本が紡いだ五つの奇跡

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刊行日 2024/03/15 | 掲載終了日 2024/03/21

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内容紹介

//  本を愛するすべての人に!  //

編集者・作家・装丁家・書店員・読者
崖っぷちの5人は、ある一冊の本にめぐりあう。
本が生まれて、読者へとつながる「本に関わった五人の物語」。

仕事がなかなかうまくいかない女性編集者の最後のチャレンジで実現した新作小説。その小説が人々の気持ちを奇跡のように紡いでいく。

心の機微をやさしく綴る感情の魔術師の最高傑作!

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第一話 編集者・津山奈緒の章
第二話 小説家・涼元マサミの章
第三話 デザイナー・青山哲也の章
第四話 書店員・白川心美の章
第五話 読者・唐田一成の章

*関連リンクから試し読みができます*

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〈読者のレビュー〉

◆森沢さんの作品が素敵なことは知っている。いつもそっと寄り添って圧のない優しさをこっそり分けてくれる。

◆ある作家がたった一冊しか本を出していなくても、その一冊が自分にとってかけがえのない本で、その本が世界に存在することに感謝することがある。優しい余韻の中で、自分を救ってくれた本を思い出しました。

◆心に響く本や思い入れのある作品は、人それぞれに違っている。はっとする一文がずっと心に残り力を与えてくれる言葉になることもある。今日私が出合う読む本は、そんな奇跡のようなものかもしれない。ひねくれ者の私を素直にしてくれる森沢ワールドでした。

◆書店に並ぶ1冊の本が、どのような思いで生み出され、どれだけの人の気持ちが込められ読者の元へ届くのか、そして手に取り読んだ人から人へと、更なる想いを乗せ広がってゆくさまに、改めて、本への愛着や敬意が更に深まる思いがした。

◆1冊の本に関わる5人のベクトルがそれぞれの傾きで輝きを放つまで、それが結果奇跡のような物語となって還ってくる。振り返れば「あの時」というターニングポイントになった本。物語の力は人を救う。それを再確認させてくれる物語でした。

◆優しい連鎖のこの本は、そっと背中を押してくれる。言わないだけ、言えないだけで誰もが抱える過去。そんな過去を抱える人にそっと寄り添ってくれる1冊。歩き出したい人には、そっと背中を押してくれる1冊。

◆「あの人に読んでもらいたい」……そんな思いで手掛けた本、勧めた本……そのひとつの波紋からどんどん広がって、たくさんの人を繋げて救いになっていく……とても、心温まるお話でした。

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著者/森沢明夫(もりさわ・あきお)
1969年千葉県生まれ、早稲田大学卒業。2007年『海を抱いたビー玉』で作家デビュー。14年『虹の岬の喫茶店』(出演/吉永小百合ほか)が映画化されて話題になる。小説に『夏美のホタル』(16年映画化、出演/有村架純ほか)『癒し屋キリコの約束』(15年テレビドラマ化、出演/遼河はるひ ほか)『きらきら眼鏡』(18年映画化、出演/金井浩人、池脇千鶴ほか)『エミリの小さな包丁』『ぷくぷく』『恋する失恋バスツアー』『雨上がりの川』『青い孤島』など、エッセイに『あおぞらビール』『森沢カフェ』など著書多数。

//  本を愛するすべての人に!  //

編集者・作家・装丁家・書店員・読者
崖っぷちの5人は、ある一冊の本にめぐりあう。
本が生まれて、読者へとつながる「本に関わった五人の物語」。

仕事がなかなかうまくいかない女性編集者の最後のチャレンジで実現した新作小説。その小説が人々の気持ちを奇跡のように紡いでいく。

心の機微をやさしく綴る感情の魔術師の最高傑作!

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第一話...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、...


おすすめコメント

◆ ◆ ◆

映像化作品多数の著者が講談社文庫初登場です!
内容はタイトルどおり、一冊の本(小説)にまつわる連作で、著者らしい心温まる作品となっています。
本作も映像化への可能性を探っています!!

