ジュリアと ともだちは どんなときでも
制作:セサミワークショップ 訳:ジェリー・マーティン
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刊行日 2023/03/15 | 掲載終了日 2025/03/31
イマジネイション・プラス | imagination + Sesame Street
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内容紹介
・絵本の内容
ジュリアは自閉症のある女の子で、自閉症を理解するために生まれたキャラクターです。
自閉症があっても他の子と同じだよ、ということをセサミストリートの人気キャラクターと学べる絵本です。毎年4月2日は国連の定めた「世界自閉症啓発デー」です。そのポスターにも登場しているジュリアの日本初の絵本です。
・ジュリアについて
ジュリアはセサミストリートに住む4歳の女の子こ です。髪は赤くて、目は明るい緑色です。絵を描いたり、おにごっこをするのが大好きです。ジュリアには自閉症があります。時々、ジュリアは少し違ったことをするけれど、友だちのエルモやアビーは「それはジュリアのやり方ね」と言って、ジュリアのことを理解しようとしています。そしてジュリアのことが大好きなのです。
おすすめコメント
毎年4月2日は「世界自閉症啓発デー」です。セサミストリートで自閉症を理解するために生まれた「ジュリア」は毎年日本でも「自閉症啓発デー」のポスターに登場しているキャラクターです。また自閉症を理解するためのイベントにも登場しています。現在、NHKでも定期的に番組が放送されています。
毎年4月2日は「世界自閉症啓発デー」です。セサミストリートで自閉症を理解するために生まれた「ジュリア」は毎年日本でも「自閉症啓発デー」のポスターに登場しているキャラクターです。また自閉症を理解するためのイベントにも登場しています。現在、NHKでも定期的に番組が放送されています。
販促プラン
児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)2024年版
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 3 すべての人に健康と福祉を】
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出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784909809452 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
ページ数 | 34 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
ジュリアが過ごしている生活はみんなと一緒。
着替えをして、おやつを食べる、遊ぶ、絵本を読む、ハグをする。
やり方がちょっと違う方法かもしれないけれど、それはひとつの方法、「ジュリアスタイル!」なんだよ。
家族だけでなく友だちにも理解してもらえると、すごく嬉しいね。
本書にように、自閉症を特別と思わないで「〇〇スタイル!」って言える社会になりますように。
内容紹介を読んで、セサミストリートの馴染みのあるキャラクターたちが自閉症のことを説明する絵本かと思ったら、ちょっと違った。
自閉症のジュリアも、あなたと少し違ったやり方はするけれど、あなたと同じようにうれしかったり、悲しかったり、楽しかったりするんだよ、ということがシンプルに書かれていて、いいなと思った。
読み終わってすぐは、この絵本を手にする年ごろの子どもには、これくらいがいいんだろうな、と思ったのだけど、あとから、どの年代でも、「自閉症の人はこうだから、こうやって接しないさい」という必要はなく、自閉症を持つ人もあなたと同じ人間なんだということが分かればいいんじゃないか、と思った。
接していくうちに、この人は、こういうことが苦手なんだな、とか、こういうことが嫌なんだな、とか、わかっていけばいいんじゃないかと。
自閉症のない人と接する時でも、最初からはどういう人かわからなくて、接していくうちに、こういう人なんだな、というのがわかっていくのだから。
シンプルな絵本だったけど、ちょっと考えさせられた。