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パレスチナに生きるふたり ママとマハ 表紙

パレスチナに生きるふたり ママとマハ

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刊行日 2023/01/20 | 掲載終了日 2025/03/31

ハッシュタグ:#パレスチナに生きるふたりママとマハ #NetGalleyJP


内容紹介

写真絵本でお届けする、パレスチナに生きる女性たちのちいさな願い、祈り、声。

バスマ(ママ)とマハは、写真家高橋美香さんがパレスチナで居候として、ともに生活をおくってきたふたつの家族の女性たちです。バスマは分離壁が造られ土地を奪われてしまったビリン村に、マハはたび重なる軍事侵攻に苦しめられているジェニン難民キャンプに暮らしています。

わたしたちと同じように、子どもや周囲の人々を気遣いながら懸命に生きているバスマとマハ。高橋さんを通じて知り合ったふたりは、互いを思いやっています。「いつか一緒にお茶を飲もう」という願いは、果たして叶うのでしょうか。

写真絵本でお届けする、パレスチナに生きる女性たちのちいさな願い、祈り、声。

バスマ(ママ)とマハは、写真家高橋美香さんがパレスチナで居候として、ともに生活をおくってきたふたつの家族の女性たちです。バスマは分離壁が造られ土地を奪われてしまったビリン村に、マハはたび重なる軍事侵攻に苦しめられているジェニン難民キャンプに暮らしています。

わたしたちと同じように、子どもや周囲の人々を気遣いながら懸命に生き...


販促プラン

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)2024年版

特集 SDGsに取り組もう 選定作品

【テーマ 16 平和と公正をすべての人に】

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【テーマ 16 平和と公正をすべての人に】


出版情報

ISBN 9784780312546
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 44

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NetGalley会員レビュー

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ニュースの報道で、ガザの様子などが映し出されると胸がつぶれる思い。
そこに住む人々の嘆き。あまりに軽く扱われている命。
画面越しに伝わる悲痛な感情が、私の心にくさびを打つ。

この絵本は、そこに住む人たちには日常があるのだということを、教えてくれる。
しかしその日常も、過酷だ。夫や息子を見送りながらも今日きちんと帰ってくるだろうかと、心配する。
理不尽に、理由なく奪われる命。
美しい農場の生活を送っていたママ。
難民キャンプに嫁入りしたマハ。
心豊かな、優しい二人が会いたいと願っている、普通のことが、なかなか実現しない国、場所。

現実として、侵攻による被害が隣り合わせというのを、実感するこの本は、とても貴重なものだ。

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当たり前のことを当たり前に願えない。
そんな状況に長く暮らすことを強いられているガザの人たちのことを思うと、
無力感にさいなまれるばかりなのですが、
著者のように個としての関係を結んでいる方を目の当たりにすると、
無力感に落ち込むばかりでなくできることを探さないと、
というそれこそ当たり前のことにハッとさせられる思いがします。

会いたい人と好きな時に会って、一緒にお茶を飲む。
そんなささやかなことすらありえない場所が地球上からなくなるように、
パレスチナのニュースが届きにくい日本に暮らす生徒たちにも、
自分たちにもできること、自分たちのできることを考えてほしいと思う。

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いつまでも終わる兆しの見えないパレスチナの人々の苦しみ。
写真家の著者は当地の家族と生活を共にし、彼らの日常を通じて、どうにかしてそこに生きる人々、とくに共にすごした女性たちの現実を伝える術はないかと考え、このような「写真絵本」が誕生することとなった。
複雑な歴史、政治、社会事情を抱えるパレスチナ。沢山の報道、ニュース、ルポはあれど、死と隣り合わせに生きる残酷な日々を生きる人々を身近に感じることはとても難しい。

沢山の写真、そしてこの本に出てくる二人の女性の心からの言葉。
そこには、山のような理不尽に囲まれながら、自らの生をただ必死に耐えながら生きている人間の姿があった。

比較することは意味がない。ただ、ただ生きている。

ジャッジするための描写ではない。ただただ現実がある。そして彼らを少しは身近に感じられるようになる、それが一筋の救い。

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