つながらない覚悟

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刊行日 2023/12/16 | 掲載終了日 2023/12/18

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内容紹介

私たちは子どもの頃から「人間関係は大切にしよう」と教え込まれ、つながりを結ぶことが強制されることもある。

しかし、人とつながるとはどういうことなのかがよく理解されておらず、他人との「絆」が依存・支配関係になってしまうことも多い。

「私」を失わないためには孤独を恐れてはいけない。

私たちにはつながらない覚悟が必要なのだ。

望ましくない人間関係を捨てて、偽りのつながりを真のつながりに変えるための考え方や方法を哲学者が語る。

【本文より】
●支配、強制されて作り出されるつながりは、偽りのつながりである。このつながりは、人は本来的には他者とつながって生きているという意味の真のつながりとは別物である。

●相手を理解したい、理解しようとする。これが愛である。ただ一緒にいるだけでは、いい関係を築けない。互いを理解する努力が必要である。(中略)理解しようと努力しても、その理解が正しいかどうかがわからないのであれば、たずねるしかない。

●誰かを支配したり、依存したりすることなく、自分の完全性を保ったままで人と結びつくにはどうしたらいいか。「共鳴」(レゾナンス)という仕方であれば、他者に影響を与え、他者から影響を受ける。他者と共鳴することで、自分が変わることはある。

私たちは子どもの頃から「人間関係は大切にしよう」と教え込まれ、つながりを結ぶことが強制されることもある。

しかし、人とつながるとはどういうことなのかがよく理解されておらず、他人との「絆」が依存・支配関係になってしまうことも多い。

「私」を失わないためには孤独を恐れてはいけない。

私たちにはつながらない覚悟が必要なのだ。

望ましくない人間関係を捨てて、偽りのつながりを真のつながりに変えるための考え方や方法を...


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784569856216
本体価格 ¥1,000 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

アドラーの個人心理学の鍵概念に「共同体感覚」がある。
これは「人と人がつながっていること」を意味する。
つまり「私」は他者なしに生きられない。

他者をものではなく人間として真につながるために考えたい一冊。

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人とつながるとは一体何だろうか。
その「つながり」本当に必要ですか?依存や支配ではありませんか?

一人では生きられない。だからこそ人とのつながりを子供の頃から大切にしなさいと教えられてきた。
親子関係や、会社の上司と部下の関係、SNSでの関係など今こそ見つめ直す時なのだろう。
人間は関わる相手を「理解する」ことは出来ないし、「理解される」ことも難しい。それは他者は自分ではないからだ。
第9章理解するということにおいて 「自分だったら」と自分中心の視点ではなく、相手の立場に身を置くということの必要性についての考え方がある。年齢を重ねると「自分だったら」と子供や部下という若い世代にアドバイスを送る人もいるのではないだろうか。しかし、その人たちは自分ではない。同一視することなく他者の立場にたち共感するということを忘れずにいたいと思った。

著者が聞いたがあるという一文に目を疑った。
「本を出版したいと思っても、フォロワー数が多いことを条件にする出版社がある」という言葉だ。
真偽はわからないが、もし作家さんが「つながりの強制」を受ける時があるとすれば、読者としてこんなに悲しい事はない。

とにかく「つながり」は強制されるものではない。孤独に生きろという内容でもない。今の自分の人間関係について立ち止まり考えるきっかけになるだろう。

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『自分の考えだと思っていても、実際は自分で考えたわけではない。それなのに、他の多くの人がいっていることが自分の考えだと思い込んでしまう。』(本文より)

 自分の考えが、実は誰かのコピーであるということを自覚するだけでも、考え方は大きく変わります。自分は知らないうちにこんなに洗脳されていたのかということがわかって来ると、モノを考える大前提が変わってきます。

 日本人だからとか、女だからとか男だからとか、若いから、年寄りだから、何らかの型にはまった生き方をしなければならないなんて、誰に命令されたんだろう?ホントはもっと自由でいいんじゃないか?

 「人間関係を大事にしよう」という考えがエスカレートすると、依存とか支配とかという関係が生まれてしまうかもしれません。「つながり」のために自分がないがしろにされてしまっているとしたら、楽しいわけがないのです。そこまで無理して何の意味があるんだと自問自答し、あえて「つながり」を切る覚悟も必要なのでしょう。

 何年か前に、友達だと思っていたある人との関係がおかしくなったときに、仲の良い友達に言われた「あの人はああいう人だから」という言葉に救われたことを思い出しました。ムリしてつながっている必要なんかないんだと思って関係を切ったら、ホントに気が楽になったのですから。

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【つながらない覚悟】
#岸見一郎 #php新書

#嫌われる勇気 の、著者がつながらないことの大事さを

紐解いた一冊。

#アドラー の考え方から作られた内容でした。

つながりについては大切だとはわかっていますが、

時にはつながることもしんどかったり、デメリットになったりするんだと

いうことがわかります。

著者自身、親しげに近づいてくる人に対して何か裏があるのではないかと感じ、

人と関わると摩擦が生じて、傷つくこともあります。

◯強制されるつながり

◯心が弱っていると依存する

◯叱られると依存する

◯学生の成績が奮わないのは教師の責任

◯教育が依存的な人をつくる

◯#支配する人

◯#つながりの強制

◯異なることを許さない空気

◯オリンピックも利用されている

◯自分の人生を生きる
→他者の期待に応えない
→人からどう思われるか気にしない
→他者に認められようと思わない
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後半にかけて、愛などの話も入っていました。

人は繋がりがないと生きていけませんが、ときには

そのつながりは必要なのか

考えることも大事だとわかりました!
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#つながらない覚悟
#つながり
#つながらない

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