地ごく

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刊行日 2024/01/16 | 掲載終了日 2024/01/16

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内容紹介

// 文芸初デビューながら発売後即重版となった『赤泥棒』の著者が贈る、エグ味100%の人間ドラマ //

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「死んだ方がましのくせになぜ生きているのか不思議な底辺が、将来そうなるであろう若いだけの同じ底辺によって苦しめられいる」と周囲を見下す久野。自身の惨めさを糊塗するために定点観測するだけに飽き足らず、近所に住む土井を弄ぶ手段を考え、実行することに生きがいを見出していた。ところがある日土井から相談を持ちかけられて……。

表題作『地ごく』とそれと対になる『天獄』を収録。

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著者/献鹿狸太朗(けんしか・まみたろう)
1999年生まれ。16歳の時、月刊少年マガジンRにて三ヶ嶋犬太朗名義の『夜のヒーロー』で漫画家デビュー。高校卒業後すぐにヤングマガジンサードにて『踊るリスポーン』連載開始。第59回文藝賞(河出書房新社)で「青辛く笑えよ」が最終候補となる。現在慶応義塾大学大学院在学中。

*関連リンクも是非ご確認ください*


// 文芸初デビューながら発売後即重版となった『赤泥棒』の著者が贈る、エグ味100%の人間ドラマ //

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「死んだ方がましのくせになぜ生きているのか不思議な底辺が、将来そうなるであろう若いだけの同じ底辺によって苦しめられいる」と周囲を見下す久野。自身の惨めさを糊塗するために定点観測するだけに飽き足らず、近所に住む土井を弄ぶ手段を考え、実行することに生きがいを見出してい...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

★価格は予価となっております。刊行時、変更となる場合がございます。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
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おすすめコメント


〈担当編集者より〉

泣きたくて感動ドラマを読むように、
怖いもの見たさでホラーを読むように、
「傷つきたい」という読者のためにこの作品はあります。
どうぞお楽しみください。


〈担当編集者より〉

泣きたくて感動ドラマを読むように、
怖いもの見たさでホラーを読むように、
「傷つきたい」という読者のためにこの作品はあります。
どうぞお楽しみください。


販促プラン


読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集ともに楽しみにお待ちしております。

※発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなどNetGalley以外の外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください。

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お問合せをお願いいたします。

★★



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★★★

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出版情報

ISBN 9784065342862
本体価格 ¥1,600 (JPY)
ページ数 128

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NetGalley会員レビュー

まずとても読みやすかった。文章がすいすいと取り込まれていく感覚。人によって違うと思いますが私にはあってたということが嬉しかった。
地ごくは自分の奥底にあるドス黒い感情が引き出される。なんとも言えない感覚。目を背けてしまいそうなのだが、逆にどんどん引き込まれて読んでしまった。
天獄は母親としてとてもよくわかる部分もありつつも、冒頭にあるように想像力が足らないという部分に引っかかる。彼女なりに考えて周りに合わせて行動してると思う。子を思うゆえの失敗、思い込みの行動、これこそリアルだなと思った。
どちらの話も奇想天外なところがあるようでない、どこかで起こっててもおかしくないような気がする。感動したとかそういう感情ではなく、自分の中にインストールされた気分だ。

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このタイトルでこの煽り文なのに、なぜか愛おしい。
登場人物みな心の底から愛しさが湧いて、ぎゅうううううっと抱きしめてあげたくなった。
理由はわからないし、タイトル「地獄」なのに、こんな感情になる自分が自分でも理解できない。

