経済評論家の父から息子への手紙

お金と人生と幸せについて

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刊行日 2024/02/16 | 掲載終了日 未設定

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内容紹介

大人気経済評論家・山崎元さんが、息子へ、そして、未来を生きるすべての人へ、どうしても伝えたかった本です。

株式市場との付き合い方、最初の仕事の選び方、リスクとサンクコストについて、自分の人材価値とは・・・。人生をサバイバルする戦略が満載です。「モテ」や「酒の飲み方」などの楽しいアドバイスも。

そして、市場経済や世相を見つめ続けてきた山崎さんが最後に見つけた「幸福の秘訣」とは――。

一度しかない人生を、できればお金の心配をせず、気分よく生きるためにはどうしたらいいのか。自身も12回の転職を経て体得した処世術も多くちりばめられ、読者に多くの気づきと感動を与えてくれるでしょう。

大切なことが詰まった、一生手元におきたい一冊です。

大学生になった息子へ実際に送った手紙も全文掲載!


【著:山崎 元(やまざき はじめ)】

1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商 事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経て現職に至る。現在 は、コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務める


大人気経済評論家・山崎元さんが、息子へ、そして、未来を生きるすべての人へ、どうしても伝えたかった本です。

株式市場との付き合い方、最初の仕事の選び方、リスクとサンクコストについて、自分の人材価値とは・・・。人生をサバイバルする戦略が満載です。「モテ」や「酒の飲み方」などの楽しいアドバイスも。

そして、市場経済や世相を見つめ続けてきた山崎さんが最後に見つけた「幸福の秘訣」とは――。

一度しかな...


おすすめコメント

「余命3カ月」を宣告され闘病中だった山崎元さんが、これからを生きる息子へ、そして、すべての読者に向け、自身が長年追究してきた、お金と人生、幸せについて、いちばん大事なことを、渾身の力を込めて書き下ろしました。

本書を脱稿してまもなく残念ながら他界されましたが、一生役立つお金と人生の知恵、そして独自の幸福論が詰まった本作は、いつまでもすべての人にとって座右の書となるでしょう。

本書は、大学に合格した息子へ手紙を送ったことをきっかけに、闘病の中で新たに書き下ろし、書籍化したものです。巻末には、実際に息子へ送った手紙「大人になった息子へ」全文も収録しています。本書の発刊に際しては、ご家族からも温かく応援いただいています。


「余命3カ月」を宣告され闘病中だった山崎元さんが、これからを生きる息子へ、そして、すべての読者に向け、自身が長年追究してきた、お金と人生、幸せについて、いちばん大事なことを、渾身の力を込めて書き下ろしました。

本書を脱稿してまもなく残念ながら他界されましたが、一生役立つお金と人生の知恵、そして独自の幸福論が詰まった本作は、いつまでもすべての人にとって座右の書となるでしょう。

本書は、大学に合格...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784054069756
本体価格 ¥1,600 (JPY)
ページ数 192

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癌を患った著者が東大へ受かった息子へ贈った手紙と経済的に搾取されないためのアドバイスを綴った一冊。

人の幸福感は「自分が承認されているという感覚」のみだから、モテる男になれ。友達を大切にせよ。上機嫌で暮らせ。

大人になった18歳に「新しい働き方」と必要なマインドセットを説いた自己投資のススメである。

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作者は、先日亡くなった経済評論家の山崎元さん。あるニュース番組を立ち上げた際、初期にゲストに来ていただき、番組の方向性に気付きをいただいた方。
「生命保険は不要」という過激の主張がなかなかメディアには馴染まず、案の定、出演の際にはその過激な論調を恐れた局の営業から内容に関する問い合わせが来た。生命保険は局にとって大きなスポンサーなのでそれは仕方ないことで、山崎さんもそのあたりはわきまえていてくれ、特に問題となることなく放送を終えられた。

