ゼロからの『資本論』

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刊行日 2023/01/10 | 掲載終了日 2024/01/31

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内容紹介

コミュニズムが不可能だなんて誰が言った?

『資本論』は誰もがその存在を知りながら、難解・長大なためにほとんど誰もが読み通せない。この状況を打破するのが斎藤幸平――新しい『資本論』解釈で世界を驚かせ、『人新世の「資本論」』で日本の読者を得た――、話題の俊英だ。マルクスの手稿研究で見出した「物質代謝」という観点から、世界史的な名著『資本論』のエッセンスを、その現代的な意義とともにていねいに解説する。大好評だった『NHK100分de名著 カール・マルクス『資本論』』に大量加筆し、新・マルクス=エンゲルス全集(MEGA)の編集経験を踏まえて、“資本主義後”のユートピアの構想者としてマルクスを描き出す。最新の解説書にして究極の『資本論』入門書!

コミュニズムが不可能だなんて誰が言った?

『資本論』は誰もがその存在を知りながら、難解・長大なためにほとんど誰もが読み通せない。この状況を打破するのが斎藤幸平――新しい『資本論』解釈で世界を驚かせ、『人新世の「資本論」』で日本の読者を得た――、話題の俊英だ。マルクスの手稿研究で見出した「物質代謝」という観点から、世界史的な名著『資本論』のエッセンスを、その現代的な意義とともにていねいに解説する。...


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出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784140886908
本体価格 ¥930 (JPY)
ページ数 240

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

自分の頭が足りないので理解しきれない部分もあったが、資本論の基本すらわからない人間でも最後まで読めた。
序盤の『商品に振り回される』なんて、特に今の日本を表わしているのではないだろうか。例えがわかりやすいし、頷きながら読んだ。これを読んだことにより資本論を完全に理解したことにはならないだろうが、入門書としてはぴったりなのではないだろうか。

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まさか自分が『資本論』に触れることになるとは思わなかったが、この本は現代の生活に即した部分と、それをマルクスが述べている部分に触れることで、なるほどと理解ができるようになっている。

たとえば、商品価値という一面のみ注目する現在の資本論理。本当のコストを見ていないという言葉は、まさにその通りである。しいて言えば、地産地消の野菜などを買うときに、近いほうが運搬コストが安くすむから、この価格なら満足ね、程度の認識だった。もっと考えるために、教育が存在するのに、だ。

また、これからの日本は、老後を生き延びるために「投資家」であることを求められる社会の行きつく先に待っているもの。究極のコスパ社会になってしまったら、自分がなんのために生きているのか疑問だらけになってしまう。

なんということだ。
資本主義社会が悪いというわけではないがしかし、その道を突き詰めるとどうなるのか、もっと私たちは考えるべきである。

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マルクスの資本論は何度も挫折しているが、本書は著者の新解釈も含めて、とても具体的で読みやすい本であります。ただ、自分の都合のいいように議論を展開している風にも思えるところが多々あり面白いが、これは彼の理想であり、本当にマルクスがこんなことを考えていたのかなと疑問があります。中国よりも社会福祉国家にマルクスが近い話しは納得できました。そういう方向で世界は進めばかなり良くなると感じたが、最後の結末のコモンの再生とか、コミュニズムとかの話しは無理だよと感じました。それにそれが幸せだとは限りません。

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