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表題作の「地ごく」では、社会の最底辺をはいずるように生きている人々が描かれる。主人公の久野は、底辺にいる自分よりもさらに不幸な人間を観察することが唯一の楽しみであるような、寂しい男だ。
久野の周りには、「銀蠅」のような小学生に毎日いたぶられる「蠅の王」土井、死臭を発する老夫婦、つらい記憶を書き換え、病名をつけて自分を守ろうとする加藤など。「地獄に堕ちる人間によって現世を地獄にされている生き物」たちの、読んでいるだけで悪臭が漂ってきそうな悲惨な描写が続く。
しかし自分よりはるかに下だと嘲っていた土井と、ひょんなことからリアルな接触を持ってしまった久野を待ち受ける衝撃の事実。「地ごく」というタイトルの意味が判明する終盤の、久野の絶望。見事で、鮮やかだ。
二作目の「天獄」は、経済的にも容姿にもそこそこ恵まれて、一見何の悩みもなさそうに見える若い母親が主人公。しかし、「出来が悪い」息子を愛せず、他人の子と比べては悩み、誰にも相談できずに悶々とした日々を送る。
あちこち彷徨いさんざん悩んだ末に、主人公がたどり着いた「天獄」とは・・・。
どちらの作品も、筆者の語彙の豊富さと表現の豊かさに舌を巻く。名料理人が作った料理をゆっくりと味わうように、文章そのものの見事さをじっくりと味わいたい作品だ。

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痛烈な言葉が宙を舞う。時が進めば、「筆ハラ」、「描きハラ」となってしまうかも、とほくそ笑みながら、ココには日常では言い表すことができない思いが鏤められている。虚無感の百貨店が鎮座する『地ごく』と、錆びたモールに差す薄日に照らし出されていく『天獄』。どちらもその先の結末は読み手次第。生きていることで味わうことができるエキスを探し求めながら、知の伝道は姿形を変え、また新たな創造を産み出していくのかな。今まさに次代のアーティスと出逢えたことに感謝。

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生きてるけど死んでないだけで。過去も現在も未来も諦めて目をつむるときに、寄り添ってくれる一冊。
この世界は平穏無事なツラの皮をしてるだけだぞと、不感症で分厚くなった汚い皮を引っ剥がして、地獄だねって一緒に笑いたい♡
この本は本当の友人にしか薦めないと決めた。

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この地獄を読んでいるとき読者は、どんな表情を浮かべているのだろう。嫌悪か、憐憫か、それとも自分のなかにもある、よく見知った悪意に歓喜するのか。

何故生きているのか、まだ生きていられるのか。なぶられそしられ、底辺だと後ろ指を指され嗤われ消費される負のスパイラルに、何度も嘔吐いた。

「この傷は、まだ自分の痛みじゃない」
「ここまで、まだ自分は落ちていない」

そう誤魔化して視線を反らしたくても、この作品はそれすら許してくれない。

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人を蔑みながら、自身と常に対話しながら、苦しんでいる登場人物たち。
現代社会の残酷さ、生きづらさを体現しているようです。
誰の心の底にもある感情が、溢れていました。
共感したくないと思うけれど、これは共感せざるを得ない。

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初めは斜めから球が飛んでくる感じで、なにかピンと来ない理屈っぽさばかりを感じて、内容が頭の上を通り過ぎるように手ごたえを感じなかったのだが、読み進んでいくうちに、まさに直球で痒いところをピンポイントでバンっと当てられるような、ネット掲示板に載せたら確実に叩かれそうな、本当の心の奥底にある冷酷さや醜さ溢れる本音を言い当てられている気がした。少なくとも私には共感するところが多く小気味良い快感でもあった。

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地ごく
団地で子供たちにいじめられている男・土井と、警備員として勤務する久野。
久野は土井をさげすむように見ていたが、土井をいじめる側にいたり警備員仲間の加藤と話をする中で、少しずつ自分の置かれている社会的立場もじわじわ気づくようになっていく。
このじわじわ来るのに、ストレートに、久野も土井のようにそう報われない日が来てしまうのではないかと絶望させられている、描写の力がすごい。

天獄
見事に地ごくの対偶。
菜々子の息子・太陽は一見何かの障がいがあると思えるほどには小学校での態度に困らせられていた。いっそ症状がついてしまえばいいのに。と思っていたところで、参加したLINEのチャットグループで気づいたこととは。
菜々子の不安が不安を呼ぶ気持ちもわかるが、そこにカテゴライズできない環境になったときの菜々子の絶望感。きっとこうなっている人いるんだろうな、と思わせるようなリアリティも強い。

