ようこそ! ここはみんなのがっこうだよ

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刊行日 2020/02/03 | 掲載終了日 未設定

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内容紹介

がっこうが はじまるよ。 わくわくするね。

あさの おいのりをする こもいるよ。

みてごらん、きてるものも いろいろだよ。

どんなに とおくの くにから やってきた こだって、

「ようこそ! ここは みんなの がっこうだよ」


がっこうが はじまるよ。 わくわくするね。

あさの おいのりをする こもいるよ。

みてごらん、きてるものも いろいろだよ。

どんなに とおくの くにから やってきた こだって、

「ようこそ! ここは みんなの がっこうだよ」



おすすめコメント

多くの人たちが分断されつつあるアメリカで、原書は2018年の発売開始直後から大きな反響を呼び、ニューヨークタイムズのベストセラーリストに掲載されました。

そして、2024年のいま、世界は大変な状況になっています。この絵本が、人種、国籍、宗教、性別などの多様性の素晴らしさを伝えて、すべての子どもたちに励ましと勇気を与えられますように。おたがいを知り、世界を知り、たがいに認め合う。それが平和につながっていくのではないでしょうか。

子どもたちの一日を追っているうちに、読者の心に優しいメッセージが残ります。毎日が大切で愛おしい。世界は喜びと発見に満ちあふれています。子どもたちが、おやすみの前に「はやく みんなに あいたいな」と思える学校や社会でありたいと心から思います。

著者情報

アレクザーンドラ・ペンフォールド(Alexandra Penfold)/ニューヨーク大学卒業後、子どもの本の出版に携わる。子ども向けの作品に『Eat, Sleep, Poop』(絵・ジェーン・マッシー)、『The Littlest Viking』(絵・イザベル・ロハス)などがある。小学校のころ、作家になることを夢見て、チーズ・サンドイッチと新しいダイニングテーブルについての物語を書いた。現在、家族とともにブルックリンで暮らし、著作権エージェントの仕事をしている。

スーザン・カウフマン(Suzanne Kaufman)/作家、イラストレーター、アニメーター。学校の持ち寄りパーティが大好き! 作絵を担当した主な作品に『I Love Monkey』『Confiscated!』、絵を担当した作品に『Samanthasaurus Rex』などがある。アニメーターとして長年にわたって、ユニバーサルテレビ、ディスカバリーチャンネルの特殊効果を担当して、子ども向けのテレビゲームをアニメーション化する仕事をしている。さまざまな文化が混在するシアトルのビーコンヒルで夫とふたりの娘たちと暮らしている。

吉上恭太(よしがみ・きょうた)/1957年東京に生まれる。週刊誌・児童書の編集者を経て、児童書の翻訳、編集、ライターなどをしながら、音楽活動をしている。訳書に『せかいいちしあわせなクマのぬいぐるみ』『ゆきのひ』『かぜのひ』『あめのひ』 (いずれも徳間書店)などがある。著書に『ときには積ん読の日々』(トマソン社)、『ぼくは「ぼく」でしか生きられない』(かもがわ出版)がある。


多くの人たちが分断されつつあるアメリカで、原書は2018年の発売開始直後から大きな反響を呼び、ニューヨークタイムズのベストセラーリストに掲載されました。

そして、2024年のいま、世界は大変な状況になっています。この絵本が、人種、国籍、宗教、性別などの多様性の素晴らしさを伝えて、すべての子どもたちに励ましと勇気を与えられますように。おたがいを知り、世界を知り、たがいに認め合う。それが平和につなが...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784790254027
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 40

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NetGalley会員レビュー

アメリカのある学校での一日。
肌の色、服装、宗教、全てが異なっていても、どんな国からやってきても、ここは〈みんな〉の〈がっこう〉で、全員がここの児童。
あるのは楽しいことばかり。互いに取り替えることは、相手を認めること。一緒に遊ぶことも、好きな絵を描くことも、教えることも、相手を認め合うこと。そうやって〈ひとりひとり〉ではなく多様性ある〈みんな〉になっていく。そうすれば、相手の目をきちんと見て話し、そして真剣に耳を傾けるという、明るい未来に向かうための礎ができていく。

今の学校は、こんな〈みんな〉の場にはなってない。多様性こそ大切で、互いに認め合うことのできる〈学校〉にしたい。〈みんなの学校〉にしたい。

新学期が始まるこの時期に、学校の先生にも読んで欲しい本。

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文化の違い。文化の違いがなくても共通の目的や連帯。
それらを擦り合わせたうえで、みんながそれぞれが助け合って認め合って生きていく。

違ことや人ものに出会うからこそ得られる新たな自分の可能性。
同じだからこそ認め合ったり伸ばしあったり高めあえるもの。

学校というものが、みんながそこに行きたいだとか、
楽しいだとか、そう思える場所になってくれたら
大人になってももっと平和になれるのかな。今よりも平和であってほしい未来を願います。

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「ようこそ」というのはとても素敵な言葉だ。
歓迎されていることがわかる言葉、歓迎しているのを認識できる言葉。
そこには、壁はない。安心して過ごせる居場所があるだけだ。

しかしながらこの、「安心して過ごせる居場所」が世界共通に存在しているかというと、現実は違う。
残念ながら。さまざまな理由で居場所を脅かされている子どもたちが、いる。たくさん。

なぜ人は、自分と違うことに目ざとくて、時にそこを差別し糾弾したりするのだろう。
この絵本のように、過ごすためには、どこの意識の変革が必要なのか。
ある程度の学齢の子どもたちなら、その話がわかるはず。だからこの本を題材にして、理想を語る、のではなくて。
そうではない部分がなぜ生まれるのか、そこと向き合って変えていくことも必要だろうとこの本を読みながら考えた。

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