じじつは じじつ、ほんとうの ことだよ

ちいさな かなしい じじつの おはなし

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刊行日 2022/11/28 | 掲載終了日 2025/03/31

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内容紹介

小さな悲しい事実(本当のこと)がいました。街の人は事実を気にとめていませんでした。しかし偉そうな人たちは事実を隠し始め、これが事実だと言いながら嘘を作りまき散らします。事実がなくなった世の中は乱れ暗くなっていきます。そこに偉そうな人たちに抗う勇敢な人が現れ事実を探し始めます。遂に事実は探し出され再び世の中に放たれます。そして世の中はまた元の明るさを取り戻します。アメリカで話題の絵本です。

小さな悲しい事実(本当のこと)がいました。街の人は事実を気にとめていませんでした。しかし偉そうな人たちは事実を隠し始め、これが事実だと言いながら嘘を作りまき散らします。事実がなくなった世の中は乱れ暗くなっていきます。そこに偉そうな人たちに抗う勇敢な人が現れ事実を探し始めます。遂に事実は探し出され再び世の中に放たれます。そして世の中はまた元の明るさを取り戻します。アメリカで話題の絵本です。


おすすめコメント

「えらそうなひとたち」が事実を隠し、「事実」と言って「嘘」を量産します。そして世の中は乱れるのですが、「えらそうなひとたち」に抗って真実を探そうという勇気ある人が登場します。常に真実を求めるジャーナリスト金平茂紀が翻訳する初めての絵本です。

「えらそうなひとたち」が事実を隠し、「事実」と言って「嘘」を量産します。そして世の中は乱れるのですが、「えらそうなひとたち」に抗って真実を探そうという勇気ある人が登場します。常に真実を求めるジャーナリスト金平茂紀が翻訳する初めての絵本です。


販促プラン

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)2024年版

特集 SDGsに取り組もう 選定作品

【テーマ 10 人や国の不平等をなくそう】

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)2024年版

特集 SDGsに取り組もう 選定作品

【テーマ 10 人や国の不平等をなくそう】


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784909809438
本体価格 ¥1,700 (JPY)
ページ数 40

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

ほんとうのこと、本当にあった事実。それが歪んでくると全部が歪んでしまう。
根本が間違っていると、広がっていく過程において全部がずれてくる。
世の中のこともそうだし、家族や友人会社などの出来事でもなんでもそうだ。

カッコよく見せたかったり、お金が欲しいからいうことを広めたいだけかもしれない
嘘が事実になって得をする人たちの個人的な欲求のために、嘘は大量生産される。
こういうことが悲しい。

マスメディアの偏向や政治家の自己利益誘導や利権確保のためなど
現代嘘の事実が本当の事実に紛れてよくわからないこともたくさん。

本当の事実の、とてつもない大事さを少しでもみんなが意識して生活できたらなと思います。

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人は様々な原因で事実を認めないものです。迷信に囚われ、今ならそんなことありえないとばっさり切り捨てられるようなものでも、まことしやかに語られていた時代がありました。自分の保身のために事実を認めない人もいます。特定の思想や宗教に染まりきってしまって、事実を受け入れない人もいます。でもすこしずつインチキのベールは剥がされていきます。理屈の分からないことを信じてはいけません。それは正しいかもしれませんが、大ウソかもしれません。自分に理解力がないだけだという可能性もありますが、誰それが言ったからといって鵜呑みにしてはいけません。私達に大切なことは、あることをきちんと多面的に理解するということでしょう。そういった意味で、一生勉強なのです。詐欺師に騙されないようにするために。

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世の中にはいろんな「事実」があります。いいこともあれば、悪いこともあります。正しい理論もあれば、間違った理屈もあります。
 そんな「事実」に気がつかない人が大勢います。目の前に困っている人がいても無視したり。もしかしたら自分自身が抱えている「事実」さえ無視しているのかもしれません。

 どうしてそうなってしまうのかって?もちろん個人の考えの足りなさもあるけれど、実はもっと深い問題があるんです。
 都合の悪いことはみんなに知らせないことがいいと思っている大きな力が存在しているんです。そういう力が「事実」をニュースに乗せないようにしたりして、隠していることが色々とあるんです。


 この本は子ども向けの本だけど、本当に読んで欲しいのは大人たちです。
 最近、今まで知らなかった事実にビックリすることが多いのはなぜか? って考えてみると、実はとても怖い現実があることに気づきます。

 大きな権力を持った人たちがいろんな事実を隠しているのはなぜなのか?
 どうしてそんなことができてしまうのか?