パンチで攻められるというよりは、後ろから締めあげられるような、じわじわ感がたまらない作家さんだと認識しました!面白かった&リアルすぎて恐ろしかったです。。

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人間の心に潜む悪意を煮詰めて絵の具にし、それを塗り重ねるとこのような絵になるのかと思いました。また、それを読んでいる自分にも登場人物の心理に通じるところがあって、読んでいて、ちょっといたたまれなくなりました。
が、しかし、作品に描かれている人物には、みな、どこか憎めないところがあります。もしかしたら、心の中の悪意を汲み出した後には、実は他人に対する愛情だったり憐憫だったりといったものが残っていて、最後にはそれが滲み出てくるということなのでしょうか…

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終始どんよりとした雰囲気を伴う文章に、ぞくぞくしました。本作に登場する人々はみんな何かしらに絶望しています。登場人物の気持ちに少し共感できる部分もあったり、共感できる自分にもぞっとしてしまったり…。それぞれ絶望を抱いていて、醜い感情が蠢いていますが、そこも人間らしいなと思ったり…。私にとって「地ごく」とは何なのか考えさせられました。

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こんなことが身近で起きていたら、そこは確かに地獄。始めから凄惨な生の描写が続くので、なかなか読み進めることができませんでした。
自分からは手にすることのない分野の本。
でも読み出したらその後が気になり、結局は最後まで読んでしまいました。

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著者の名前は献鹿狸太朗。けんしかまみたろう、と読む。このなにやら意味ありげなペンネームから著者の漢字への強いこだわりが感じられる。『地ごく』という小説を読むと、著者の漢字へのこだわりは執着といっていいほどで、尋常ではないことがわかる。モニターを見るとまず漢字の多用に驚かされる。大雑把に見て文章の6~7割が漢字という印象を受ける。しかも、普段はまったく目にすることがない珍しい読み方をする漢字がどんどん出てくる。たとえば、嗄らす、予てより、俯く、心做しか、区区、などはルビが振られていなければとても読めないだろう。おそらく多くの人は、害心、灼然、呈色などの熟語はなんとか読むことはできても意味がわからないだろう。その結果、読者は〈鼻元思案な妄想だった〉〈鎖帷子のような成熟瘢痕を纏う〉〈鬼胎が射創から溢れ出した〉〈杏眼は秋波を送るためにあって〉〈贖宥状にはなり得ないのだ〉といった、なかには広辞苑にも載っていない漢字=言葉を使ったまことに難解な文章に出会うことになる。
 『地ごく』は「地ごく」と「天獄」というタイトルのついた二作品の連作小説で、「地ごく」の主人公・久野は30代後半独身の男だ。団地住まいで夜勤警備のアルバイトで生計を立てている。久野は世界のあらゆるものを呪詛しながら、下層社会の縮図のような団地で暮らす人々を、「最低な霊長類」である自分の痛みを癒す存在として愛でている。その団地住民のひとりで向かいの部屋の土井という、いつも小学生になぶりものにされている〝老人〟を、SNSを使って罠にかける。土井は久野の思惑どおり醜態をさらすが、ある日久野は土井から遺書を書いてほしいと頼まれ、引き受ける。ところが久野は自分が地獄の「獄」という漢字が書けないことを知って愕然とし、ただ怠惰に生きてきたおのれの半生を顧みる。このエピソードは、漢字で埋め尽くされたこの小説に対する著者自身のアイロニーのようにもみえる。
 一方、「天獄」の主人公・細貝菜々子は、広い戸建ての家に住む美しい専業主婦。夫は単身赴任で20歳の時に産んだ小学生(9歳)の息子・太陽と二人暮らしだ。一見、久野とは対照的に見えるが、自己肯定感が異様に低いという共通項がある。菜々子は、向かいに住む太陽と同い年の全盲というハンデを背負いながらバイオリンが天才的に上手な少女・希桜とくらべ、太陽は中途半端に平凡な子どもだと憎んでいる。そしてそんな子どもにしてしまったのは母親だと自分を責めている。ママ友同士の会話で傷つき、孤独感にさいなまれる菜々子は、ちょっと変わった子を持つ親たちが悩みを共有できるママ会に誘われ、オフ会に参加することになる。しかし、菜々子はそこでさらに負の感情に囚われた末に、何かをあきらめ夢すらみることのない「母のような何かと息子のような何か」が暮らす「監獄のような室内」を描写して物語は終わる。
 この小説は、いまはほとんど使われることがない漢字を使った古風な言い回しを意識的に用いることによって、勝ち組と負け組(勝者と敗者)の分断が進む現代日本のなかにあって、ハイリー・センシティブ・パーソンすなわち外部からの刺激に敏感に反応する人々やマイクロアグレッション(無自覚な差別による攻撃性)に苦しむ人々を戯画的に描いた、きわめて今日的で自覚に富む社会性の高い作品である。

