ごめんね でてこい

ログインするとリクエスト可能か確認できます。 ログインまたは今すぐ登録
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。

1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのEメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2023/06/30 | 掲載終了日 未設定

ぜひ次のハッシュタグを付けてSNS等へご投稿ください:#小学校低学年向け #NetGalleyJP


内容紹介

第70回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 小学校低学年の部

大好きなおばあちゃんと、少しの間いっしょに暮らすことになったはなちゃん。優しいおばあちゃんと過ごす時間はとても楽しかったけれど、いつもと違う生活にだんだんもやもやがたまってきて…。「おばあちゃんなんて、きらい!」と言ってしまったはなちゃんは、「ごめんね」が言えるのでしょうか。

第70回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 小学校低学年の部

大好きなおばあちゃんと、少しの間いっしょに暮らすことになったはなちゃん。優しいおばあちゃんと過ごす時間はとても楽しかったけれど、いつもと違う生活にだんだんもやもやがたまってきて…。「おばあちゃんなんて、きらい!」と言ってしまったはなちゃんは、「ごめんね」が言えるのでしょうか。


おすすめコメント

「ごめんね」という言葉の重みや大切さを考えさせてくれる1冊です。その人のことをしっかり思って、心からの言葉を伝えること。今ある日常を大切にすること。思いやりや、人との関わりを考えさせる機会が多い低学年の読み物として最適です。

「ごめんね」という言葉の重みや大切さを考えさせてくれる1冊です。その人のことをしっかり思って、心からの言葉を伝えること。今ある日常を大切にすること。思いやりや、人との関わりを考えさせる機会が多い低学年の読み物として最適です。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784580825666
本体価格 ¥1,200 (JPY)
ページ数 80

閲覧オプション

NetGalley Shelf App (PDF)
ダウンロード (PDF)

NetGalley会員レビュー

第70回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 小学校低学年の部

おばあちゃんのいえのこうじのため、はなちゃんちに一時的に同居することになったおばあちゃん
いつもニコニコやさしいおばあちゃんをはなちゃんは大好き。 
しかし暮らすうちに、おばあちゃんのこまかいしてきを、はなちゃんはきゅうくつに感じるようになる。
そんなとき、あそびにきていたゆうちゃんにあいさつをおしえるおばあちゃん。
ゆうちゃんはおばあちゃんに怒られたと、もう遊びに来られないと言い出す。
とうとうはなちゃんは爆発して、おばあちゃんをきらいだといってしまう。
正しいことを言われてるとわかっていても、言われることに慣れていないのか、はなちゃんにはいちいち気にさわり、素直に受け取ることができない。
そんな中、おばあちゃんは家に帰り、そして入院してしまう。お見舞いに行かれないはなちゃん。なかなかごめんねが出てこないのはタイトル通り。
子どもだけじゃない話。わかっていても、言われるといやだし、素直にごめんねをいうのは勇気がいる。

#NetGalleyJP

このレビューは参考になりましたか?

タイトルから、謝ることができるかどうかって話かあ、と簡単に思っていたら、想像以上の切ない展開にびっくり。後半は涙腺がゆるみっぱなし。

ごめんねとかありがとうとか、大事なこと、伝えたいことを言葉にする勇気を持って欲しいなあと思います。

このレビューは参考になりましたか?

最近では、もしかして祖父母との関わりのない子どもたちがいるかも知れない。そんな中で物語のような出来事も、経験するかも知れない。この物語で、祖父母というのではなく、一人の人間同志としての関係を体験してもらえれば、子どもたちの心のステップアップを果たしてもらいたい。

このレビューは参考になりましたか?

おばあちゃんの家を改装する短い間、おばあちゃんははなちゃんの家で暮らすことになりました。
初めのうちは、大好きなおばあちゃんといっしょに過ごせて喜んでいたはなちゃんでしたが、そのうち、おばあちゃんに対して、もやもやした気持ちがたまっていきます。
そして、ある日、とうとう、はなちゃんは、「おばあちゃんなんか、だいきらい」と言ってしまいます。

はなちゃんの気持ちが、とても丁寧に書かれてありました。
まだ自分の気持ちを上手く伝えられない低学年の子たちに、どう自分の気持ちを伝えたらいいのか、よいお手本になると思いますし、「ごめんね」以外のあいさつの言葉も大切だということもわかると思います。
愛情にあふれた優しい物語でした。

このレビューは参考になりましたか?