◆ ◆ ◆

◆ ◆ ◆

映像化作品多数の著者が講談社文庫初登場です!
内容はタイトルどおり、一冊の本(小説)にまつわる連作で、著者らしい心温まる作品となっています。
本作も映像化への可能性を探っています!!

◆ ◆ ◆


販促プラン


読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お問合せをお願いいたします。       

★★


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※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★
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出版情報

ISBN 9784065346341
本体価格 ¥870 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

ひとつの物語が誰かの恋を応援し、離ればなれだった家族の絆を取り戻し、ある言葉に救われた読者の人生も変えていく、心が洗われるような感動を味わうことができました。誰かの人生を変えてしまうような1冊を作りたいある編集者の思いがたくさんの人の手に渡り、希望を与えていく各エピソードからは、人々に愛される物語がどのようにして生まれていくのかを感じとることができました。読み終えた時にはこの感動をひとりでも多くの本好きの人に味わってほしいと心の底から思いました。

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本はみな生きている。それは産んでくれた人達がいるから。広めてくれた人達がいるから。読んでくれた人達がいるから。そして本は、そんな人達の人生を前向きに変えていく。本は皆への応援歌、ラブレター、そして暖かな心さえも持っているのだろう。

これはそんな本の一つ、『さよならドグマ』に関わった人達の物語。『さよならドグマ』自身は出てこないけど、その人達の生き様から、どれほど人の心を温かく揺さぶる本であるかが分かる。そこからの引用が僅かながらでてきたが、それは鳥肌が立つほどのものだった。さらにこの物語の後半には、それ自体が『さよならドグマ』に出てくるようなセリフが並んでいく。

『さよならドグマ』を産むきっかけとなった奈緒。文字という命を与えた津山。本としての形をつくった青山。『さよならドグマ』を広めた心美。それを読んだ健太郎、奈緒の母、健太郎の父。
『さよならドグマ』を巡る物語は大きく大きく回って、一巡した。その様に感じ入り、読み終えた後、しばらく言葉もなかった。

彼らがその後どうなったかは触れられてはいない。でも、どのように生きていくであろうか、はっきり思い浮かぶ。そんな、深い深い余韻に浸ることができた物語だった。

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この本に登場する人たちは、それぞれ全く関係ない世界で生きていた人たちでした。でも、一冊の本を作ること、その本を読んだこと、その本を誰かに薦めたこと、それによってつながっていったのです。

彼らには、それぞれに悩みがあります。それを誰かに相談できればいいのだけど、言えないのです。こんなことを言っていいのか?こんなことを考える自分はダメな人間なんじゃないか?怖くて言えないのです。

優しい言葉をかけてもらっても、頑張ろうと思ってもどうにもならないときもあります。

そんなときに手に取った一冊の本が人生を変えることって確かにあります。本の中の言葉が背中を押してくれることもあるし、何かに気づかせてくれることもあります。


涼元マサミが書いた「さよならドグマ」はそんな力を持った小説だったのですね。読んでみたいなぁ。

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一冊の本の制作にかかわった人の数だけ、人同士のつながりがあり、悲喜こもごもの人生がある。
みなそれぞれに哀しみをかかえながらも、死ぬまで生きていかなければならない。
そんな中で、本が、考え方を少し変えてみたり、一歩踏み出す勇気をくれたり、と背中を押してくれる。
そういった本の良さを再認識させてくれる物語だった。
物語全体に漂う雰囲気が、春の風のように、柔らかくて暖かくて、読んでいてとても心地よかった。

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本を読み進めるテンポは読者任せだ。心を揺さぶられる瞬間では立ち止まって余韻を味わうこともできる。読書が生み出す想像の世界は無限に広がる。ところが、映画のように一方的に映像が流れる世界では、映像途中で余韻を味わうことはほぼ不可能に近い。だから、映画では視聴者が受ける想像の余地は本に比べて少ない。
子供の時に読んだ幾つかの本の印象が今でも鮮明に残っている。読後のインパクトの大きさは異なっていても、様々な本との出会いが人生を変えることがある。本に励まされ、傷ついた心が癒されるのは本当だと思いながら本書を読んでいた時、本書が伝えたいことが分かったような気がした。
本に寄せる思いと奇跡的行為が生み出した「さよならドグマ」には感動と共感を与えるだけでなく、人と人とをつなぐ素晴らしい役割があった。もし、「さよならドグマ」のように人生を変える本に出会えれば、癒やしと共に勇気づけられる世界が広がり、新たな人間関係が生まれるだろう。

