バスタブバスです
りとう ようい
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刊行日 2024/05/23 | 掲載終了日 未設定
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内容紹介
《白黒のラフ(文章は一部変更予定)となります。校了後、ファイルを差し替え、リクエストいただいた方にご案内させていただきます》
ブタ車掌のバスタブバスが行く先には…。
鮮やかな絵の中に隠れた楽しみ、子どもから大人まで一緒に楽しめる!
ブタの車掌が乗ったお風呂のバス「バスタブバス」がやって来た。順番に乗り込む乗客たち、しかし湯に浸かりすぎた車掌はのぼせてしまい、ちょっと休憩。そこに海からタコが現れて…。さあ、どうなる?どうなる?
この本は本編を味わう以外にも、ストーリーには登場しない動物たちの活躍や変化の発見、その動物たちの視点への切り替わり、さらに隠し絵と思わせる絵まであり、子どもから大人まで一緒に何度も楽しめます。
りとう氏の鮮やかな絵と不思議な世界が溢れた絵本。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784330015248 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
モノクロのラフで読ませていただけるのも、なんだか編集者になったような気分で特別感がありました。
これがあのりとうよういさんの濃い濃い溜めの効いた絵になるのか⁉︎と興味津々。
そしてまた「バスタブバス」に込められた「バス(お風呂)」の「バス(車)」のややこしさがお話のどたばたとよく合っています。
タコが乱入してきて、小競り合いが始まった時にはわくわく。周りのみんなが冷静に対処してくれてよかったです。
予想通りやっぱり墨の洗礼はありましたけれど。
入浴しながら移動できるバスタブバス、楽しそう!
おふろをバスっていうので真っ暗なふろに入るとブラックバスとか言ったもので、
この場合はバスが風呂という、バスでバスという感じで軽く楽しく始まる。
このバスの解放感が露天風呂の家族風呂みたいでお家のふろがバスになったら、
と読み始めることができるし、誰でも乗り込めるよみたいな親近感もある。
みんなが楽しんでいる浜辺みたいなところで停車してしまったものだから大変。
鍵がなかったり開放感があることが仇になり周囲の心配そうな顔も見どころ。
学校なんかで喧嘩してしまったら、先生が周りの人からどう見えるか考えましょうね
という感じや仲直りの善意っていうものを出し合うところまで子供っぽく微笑ましい本でした。
色がついて、文章も練られるのが楽しみです。貴重なラフを見せてもらって楽しかったです。