのなら嫌だということを伝えて何としても避けていい。パンチだってキックだってしてもいい。と書いてありなんだか感動した思い出があります。
大人になってそういったことは相手の方が悪いというのはわかるのですが、三つ子の魂百までみたいに、小さい時に思ったことはそのままになってしまうのか、どうしても被害に遭った時に自分が悪いんかなと思ってしまう自分が本当に嫌でした。
現在は教育者として、幼稚園の子とかはそうやってお友達の体をくすぐったり抱きついたりすることも多いので勝手に人の体に触ってはいけないんだよと教えています。
できるだけこういった本が身近にあり、大人がそうやって教育していける世界になったらと思いました。