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1冊の本を巡り、5作の短編連作。全てが実にいい具合に、関連していて、読者の興味を上手く掴んでいる。1冊の本にも、多くの人の思いが詰まっていることを実感する。本好きな方におすすめします。実際に「さよならドグマ」も読んでみたい。

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美しい風景や人生の喜びや悲しみが頭の中を駆け巡る素敵な物語。本には、携わるいろいろな人々の想いが詰め込まれていることを再認識。この物語を読んだ後は、本棚の一冊一冊の本がいとおしく感じられる。5話からなる連作短編集だが、どの話も心揺さぶられ涙が出た。物語中の人物がつらさを抱えがらも前向きに歩みだす姿に勇気をもらえる。『さよならドグマ』同様に大切な人にプレゼントにしたい1冊だ。

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本を読んで救われたとか人生が変わったとかいうことはそう何度も起きることではありません。もしかすると一生に一度あるかないか、という人もいるかもしれません。
でも本にはその力がある、可能性を秘めている、そしてその奇跡を信じた人たちの手によって物語は本になる。書店員として、私もこのような一冊の本を一人の読者に届けられるような存在でありたいと改めて強く思いました。
編集者と小説家、ブックデザイナー、書店員、読者が一つの作品を通してつながっている素晴らしさを感じました。
『さよならドグマ』も読んでみたいです。

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「離れていても、心は寄り添っているよ」
この言葉に、離れて住んでいる老母、自立の道を歩き始めた子のことを想う。
本の言葉が自分の心の鏡に、気持ちを映し出し、そして感情を引っ張ってくる。
そんな言葉やシーンに溢れているこの物語。

1人の編集者から作者、装丁、書店員、読者と一冊の本を核にして物語は広がっていきながら、つながっていく。
すてきな円環のようだ。それぞれの人々は、何かしらを抱えている。それは人生の途中の新たな道だったり、
どうしようもない状態からの一転脱却を試みていたり、亡き人への想いや自分の来し方から折り返すときだったり、
そして、人生の終焉を知った姿だったり。

彼らの姿と本の存在は、ところどころ自分の姿でもある。
だからこの物語に強烈に惹かれるのだろうと思う。

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書店員としてはこんな話を待ってました!と言いたいし、私はこの本に出会えて良かった。
こういう風に一冊の本を大切にお客様に届けられる書店員の仕事に誇りを持てます。
私の売ったたくさんの本のうち、一冊でもこういう風に読まれているのかもしれないと思うと、生半可な気持ちでは売れないという覚悟が生まれました。

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再読本。
前に読んだことがあったけど、また読んでみると、しみじみ心に響く素敵な作品でした。

1話の編集者も応援したくなるし、書店員のところはドキドキするし、読者のお父さんも照れくさそうなところとか好きだな~。

書店のところで出てきた絵本。
ミミっち。
私も、持ってる~!ってワクワクしちゃいました。

森沢明夫さんの作品、他の作品とリンクしているところがあって、探しながら読むのも楽しい~。

前向きに少しずつでも進みたくなるような作品でした。

ありがとうございました!

