寄生虫を守りたい
佐々木瑞希
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刊行日 2023/06/21 | 掲載終了日 2024/08/31
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内容紹介
"寄生虫になったつもりで考えれば、未知の生態系が見えてくる。
虫嫌いだった少女はやがて寄生虫研究者となり、ひっそりと生きる「小さなものたち」の世界へ引き込まれた――。
気鋭の研究者がユーモアたっぷりに描く「寄生虫学」の引力!
著者は寄生虫研究所設立を目指す女性寄生虫学者。世界中に存在する寄生虫は、研究者でさえ混乱するほどの多様性がある。その一方で滅びゆくものも多く、目にする機会の少ない貴重なものもいる。
緻密かつ巧みに設計された体内構造、機能美、そしてライフサイクル。ほとんど知られていない寄生虫の生態とその研究方法を写真とともに紹介し、その独特な魅力を語りつくす。
【目次】
序 章 はかない生きざま
第一章 なかなか過酷な寄生生活――多様すぎるライフサイクル
第二章 見たことのない寄生虫を追う――寄生虫研究とはどのようなものか
第三章 誰にも気づかれずに生きる――陸上で生活する寄生虫
第四章 運任せの一生――河川や湖沼を利用する寄生虫
第五章 圧倒される個体数と多様性――広い海を回遊する寄生虫
第六章 絶滅から救いたい――自然環境と寄生虫の関係
終 章 減らないように、増えないように"
出版社からの備考・コメント
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出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784907623609 |
本体価格 | ¥2,200 (JPY) |
ページ数 | 272 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
魚などの中に寄生虫を見つけた場合あなたはどう感じるだろうか、私には単に気色悪いとしか感じられないのだが、寄生虫に魅せられる人は一定の割合でいるものだ。考えてみれば寄生虫には宿主特異性が高く、特定の動物にしか寄生できないものがいる。また中間宿主、終宿主が厳密に決まっている種もいる。どうしてこのようなライフスタイルなのか、考えてみると不思議である。昔のように中間宿主、終宿主となる動物が沢山いる時代ならともかく、中には絶滅した種もあるだろう。そういった絶滅種を宿主としていたものは一緒に絶滅するしかないのだろう。そのようにひっそり滅んでいった寄生虫も多いのではないかと思う。
著者は獣医であり、寄生虫の研究者だ。そのような著者が紹介する寄生虫の数々。これだけ色々な寄生虫が存在するということは驚きでもある。