ニッポン政界語読本【会話編】

無責任三人称から永遠の未来形まで

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刊行日 2024/01/19 | 掲載終了日 2024/01/31

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内容紹介

今日も国会では、政治家たちの摩訶不思議なことばが飛び交う。かれらの「政界語」をマスターすれば、超絶技巧の会話術を見抜く能力が身につくかも? 「政界語」研究の第一人者(自称)を講師役に、話題の悶絶教材を味わいつくす。

第1部●政界語における日常語の特殊用法

レッスン0 あなたの政界語レベルチェック

レッスン1 「理解」の特殊用法

レッスン2 「誤解」の特殊用法

レッスン3 その他の日常語の特殊用法「ご心配をかけた」「申し訳ない」「最適化」「募る/募集する」

第2部●政界語の文法的特徴

レッスン4 人称の政治的に正しい使い分け

     「させていただきます」言葉/自画自賛の一人称/懇願の二人称

      他党こきおろしの二人称・三人称/無責任三人称/主語のぶれ

レッスン5 答弁回避形

    「個別の事案だから」「人事に関するものだから」「訴訟中だから」「仮定の質問だから」「所管外だから」

      「個人情報だから」「いま発言している自分とは違う自分の話だから」/答弁回避形の見える化

レッスン6 その他の文法事項

      甘い未来形/永遠の未来形/現在否定形/御指摘否定形

今日も国会では、政治家たちの摩訶不思議なことばが飛び交う。かれらの「政界語」をマスターすれば、超絶技巧の会話術を見抜く能力が身につくかも? 「政界語」研究の第一人者(自称)を講師役に、話題の悶絶教材を味わいつくす。

第1部●政界語における日常語の特殊用法

レッスン0 あなたの政界語レベルチェック

レッスン1 「理解」の特殊用法

レッスン2 「誤解」の特殊用法

レッスン3 その他の日常語の...


出版社からの備考・コメント

※本アカウントは、BookCellarの運営元である㈱とうこう・あいが運用しております。本作品にアクセスした際の会員情報の開示先は、㈱とうこう・あいとなります。

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販促プラン

★ポップ作成を予定しています。ご希望の書店様はご一報ください。

★もともとが政治家センセイの発言を自由に教材として論評したものですので、内容への言及も発売前からどんどんおこなっていただいてかまいません。ネタバレも各自の判断でご随意に。画像での紹介も1度に500字ていどまでOKです。内容の連続しての使用は引用要件を満たす範囲でお願いします。

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784811808666
本体価格 ¥1,600 (JPY)
ページ数 160

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

まあ政界語って逃げを打つ時には便利なもので、「記憶にございません」「善処いたします」「個別の案件には、仮定の質問にはお答えできません」とか、今をにぎわすパー券キックバック渦中の議員は一応に「訴訟中だから」と「精査しまして」。ほんとに政治家というもんは逃げてばかりいるもんだなあ。一見前向きにも聞こえるその言葉にたぶらかされないように。

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あまりに腹立たしいことが多く、奥歯も折れそうな2023年にこの本に出会えたのは素晴らしいかった。
これは全日本人が読むべきだし、学校の図書館は絶対置いて欲しいし、書店では一番目立つところに陳列して欲しい。
政治家が使う有権者を煙に巻くおかしな日本語あれこれを、実際の答弁を例に紹介している。
「あったなそういう発言」と思い出すのと同時に、「あの発言で騒いでいたのってこういう意味なの?」と驚くことだろう。
政治家の発言の意味がわかり始めると、政治に関心が出てくる。
「どれどれ、今日はなんっていうのかしら?」となれば、適当なことを言う人に票を投じて適当な政治を許すことにはならないのではないだろうか。
政治記者はじめマスコミは必携して欲しい。
有権者を煙に巻こう発言をとことん追求できるように。
本書を書いたのが外国出身の方というのも興味深い。
同じような本は他にもあるのかもしれないが、海外の事情にも明るく、さまざまな言語の知識がある著者だからこその一冊だと思う。
そのご指摘、しかと受け止め生かさないと。
政界語を駆使し、煙に巻くマスターの方向ではなく。

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なるほど、こういうスタイルの時事評論っぽい著作もありなのか、と意表を突かれた一冊。
政界の独特の用語は確かに存在していて、でもそれをおもしろく解説した本はなかったかもしれない。
政治に関心が薄い人は途中で飽きてしまうような気もするけれど・・・ユニークな本だと思う。

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いつもニュースを見ていて、政治家の人たちは気持ちの悪い日本語を使うなと思っていました。私たちの使う意味合いではないなと。
そのモヤモヤをまとめてくれた本があるなんて!おかしいと思っていたのは私だけではなかったのだなと、タイトルを見て笑ってしまいました。おもしろすぎる。そして、それを書いたのが外国の方だということにまたびっくり。
当たり前のように日本語を使っているから言葉に鈍感になってしまっていたのかなとちょっと反省。
しかし、永遠の未来形とか、笑えるけど笑えない・・・。

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