執着者

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刊行日 2024/01/19 | 掲載終了日 2024/01/19

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内容紹介

突然始まった、老人による執拗なつきまとい。警察も周囲の男たちも真剣に取り合わない出来事が、すべての始まりだった──『死刑にいたる病』の著者による戦慄のミステリ!

(単行本『老い蜂』改題文庫化)

突然始まった、老人による執拗なつきまとい。警察も周囲の男たちも真剣に取り合わない出来事が、すべての始まりだった──『死刑にいたる病』の著者による戦慄のミステリ!

(単行本『老い蜂』改題文庫化)


出版社からの備考・コメント

【ネットギャリーをご利用の方へ大切なお願い】
・多くのレビューをお待ちしておりますが、物語の核心をつくような、所謂「ネタバレ」はお控えください。
・ネタバレ行為はネットギャリーのみならず、読書メーター、ブクログ、Twitter 等の多くの方が目にする場でも同様にお控えいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
・本作は校了前の大切なゲラデータを著訳者よりご提供いただいた上で公開をしています。本作の刊行を楽しみにお待ちいただいている、多くの読者のためにも、ご理解、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

・多くのリクエストをお待ちしておりますが、過去のフィードバック状況やレビュー内容からリクエストをお断りする場合がございます。予めご了承ください。

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・本作は校了前の大切なゲラデータを著訳者よりご提供いただいた上で公開をしていま...


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784488486211
本体価格 ¥820 (JPY)
ページ数 448

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NetGalley会員レビュー

ストーカー行為、それは今や若い人達の問題ではなくなってしまったのか。。
読みながら、愕然とする思いだった。
昨今の高齢者は、自立心も強く、それは、戦後の日本の復興や、経済成長の中で培われたものでもあり、
普通なら、微笑ましく、見習うべきところもあると思う。

時には、軽犯罪を犯してしまった高齢者を、困ったもんだ、で済ませてしまうこともあるかもしれない。
しかし、その一見優しい対応が、信じられない状況を生み出すとしたらあなたは?

高齢化は、禍根さえもその根が断ち切られることがない。
それは、どういう犯罪を生み出すことになるのか、見せつけられた。

親子関係の問題にも触れ、
親が、子どもに与えるべき、本当に大切なものは何か、も考えさせられる。

ネタばれになってはいけないので、語りたいが、多くは語れない。
とにかく、自分が当事者になったような臨場感で、
一気読みせざるおえなかった。

そして、読み返す度に読後感が変わる作品かもしれないと思った。

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平凡な会社員女性に突如降りかかった老人の執拗なつきまといと、建築士が殺害され妻が老人に略取される事件。一見繋がらないそれぞれの出来事から、事件マニアの佐坂が見出した意外な共通点。犯罪被害者家族の悲惨なその後や、執念深く常人には理解できないストーカー心理が描かれていて、事実が明らかになるたびにガラリと構図が変わる展開、そしてその先にあったひとつの決着がとても印象的な物語になっていました。

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不気味な老人に突如として付き纏われた女性たちの恐怖を描いたホラー要素と、犯罪者の純粋なまでのエゴイズムを紐解いて真相に迫るミステリ要素が融合された、戦慄のホラーミステリ。

理屈も何もあったものじゃない。ストーカーの悍しいほどのナルシシズムと勘違いに震え上がった。周りの理解も薄く、あまりにさらっといなされるから、次第にこちら側(被害者)がおかしいのか?と洗脳されかけた。人の心理を巧みに操る表現の数々に気が滅入るほど引っ張られた。『死刑にいたる病』でも光っていたが、人の心の隙に入り込むサイコパスの手管と、取り込まれてしまう人の心理描写がとても秀逸。
あまりに理不尽過ぎて、煮えくり返った腸から出た何かで胃潰瘍になるかと思ったレベルのトラウマ作品。

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