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人の幸せ、不幸せとは何か。収入、地位、家族、学歴、そんな「外から定義できる要因」で決まるものなのか。それともそれは個人の心の中にあるものなのか。
普遍的で語り尽くされた感のあるテーマだが、作者は2人の対極的な主人公の内面を丁寧に描くことで、このテーマを読者に投げかける。
誰しも身に覚えのある人間の虚栄心、他者を貶めることで自分を保とうとする嫌らしさを、つくづくうんざりするほど突きつけられる。
読後感はもちろん爽やかとは程遠い。だが苦笑いしながら、人間だものな、と思う。面白い本だった。

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誰もが持っている物差しのほんのちょっとした違いにより、発生する悲(地獄)喜(天国)劇。一度は感じたことがあるであろう思う違和感のようなもの得体がハッキリしないものに焦点を当てたところが新鮮な感じです。
心の描写が細かく表現されており、読者は自然に引き込まれていきそうに思います。今後も期待出来る作家さんです。

ここからは、少し気になった箇所があったので記載しておきます。
冒頭で、毎日同じ時間に子供たちにいじめられている箇所があるのですが、いじめられている方(イボイボ)はそれが嫌でたまらないとなっているのですが、であれば時間をずらすなど対策を取ってもよいように思うのですが、その箇所の描写が乏しく、少し違和感を持ったまま先を読み続ける事になるのですが、結局この点については解決しませんでした。全体的な趣旨に影響があるわけではないのですが、この違和感が気になっています。これも作者が意図して仕掛けているとしたら、何らかの解決が欲しかったところです。

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全体的に,著者の語彙力が高く,各場面で心理描写や人物描写が巧みであるため,読んでいてイメージしやすかった。
 『地ごく』を読んでいると,冷笑する一方で,じわじわと自分が負に誘導されているような感覚に陥った。負の感情は,できれば避けたい感情ではあるが,たまに触れて向き合ってみることも悪くないなと思った。
 『天獄』は,主人公が,自分,我が子または他人を観察し,平均的水準を出し,自分と我が子がその平均的水準に止まることを望んでいるように思えた。その一方で,物語の主人公的な「特別」であることに憧れがあり,それ以外の「特別」さについてはあまり良いと思っていないが,そのような称号がある方が良いとは思っているようだった。『地ごく』においても,発達障害がある等の能力における「特別」は,自分が平均的ではないことをカバーするためにある「自己弁護」にもなり得ることを指しており,現代を生きる者にとってそのような「特別」は割と重要なものなのだと気づかされた。
 総じて,この作品は,「特別」について考える良い契機となった。

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人間は、他人との比較でしか自己の幸福や存在意義を見出せないのか?
自分が何もしなくても、他人が不幸になればなるほど、自分が幸せになる。
我々もそうである。「ヤフコメは民度が低い」と言いながら、ついつい見てしまう我々も、結局はヤフコメ民とたいして変わらない存在である。
ネットが発達して世界中の情報が素早く手に入る時代になっても、人間の精神的視野は広がっていないのではないか?

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綺麗事一切なし、人の悪意を煮詰めたようなエグみがすごい。タイトルの意味が分かった時に、そのリアルな絶望に打ちのめされた。土井ほどの途方もない理不尽な不幸は分からなくとも、久野の惨めさは分かる気がする。理不尽でないからこそキツイ。絶望の物差しは人それぞれ。

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自分の中の黒い感情が爆発して自分に返ってくる。なんで生きてるんだろう、なんで息をしているんだろう、いままで何をしてきたんだろう。
素晴らしき地ごく。
自分の葬式で配りたい本。
みんなこれを読んで打ちのめされればいい。

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