この時にいろいろなお話を伺ったが、生命保険は何のために必要かをきちんと考えなければいけないという話は印象的だった。一生の支出の中で家と同じくらい多額の金を払うのに、何も考えずに薦められるまま保険に入っている人が多い。例えば子供がまだ小さい時にいきなり亡くなったら残された家族が大変なので死亡保険に入ることには意味があるが、子供が独り立ちしても多額の死亡保険を続けることは如何なものか。公的な保険があるのに、がん保険に入ることは意味があるのか。その金で生活を豊かにした方がいいのでは。その主張は非常に理にかなっており、個人的にも大変勉強になった。

久しぶりにネットの配信番組で姿を見たのは昨年秋の頃で、がん闘病中とのことですっかり痩せた姿が印象的であった。しかしそこでも「自分ががんになっても、やはりがん保険は必要なかった」と語っていたのが印象的。病室を個室にしたので差額ベッド代はかなりかかったが、治療費自体は高額療養費制度があり、負担に上限がある。だからやはりがん保険は必要ないと感じているとのことだった。素晴らしい芯の通り方。

そんな山崎さんの最後の著作が、この本だ。
大学生になった息子に残す人生の指南書ということで非常にわかりやすく書かれており、論旨はシンプルだ。私が経済番組や経済ニュースを作ってきて感じている実感に非常に近い。投機は勧めない、あくまでもリターン率が高く、リスクの低い投資のみに集中する。
生き方の指南も、まさに令和にアジャストしている。昭和のようにガムシャラに働くのではなく、ワークライフバランをたいせつにして、お金が自分で増えてくれる投資で余裕を生み出す。そして必要なところには惜しまず出費する。
この本はぜひ子供たちに薦めたいと思う。生きること、働くこと、暮らすこと・・・その最上の答えがここにある。令和だからこそ選択できる新しい生き方の指南書だ。

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山崎元さんが余命3カ月の時、やり遂げたかったこと3つがあります。
その一つがこの本を上梓することでした。
人生哲学、投資の考え方、働き方について、
本当に、息子へ語りかけるような、愛情こもった一冊です。

[読者層]
この本は、大学に入学した息子さん宛に書かれています。
なので、その20歳もしくは20代が主たる対象と思います。
しかし、同年代の息子さんをお持ちの親御さんも、もちらん対象になるでしょう。
親御さんは、一定の社会人経験をされており、世の中の酸いも甘いも噛み分けてきた経験を
照らし合わせて、子供隊に伝えることができると思っています。

山崎さんが考える、人生哲学と働き方が詰まっている本です

まえがきにはいかが書かれています。
□ お金は目的ではなく手段にすぎない
□ 「取り替え可能な存在」として弱い立場で会社員人生を送るな。
□ 人生の豊かさを決める主な要素は働き方だ。
生活や自己実現のためにお金は必要なのであって、お金を儲けることが目的ではないこと。
リスクを取らない弱い立場、群れる立場で働くな。とも行っています

キャリアアップ
息子さん宛だからでしょうか。こんな章もあります。
そこには、具体的に、
□ キャリアプランニング
・28歳までに、自分の職を決めよ
・35歳までに、自分お人材価値を確立せよ
・45歳から、セカンドキャリアについて準備せよ
子供が成人している年齢の私には、腹に落ちる年齢感です。
私自身、27歳で職種が変わり、34歳で転職して、45歳で役職定年後に不安を覚えて
転職をしています。

最後の最後に以下で締めています。
□ 親孝行はもう済んでいる。
□ 幸福感は一時的なもので、「人生は通算成績で計るものではない」
□ 「幸福」と「希望」の両方に対して、それぞれに誠実に向き合うといいのです。
同感です。

優しさに溢れた本です。
亡くなった直後に読んでいたので後半は、少し読むのが辛い状況にもなりました。
また、最後に編集部から一文がありました。
山崎さん肇関係者の皆さま、出版してくれてありがとう。

