夏空

東京湾臨海署安積班

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刊行日 2024/03/15 | 掲載終了日 2024/03/21

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内容紹介

晴天が続いていた梅雨のある日、強行犯係へ連絡が入った。しつこいクレームをつける客がいたため、飲食店の従業員が警察を呼び、地域課が臨場したらしい。しかし、駆けつけた地域課係員がそのクレーマーに手を出してしまったという。(「夏雲」より)

高齢者の運転トラブル、半グレの取り締まり、悪質なクレーマー……

守るべき正義とは何か。揺るぎない眼差しで安積は事件を解決に導いていくーー。

ドラマ化もされた大ロングセラー「安積班」シリーズ熱望の最新刊!  

おなじみの安積班メンバーに加え、国際犯罪対策課、水上安全課、盗犯係、暴力犯係など、ここでしか味わえない警察官たちの様々な矜持が光る豪華な短編集

晴天が続いていた梅雨のある日、強行犯係へ連絡が入った。しつこいクレームをつける客がいたため、飲食店の従業員が警察を呼び、地域課が臨場したらしい。しかし、駆けつけた地域課係員がそのクレーマーに手を出してしまったという。(「夏雲」より)

高齢者の運転トラブル、半グレの取り締まり、悪質なクレーマー……

守るべき正義とは何か。揺るぎない眼差しで安積は事件を解決に導いていくーー。

ドラマ化もされた大ロング...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784758414609
本体価格 ¥1,800 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

安積班の日常を切り取った短編集。重大事案ではないので全編を通して軽妙なタッチで描かれる。尺的にはドラマの1話完結程度だが、キレ味はいつもの著者の警察小説。個人的には特に当直がよかった。安定感の星4つ。

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「犯罪者ってのは、驚くほど勤勉なんだ。欲望を満たすためにはどんなことだってする」  
東京湾臨海署安積班シリーズの短編集。

そして今日も無線に対応する日々を送る警察官たち。

おじさんによるおじさんのための小説だと思う。

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今野敏さんの警察小説のファンです。以前はハンチョウでしたが、今は「安積係長」なのですね。
呼び慣れていたので、ちょっと残念。

最近の世相を反映させた10話。
須田視点の「当直」が面白かったです。
須田のユニークさと優秀さがぎゅっと詰まっていました。
“大物”桜井が化けるのを楽しみに続きを待ちます。
その時は昇進して異動になる村雨との別れになるのかと思うと淋しいですが…。
安積班、長く続いてほしいシリーズのひとつです。

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東京湾臨海署に勤務する安積係長や相楽係長などを中心とした物語。警察の日常が、エンタメ的な要素をあえて控えて語られていく。カッコ良さはない分、彼らへの親近感が大きく感じられる人間ドラマだった。
対処するのは、殺人、強盗、ゆすり、あおり運転、挑発への対応、当直の様子、外国人犯罪など、様々な案件。彼らは、時には揉めそうになりながら、でも自覚と実直という共通点で結ばれて対応していく。だから、「誰かが立ち向かわなければならないが、一般人が立ち向かうと危険だから警察があるのだ」と言う内容のセリフがとても重く感じられた。

また、それぞれの短編の題がいい。さらに、結末ではほろっとさせたりニヤリとさせたり、あらっとしたり。粒揃いだった。その中にさりげなく書き込まれている、ハラスメント観や職業観などの世代差などの問題意識も見逃せなかった。

警察小説と言うとエンタメと思ってしまいがちだが、これほど落ち着いて読むことができ、さらに色々考えさせるものがあるのだと、小説と言うものの幅の広さを実感した。

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