マイロのスケッチブック

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刊行日 2021/10/28 | 掲載終了日 2024/03/17

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内容紹介

毎月最初の日曜日、マイロはお姉ちゃんと地下鉄に乗って出かけます。いつも期待と不安で緊張してしまうので、気をまぎらわすために、まわりの人の見かけからその人の生活を想像して、スケッチブックに絵を描きます。でも、その想像は正しいのかな?

原書「MILO Imagines the World」は発売後すぐにニューヨクタイムズベストセラーリストに登場。「人は見かけだけではわからない」ことをひとつのテーマにして、マイロの切ない境遇と心情、母への想いをもうひとつのテーマにして綴られていきます。後半の思いがけない展開に、大人も子どももきっと心を揺さぶられるでしょう。

前々作『おばあちゃんとバスにのって』で、コールデコット賞オナー賞とニューベリー賞に輝いたマットとクリスチャン、産経児童出版文化賞翻訳作品賞に輝いた石津ちひろのトリオによる第3弾です。


毎月最初の日曜日、マイロはお姉ちゃんと地下鉄に乗って出かけます。いつも期待と不安で緊張してしまうので、気をまぎらわすために、まわりの人の見かけからその人の生活を想像して、スケッチブックに絵を描きます。でも、その想像は正しいのかな?

原書「MILO Imagines the World」は発売後すぐにニューヨクタイムズベストセラーリストに登場。「人は見かけだけではわからない」ことをひとつのテーマに...


出版社からの備考・コメント

マット・デ・ラ・ペーニャ(Matt De La Peña)
ニューヨーク在住の作家。創作執筆コースで後進の指導に当たっている。 『おばあちゃんと バスにのって』(鈴木出版)でニューベリー賞、コールデコット賞オナー賞受賞。ほかに『カルメラのねがい』(鈴木出版)、『Love すべては あなたの なかに』(評論社)、『だいすきなぼくのかぞく リメンバー・ミー』(小学館)などがある。

クリスチャン・ロビンソン(Christian Robinson)
ニューヨーク在住の作家。創作執筆コースで後進の指導に当たっている。 『おばあちゃんと バスにのって』(鈴木出版)でニューベリー賞、コールデコット賞オナー賞受賞。ほかに『カルメラのねがい』(鈴木出版)、『Love すべては あなたの なかに』(評論社)、『だいすきなぼくのかぞく リメンバー・ミー』(小学館)などがある。

石津ちひろ(いしづ・ちひろ)
東京都在住の翻訳家、絵本作家、詩人。早稲田大学文学部仏文科卒業。『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞、『おばあちゃんと バスにのって』(鈴木出版)で産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞。絵本の作品に『パ・パ・パ・パ パジャマ』(のら書店)など多数。主な訳書に『はるなつあきふゆの詩』(偕成社)、『カルメラのねがい』(鈴木出版)、『しぜんのおくりもの』(岩波書店)などがある。

マット・デ・ラ・ペーニャ(Matt De La Peña)
ニューヨーク在住の作家。創作執筆コースで後進の指導に当たっている。 『おばあちゃんと バスにのって』(鈴木出版)でニューベリー賞、コールデコット賞オナー賞受賞。ほかに『カルメラのねがい』(鈴木出版)、『Love すべては あなたの なかに』(評論社)、『だいすきなぼくのかぞく リメンバー・ミー』(小学館)などがある。

クリスチャン...


おすすめコメント

マイロとお姉ちゃんが着いたところがどこなのか、文章では書かれていません。でも、描かれている建物の様子やお母さんの服装などでわかりますよね。

と、思っていましたら、編集作業中、ゲラを読んだ社員の中に、どこなのかわからなかった人がいました。そこで、「訳者あとがき」の形で記載することにしました。先に読まないでください。

マイロの境遇は画家のクリスチャンの実体験によるものだそうです。「ぼくはマイロのような子ども時代を送ったんだ」と、原書刊行当時インタビューで語る動画があがっていました。

レビューお待ちしております。


マイロとお姉ちゃんが着いたところがどこなのか、文章では書かれていません。でも、描かれている建物の様子やお母さんの服装などでわかりますよね。

と、思っていましたら、編集作業中、ゲラを読んだ社員の中に、どこなのかわからなかった人がいました。そこで、「訳者あとがき」の形で記載することにしました。先に読まないでください。

マイロの境遇は画家のクリスチャンの実体験によるものだそうです。「ぼくはマイロのよ...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784790254331
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 31

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NetGalley会員レビュー

他人のバックボーンを知るのはとても難しい。
想像なんかや少しの会話では全然見えてこない。
だからと言ってこうじゃなくてこうなのかもっていう想像も正しいように予測できるとは限らない。
楽しいことを想像してそれを絵に落とし込むことができるのは才能。
そうやって緊張することも楽しい気持ちで乗り越えていってほしいな。

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マット・デ・ラ・ペーニャのテキストはやっぱり深い。行間や言外にたくさんのたくんさんのことばや感情が渦巻いている。
毎月一度お姉ちゃんといっしょに地下鉄に乗って出かけるマイロ。
緊張に貫かれながら、マイロは電車の中で見かける人をスケッチしては空想を広げる。自分の預かり知らない世界に暮らしている人々のようすを想像して描いてみる。でも、地下鉄で出会った男の子とお父さんが自分たちと同じところへ向かっているのに気づいてからは、見かけと事実は違うことに思い至る。厳しい現実と折り合いをつける家族の姿に衝撃と感動を覚えました。

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お姉ちゃんと電車に乗ったマイロ。乗客を眺めながらこの人はこんな生活をしてるんだろう、この子はこんな暮らししてるのかな?と、想像した彼らをスケッチブックに描いていく。
人はどうしてもパッと見の印象で「この人はこういう人だろう」と想像してしまいがち。この本では凝り固まったイメージだけで決めつけず、相手の事情を想像をし大きな心で受け入れる事を教えてくれます。

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マイロ達の行き先にびっくり。
日本ではまだあまり絵本で扱われていない題材だと思います。
でも、こういった日常もあるのだろうと思うし、たまたま電車で乗り合わせた人々にそれぞれの人生があり、それは見た目では決して推し量れないものがあるのだとあらためて実感しました。
タイトルやポップなイラストからは予想できない内容でした。

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