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ちょっと毒舌だけど、ややこしい経済の話を素人にも分かりやすく解説してくださる山崎先生。先生の著書を初めて拝読したのは8年ほど前でしたが、歯切れのよい語り口と、決してブレない運用方針に魅了され、著書をお守りのように手元に置いて細々と投資を続けてきました。新NISAでの運用に向けて、手元にあった著書の改訂版を新たに購入して読んでいた矢先に訃報を耳にし、残念でなりません。
本書は山崎先生が大学生になったご子息へ向けて書かれた手紙が基になっています。少々のリスクは恐れず、自己投資を渋らないこと。お金はシンプルに管理し、おおらかに使うこと。モテる男になり、友達を大切にし、上機嫌で暮らすこと。力強い言葉で書かれたメッセージの端々に父から子への愛情が溢れ、いいお父さんだったんだなぁと思いながら読んでいるうちにまた寂しくなってしまいました。特に、巻末に掲載されている手紙の全文が泣けます。これから社会に出る若い人たちにぜひ読んでもらいたい一冊です。

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社会人になる若い方にぜひ読んでほしい本。

社会人20年以上が経過した会社員の私にも役立った本です。
気になったところと対話しながら読みました。
書評というよりは、自分メモに近いかもです。

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◎全世界株式を選ぶ理由も「平均投資有利の法則」
>手数料の充分安いものであれば投資して構わない
>全世界株式のインデックスファンドの具体的な運用商品例
>公募の投資信託
>「EMAX IS Slim 全世界株式(オールカントリー)」
>ETF(上場信託投信)
>「MAX IS 全世界株式(オールカントリー)」
(第二章 お金の増やし方と資本主義経済の仕組み)

投資するなら、何に投資をしたらいいのだろうか?
ズバリ書いてあります。
いわゆるオルカン。
会社員なので、日中は仕事で、投資関係に専念が難しい。
困ったときは、オルカン。わかりやすいです。

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◎時間の値段を意識する
>年収1千万円の時給5千円
> 年間250日、1日に8時間働くとして、年収1千万円なら時給は5000円。
> 2千万円なら1万円だ。
(第三章 もう少し話しておきたいこと)

コスト意識をもって働きたいですね。

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◎1つの分野への自己投資の目途は「2年」
>学問でも仕事でも、2年間集中的に努力すると、「素人とはちがうレベル」程度に達する。
>この段階で、その分野が自分にむいているかどうかを判断するとよい
(第三章 もう少し話しておきたいこと)

石の上にも3年とあり、3年以上自分に向いているかどうか。
具体的には6年以上費やしていたことを反省してしまいます。
もっと、早くこの本と出合いたかったです。

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◎「頭のいい奴」、「面白い奴」、「本当にいい奴」と付き合う
>人間関係は重要な資産だ。…付き合うと好影響をもたらす「頭のいい奴」、センスが良くてチャンスを引っ張ってくる「面白い奴」、真に心を許せる「本当にいい奴」、と積極的に付き合おう。そのためには、自分が3種類のどれかの人間になる必要がある。
(第三章 もう少し話しておきたいこと)

その3つの切り口は考えたことがなかったな。
自分はどのタイプなんだろう。俯瞰して考えてみたい。

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◎転職していい理由は3つ
>❶仕事を覚えるための転職
❷仕事の能力いを活かすための転職
❸ライフスタイルを変えるための転職

❶は、主に20代に行う仕事を覚えるため、仕事のレベルを上げるための転職
❷は、主に30代に行う大きな仕事や収入を得るための転職
❸は、主に40代以降に行うライフスタイルと折り合いをつけるため
自分が何をもとめて転職しようとしているのかいついては意識的であれ
(第三章 もう少し話しておきたいこと)

転職、一度は考えたことがある人は多いかもしれません。
何をもとめて転職しようとしているのか、大事ですね。


終章から1つ紹介する。
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◎「2割増しの自由」を複数組み合わせよ
他人の価値観の影響を受けるからといって、他人に合わせたり、他人の言いなりになったりする必要はない。

あれこれについて、他人より2割増しくらいを目標に自由を拡大してみようとすることだ。
働き方、思想、家族関係、時間の使い方、趣味、恋愛、交友関係など対象はなんでもいい。
(終章 小さな幸福論)

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時折見返したい本である。

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