「わたしには関係ない」なんて思わないでください。

 「じじつはじじつ、ほんとうのこと」なんですから。

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大切なことはなんなのか。「じじつ」ってなんだろう。何が良くなくてダメなことなのか。
少し抽象的でもしかしたら子供達には難しいストーリーかもしれません。それでも、この絵本を読む事で大事なことが少しでも心に響いてくれたら良いなと思います。

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じじつはじじつ、ほんとうのことだよ。これしか言えません。
じじつ、ほんとうのことが大事にされていない世の中です。見ないふりをしたり、隠したり。でも、どんなに隠しても事実は事実としてそこにある。そして、それをあきらめずに必ず見つけ出そうとする人々に希望をもらえる。
希望のある世の中であってほしいと、切に願う。

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「じじつ」がどんなものか、子どもが実感や想像ができるのかな、タイトルの「ほんとうのこと」だけで大丈夫なのかな、と最初は思いました。でもその心配はしなくていいですね。
うそがいけないことを子どもはわかっています。それなのになぜ大人が嘘を作るのか、なぜ事実をそんなふうに扱うことがあるのか。事実と嘘いう形のないものを、キャラクターのようにして話をつくっているのでわかりやすかったです。絵本のもつ力を感じました。

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この本を読み始めて、とても居心地が悪かったのは、私が事実を見ないようにしている側の人間だからだ。
この世の中で生きてきて、沢山の事実を本当のこととしない、見ない訓練を刷り込まれてきてしまった。
何回読んでも、恥ずかしくて心が痛む。
”じじつはじじつ、ほんとうのこと”
たったこれだけのとてもシンプルなことなのに。
でも、世の中のせいにしてはいけないんだ。
私が事実を見てこなかったというのは、本当のことなのだから。

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誰かにとって都合が悪かろうが何だろうが、「じじつはじじつ」。
隠蔽しようとしたって、明るみに出ようとする・出そうとする動きは止められない。
ちいさかろうが、それだけの力を持っている。
短く文字数も少ないけれど、力強くそれらのことを教えてくれる絵本。

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文がわかりやすい。イラストが愛嬌がある。
じじつはほんとうのこと、、、それを見ないようにする、聞かないようにするえらそうな人たち。これが現実。
ちいさなかなしいじじつ、って何だったんだろうと考える。読者それぞれに考えさせてくれる。
小学生がしっかり理解するには難しいかな、という気がする。ただ、小さいうちからこういう考え方を知ることは大切だと思う。
じじつを受け入れることのできる、エライ人になる入門書と言えるのではないだろうか。

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「じじつはじじつ、ほんとうのことだよ」本当のことが捻じ曲げられ事実が隠される、その世界はどんどん暗くなって人々に幸せをもたらし得ない。それを救うのは事実を事実であると主張できる人がいて、真実を知りたいと願う人々が居続けると言うことなのだとこの絵本は伝えてくれる。現実の世界にも事実を伝えようとする人が迫害され孤立し、時には監禁さえされる。それを見て見ぬふりをする人も一緒に侮蔑する人もいる中で、事実を知りたいと行動する人たちこそが今の世界をより良く変えていけるのだと私たちに伝えてくれる。「ちいさなかなしいじじつ」の存在はちっぽけだけれどもそれが本当である限り、必ず明らかになってくることは歴史が証明していると言っても良いだろう。
偽りの権力は必ず真実の前にひれ伏す日が来る、それを信じながら日々を紡いでいきたい。しかしそれが決して平坦な道のりでないことへの覚悟も感じさせる絵本でもある。

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シンプルな絵で、抽象的な表現もあるけれど、逆に子どもたちは自分たちで考えていき、わかりやすいかもともかんじられた。
悲しい事実、でも、本当のことが嘘に埋もれてしまわないように、大人も考えて行動しなくては。
ふと思い出すようなそんなえほんでした。

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「じじつ」がどんなものか、子どもが実感や想像ができるのかな、タイトルの「ほんとうのこと」だけで大丈夫なのかな、と最初は思いました。でもその心配はしなくていいですね。
うそがいけないことを子どもはわかっています。それなのになぜ大人が嘘を作るのか、なぜ事実をそんなふうに扱うことがあるのか。事実と嘘いう形のないものを、キャラクターのようにして話をつくっているのでわかりやすかったです。絵本のもつ力を感じました。

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この本は良い思考実験です。日本語の初心者として、この本はすべてひらがなで書かれていて読みやすいので便利だと思います。イラストはとてもかわいいです。この本は世界の事実の重要性を示しています。イラストは明るい色と暗い色を適切に使用しています。

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「じじつ」を掘り起こすよりも「じじつ」と言われる事を受け入れる方が簡単です。でも「じじつはじじつ ほんとうのこと」なのだから目を背けず嘘を見抜き事実を大切にする、当たり前だけど難しいこと、難しいけど大切なんだと子どもにもわかりやすく伝えてくれる本です。

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