おばあちゃんと孫のやりとりで素敵なお話でした。おばあちゃんの気持ちわかります。うちに来る高学年の子もあいさつできなかったりしますので。小学生には読んでほしい一冊です。読書感想分にも良いと思いました。最後おばあちゃんに謝れて良かった!友達のこと悪く言われる頑固になるのも子供にはよくあるなと感じました。

このレビューは参考になりましたか?

だいすきなおばあちゃん!でも、「でもね…。」から始まる言葉は正しいけどもやもやしちゃう。仲良しのゆうちゃんが遊びにきた時もおばあちゃんに言われてかっとしたはなちゃんはおばあちゃんに「きらい!」って言っちゃった。大好きなのに。おばあちゃんは謝ってくれたのに、「ごめんね」が言えない。おばあちゃんが意固地にならずに謝ってくれる姿がいい。この姿を見てはなちゃんも、っ思うけどなかなか言えない姿にハラハラしました。

このレビューは参考になりましたか?

素直になかなか謝れない気持ちがよくわかる、共感力のあるお話。本当に思ってることって言葉にするのが難しい。でも言わないと絶対に相手に伝わらない。相手だっていつでも会えるとは限らないーー。
思ってもないことを言って後悔することは誰しもあること、はなちゃんが勇気を出せるか、応援したくなる物語です

このレビューは参考になりましたか?

はなちゃんが、おばあちゃんを嫌だなって思った気持ち。ごめんなさいの気持ちを伝える大切さが分かったら、今度はその嫌だと思った気持ちをどんなタイミングで、どんな風におばあちゃんに伝えたら良かったか、お子さんと、或いは生徒さんと一緒に考えてみるのにも良い本だと思いました。

このレビューは参考になりましたか?

自分にもお友達にも大切なことを教えてくれている おばあちゃん!大好きだけどちょっとモヤモヤする気持ち・・かわいらしい絵柄で読みやすく状況もわかりやすかったです。挨拶や家でのルール 当たり前のことを見直すにも良い本だと思います。

このレビューは参考になりましたか?

大人であっても、たとえ自分のためを思って言ってくれたとしても、苦言を受け入れ難いことはあります。幼いうちはなおさらでしょう。
大好きなおばあちゃんだけど「でもね」と正論を言われることにはモヤモヤしているはなちゃん。おばあちゃんがおともだちにも注意をしたことで、ついに………
本書はこどもが素直にごめんなさいを言えるようになるまでを温かく見守る気持ちにあふれています。しかしそれだけでなく、大人もこどもへの声かけやフォローができているかな、と身をつまされる部分があるな、と思いました。

このレビューは参考になりましたか?

絵本を卒業して、「本」デビューするのにピッタリの本でした。

素直になる勇気がほしい、大事なことを伝える勇気がほしい子どもにおすすめです。

おばあちゃんと、孫の小学生はなちゃんの物語

一緒に暮らしていない祖父母って、なんだか両親と違う。

「あれ?」って疑問に思っても、言葉にできなかったり、へんに気をつかってしまったり……。

人間どうしって、血がつながっていても関係がくずれると、元に戻すのは大変!

ほんとうに一言が伝えられれば。

その大事な一言で、大事な人を失わずに済むなら、勇気をだして伝えたい。

伝えたいときが伝えるとき!

「今」は永遠ではないから。

自分をかえりみて、大人になって気づいても遅いんだよな~と思ってます。

このレビューは参考になりましたか?

低学年の子どもの心情に寄り添って、読んでいて、せつない。
すなおにごめんねと言えず、心にわだかまりをかかえ。。。
結末がすっきりしないのが、子どもが、どう感じるのか。おばあちゃんがどうなったのか、また会えたのか、想像させたいのだろうが、良かったねですませない終わりかたが、つらい。

このレビューは参考になりましたか?

子どもの日常にありがちな出来事が子どもの心に沿って描かれています。きっと共感できる子が多いと思います。やさしい色調のイラストもおばあちゃんのやさしさや、はなちゃんの小さなかわいらしさが表現されていてお話にぴったりです。大切なことは言葉にしなければ伝わらないだけでなく、自分も心が苦しくなってしまうことを低学年の子どもたちが物語を通して理解できるよいお話だと思いました。子どもが小さな胸をいためていると思うと切ないです。

このレビューは参考になりましたか?