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読み進むうちに、どこかで読んだことがある?と思っていたら、文庫化だったんですね。でも、改めて読み直しても本好きにはたまらない
5つの掌編でした。各章の物語がそれぞれつながっていて、最後の章では「そう来たか!」ってうならされました。読書好きな人にはお勧めの作品です。

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森沢明夫さんらしい、優しさに溢れた物語。
それぞれの本に対する想いが一つに繋がっていくのが我が事のように嬉しくなってしまった。
あの岬の喫茶店の話や登場人物にもチラリと触れられていて、ちょっぴりニンマリとしてしまった。

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本当に良かったです…!!
作中にあるように、私もこの本を大切な人にプレゼントしたい、と思いました。
単なるお仕事小説ではなく、日常の中に本があって、その本に背中を押された人たちが起こした奇跡がどんどん繋がって行く、素敵なお話でした。
『さよならドグマ』読んでみたいです。
個人的には、虹の岬の喫茶店が何度か出てきて、嬉しかったです。

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営業への異動話が出ていて、最後に後悔しない本を作りたいと覚悟を決めた編集の津山。そして元妻の再婚で娘との縁が切れそうな売れない作家・涼元、余命宣告された装丁家、心に傷を抱えた書店員、夢を諦めかけていた美大生、そして自分の時間が止まっていた読者まで、一人のために作られた物語の後悔しないために自分はどうすべきなのかという問いかけに、しっかりと向き合ってゆくそれぞれのエピソードがあって、それがひとつの結末へと収束してゆく優しくて心温かい物語になっていました。

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五人が各々違う目線からの物語に感動。
最後の方に書いてある、本をめくり2ページくらい読むとこの本が読了出来るかは本当にそう思います。
ジャケ買いして、何度か失敗してから申し訳ないですが本屋さんで2ページ位読んでます。

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一冊の本が生まれる前から、読者に愛されるまでが、編集者、作家、デザイナー、書店員、読者の物語で紡がれるお話。
自分にとって大切な本がある人なら、誰しも「わかる」と共感する場面があるのではないかと思う。

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一冊の本が出来上がり読者の手元に届くまでには、編集者と作家さん都がせめぎあう産みの苦しみがあるのだろう。本の顔となる装丁も、とても大切なことがわかった。そして、作家は書店員さんの「推し」を獲得し、読者への橋渡しを願う。こうしていろいろな人の手を経た本を満足して読了する読者がいる。

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1冊の本が生まれる前から始まり生まれた後読者がどう受け止め
関わっていくかを5編であらわされてました。

配置転換を余儀なくされた編集者が心を救われた本の作者に
本を書いてもらえるように必死にお願いする。
そこからの作者の反応。ここがどうしても”ムカつく”1編でしたが
残りの3編は誰かを大切に思う気持ちが書かれていて
前向きになれる温かい本でした。

「さよならドグマ」もぜひ読んでみたいです。


#本が紡いだ五つの奇跡
#NetGalleyJP

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一冊の本に関わる人達の、さまざまな人生の物語。
優しくて寄り添うような文体は、とても心を温めてくれました。
編集者、作家、デザイナー、書店員、読者…繋がっていく想いが、悲しみから笑顔へと癒してくれてる感じが好きです。
人はつまづいたり落ち込んだりした時、周りの人達のちょっとした心配りで助けられますよね。
そうした想いは物語を通じて、こうして届けられている…本当に読書って素敵だなって思いました。
「さよならドグマ」も読んでみたいなぁって思います。
ありがとうございました。

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一冊の本『さよならドグマ』の誕生から読者へと繋がる5つの物語。
本が出来上がるまでにはどんな想いが込められているのか読者には正直わからない。でもこの本を読むとその想いは伝播しているのだろうと感じる。
一冊の本が心を動かす、背中をそっと押してくれる。
読むだけでとても温かい気持ちになれます。

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森沢明夫さんという作家さんはこの作品で初めて知る方で当然初読み作家さんです。

一冊の本に関わる5つの物語は最初の編集者 津山奈緒 の物語ではなんかどんくさいけど心優しい女性編集者の物語できっとその熱意だけを読まされるなかなと思ってたし、よく分からないままに作家の涼元マサミが原稿を書くと言い出して終わったのでなんか??という感じでした。
これが2話目の作家 涼元マサミ編でその背景が見えてくると情景が一変しあとは一気読みでした。

5話目のラストの縁とかまで読むと奈緒の書き込みがもっと欲しいなぁ…と。涼元との距離が近くなる過程とか主人公津山奈緒をもっと知りたくなりました。

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