あきちののはらのおくりもの

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刊行日 2024/02/20 | 掲載終了日 2024/02/06

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内容紹介

ふうこはお母さんにすてきな誕生日プレゼントをしようとしますが、自分のお小遣いでは買えないものばかり。がっかりして空き地の野原をながめていると…。大好きなひとへの贈り物は、自然の織りなす豊潤なすがたとなりました。

ふうこはお母さんにすてきな誕生日プレゼントをしようとしますが、自分のお小遣いでは買えないものばかり。がっかりして空き地の野原をながめていると…。大好きなひとへの贈り物は、自然の織りなす豊潤なすがたとなりました。


おすすめコメント

大好きなひとの嬉しい日には、すてきな贈り物で喜ばせたい…。ふうこもそんな想いで、うきうきとプレゼントを選びます。候補はたくさんみつかったけれど、ハードルは値段でした。手持ちではとうてい届くことなくうなだれた彼女の前に広がっていたのは、空き地の野原。そこに息づくものたちの艶やかなさまは、まさに思い描いていた「すてき」。「すてき」を共有する贈り物…贈った側と贈られた側のそっくりの笑顔を感じてください。

大好きなひとの嬉しい日には、すてきな贈り物で喜ばせたい…。ふうこもそんな想いで、うきうきとプレゼントを選びます。候補はたくさんみつかったけれど、ハードルは値段でした。手持ちではとうてい届くことなくうなだれた彼女の前に広がっていたのは、空き地の野原。そこに息づくものたちの艶やかなさまは、まさに思い描いていた「すてき」。「すてき」を共有する贈り物…贈った側と贈られた側のそっくりの笑顔を感じてください。


出版情報

ISBN 9784652205990
本体価格 ¥1,400 (JPY)
ページ数 32

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NetGalley会員レビュー

小さくなったふうこが迷い込んだ野原。そこは色鉛筆で描かれた、明るく淡く、フワフワした世界。そこに咲くのは、スミレ、ナズナ、オオイヌノフグリ、ハルジオン、シロツメクサ。そこにあるのは、住む者達の食堂、保育園、花粉団子屋。

気がつくと、お母さんが目の前に。そこでふうこがお母さんの誕生日のプレゼントに選んだもの。優しい優しいお母さんは、それをきっと喜んでくれる。優しいふうこの気持ちがわかって慈しんでくれる。一緒にしゃがんでずっと眺めてくれる。ふうこが目を輝かかせ、お母さんがにっこりほほえんでくれる。
持って帰ることはできないけど、ずっとずっと2人の心に残っていて、目を閉じればすぐに心に浮かんでくる、そんな最高のプレゼント。

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子どもからこんなプレゼントをしてもらったら、ことばにしようのない喜びを感じることでしょう。
ふうこが選んだ「すてき」は、命がきらきら息づく所でした。お金で買う「すてき」より、形ある「すてき」より、今輝く季節とともに在るものへの目線。
お母さんといっしょに感じたいというその思いがなんともかわいいではありませんか⁉︎
空き地の野原の小さな小さな春爛漫。
かわかみたかこさんの明るく柔らかな色使いの絵がこのやさしい世界観を支えています。

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お母さんの誕生日、小さなふうこちゃんが一生懸命プレゼントを選ぶ姿はかつての自分に重なりなんだか懐かしい気持ちになります。
素敵なものはいっぱいあるけれどお金が足りない。そんなふうこちゃんが見つけたお母さんへのプレゼントはお金では買えない風景。大切な思い出。
心がぽかぽかと温かくなるお話でした。

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ほんとうにほっこりする物語ですねえ。
お母さんとのお買い物の途中に、空地の野原で冒険をするなんて、
そんな空想世界がよく浮かぶなあとおどろきました。
ちょっと苦手なクモさんが、なんとかわいいことか。あえて描いた作者さんの力に感動。
小さな女の子を放っておいてはいけませんよ、というつっこみがあるかも。
でも、この物語ではそんなつれないことは考えないで、ゆっくりと楽しみたいですね。
素敵な絵柄ですねえ。ポストカードがほしいなあ。

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小さな自分だけれど、誰かのために何かしてあげたい
そういう気持ちと、自分の保育園での毎日

保育園の毎日が、不安で嫌なものだっとと仮定しても、
この野原の花いっぱいのところで、虫たちと一緒に過ごす
それが楽しいって思えば、日常も楽しくなる

それらをこなしたうえで誰かにありがとうって言ってもらえるような
この本のようなある普通の一日を感じていたいなと思わされます

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