途中ではなちゃんが思った気持ちを言えずにいるところが自分の子どものころと重なりました。ごめんねを言おうとするはなちゃんをがんばれ!がんばれ!と応援していました。優しい挿絵が、とてもお話に合っていて素敵です。

このレビューは参考になりましたか?

嫌な言葉は、言われた方も言った本人も心が苦しくなるね。
まして大切な相手ならなおさらだね。
もやもやしている、はなちゃん。
友だちのことを気にかける、はなちゃん。
おばあちゃんの病気も自分のせいではと思う、はなちゃん。
いろんな気持ちを抱え思い悩む姿は、読者である子どもたちも少なからず経験したことがあるのでは。
そんな はなちゃんに共感し、後半は後押しする気持ちで読み進めるのではないかと思う。

このレビューは参考になりましたか?

私は泣きました。

お話にぴったりの絵が魅力的で、おばあちゃんとはなちゃんの表情を見ながら読みました。
自分の、今はもういないおばあちゃんのことを思い出しました。
そして、子どものおばあちゃん、自分のお母さんのことも考えました。

最後まで読んで、きれいごとになっていなくて、よかったと感じました。

うちの子がおばあちゃんに会いに行った別れ際にはよくハグをしています。
その子ももう高校生です。おばあちゃんに会いに行けることが少なくなってきましたが、
なるべく会いに連れていきたいです。

(泣き活したい時の本リストにも入れたいと思います)

このレビューは参考になりましたか?

心にもないことを言って、大好きな人を傷つけてしまった一言。「ごめんね」と一言いいたいのに、時間がたてばたつほど言えなくなってしまう。そんなモヤモヤした気もちをずっと抱えてしまったこと、皆さんはありませんか?この物語の主人公はなちゃんは、おばあちゃんが大好きです。その大好きなおばあちゃんが、古くなった家を工事する間、はなちゃんの家で一緒に暮らすことになりました。はなちゃんは喜びました。でも、たまにあうおばあちゃんはよくても、一緒に住んでみると色々口うるさくてはなちゃんはちょっと嫌になってしまうんです。こんな経験もきっと皆さんにもありますよね。おばあちゃんは可愛い孫に色々世話を焼いてしまうもの。でも孫のはなちゃんは、そんなおばあちゃんがだんだんちょっとうっとうしくなってしまうんです。そして、お友達のゆうちゃんがはなちゃんの家に遊びに来た時、はなちゃんはあることでおばあちゃんに怒りを爆発させてしまいます。この物語はおばあちゃんの喜び、悲しみ、そして孫のはなちゃんの「ごめんね」が出てこない心の葛藤の描写が見事で、後半は涙なしでは読めませんでした。作者のささきみおさんが描かれた絵の色彩やタッチも柔らかく、優しさが溢れていました。本当に素敵なお話でした。今年度第70回青少年読書感想文全国コンクール小学校低学年の部課題図書であるこの作品を読んだ子ども達がどんな感想文を書くのか楽しみです。

このレビューは参考になりましたか?

孫に久しぶりに会って張り切っちゃうおばあちゃんとの文化のズレ。わかるわかる。(コロナでずっと友達の家行ってないから、マナーも学ぶ機会なかったんですよ、とフォローしてあげたいわ。)おばあちゃんに面と向かって文句が言えるのも、お母さんやお父さんが気持ちを分かってくれるのも、なんだか風通しのいい幸せな家族だなあ。大好きだよが間に合ってくれますように…。大人もしみじみと読める作品。起承転結がはっきりとしていて、読みやすく、かつ、力のある子にも読み応えがあるだろう。

このレビューは参考になりましたか?

自分のお友達におばあちゃんが注意をしたら、きっとこのくらいの年齢の子は、お友達に嫌われたくなくて、もしくはその子の目を気にして、同じような態度を取ると思う。家族を蔑ろにしていいわけではないし、強い口調で話してしまうことに後悔があっても、素直になれないという経験は、少なくない子たちが、思い当たると思う。
どうなっちゃうんだろう、のハラハラが回収されるまで、きっとひといきに読んじゃうだろうな。

このレビューは参考になりましたか?