Mo Story 子猫のモー

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刊行日 2024/05/29 | 掲載終了日 未設定

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内容紹介

\レビュー投稿で本作品の絵本をプレゼント/

ゲラを読んでレビューをご投稿頂いた方の中から、抽選で3名様に本書をプレゼントいたします。素敵なレビューをお待ちしております。
レビュー投稿締切:2024年5月28日

*抽選後、当選者には、NetGalleyにご登録されているメールアドレスへ当選メールをお送りします。メールアドレスの開示設定をされている方が応募条件となります。

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<内容紹介>

ある眠れない夜、子猫のモーは窓の外に見つけた”笑っている光”を追って、森へ冒険にでかけます。モーは森で出会った気さくで楽しい動物たちから、旅に出る前の準備や、初めて会う人への挨拶の仕方、気持ちを共有する方法など、さまざまな知恵を学びます。しかし、同時に動物たちは皆、森に住む恐ろしいクマに気をつけろと警告するのでした。モーはクマに出会わずに、”笑っている光”を見つけることができるでしょうか?

韓国在住の人気イラストレーター、チェ・ヨンジュが描く子猫のモーの冒険が待望の日本語化!

日本語翻訳は『大家さんと僕』などの心あたたまる漫画作品も手掛ける、芸人・漫画家のカラテカ矢部太郎が担当しました。

新たな挑戦や出会いを前に一歩を踏み出す勇気をもらえる、子どもも大人も楽しめる絵本です。

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【ゲラを読まれる方へ大切なお願い】

・本文は校了前のデータに基づいており、刊行時に変更される可能性があります。

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・作品が自分に合わないと感じた場合、今後の作品選びや読書の楽しみを広げるために、建設的なご意見をぜひお聞かせください。

・今作は作者のご厚意により、校了前の貴重なゲラを公開しています。

◎拡材や新刊配本のお申込みにつきましては、【玄光社 営業部】までお問い合わせいただけますと幸いです。「番線 or 番線情報」「書店名」「ご発注者様名」をご記載いただき、玄光社 営業部 「sales@genkosha.co.jp」までメールにてご連絡ください。

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<著者略歴>

Yeonju Choi/チェ・ヨンジュ

韓国在住のイラストレーター。日々の生活の中で目に留まったものや想像したもの、愛するものを自由に描く。

父親と共に「フギンアンドムニン」(Hhuginn and Muninn)というデザイン会社を展開中。

Instagram @chocolateye

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レビュー投稿締切:2024年5月28日

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おすすめコメント

Instagramフォロワー数12万人の韓国の人気イラストレーター、チェ・ヨンジュが描く子猫のモーの冒険が待望の日本語化!

子どもから大人まで楽しめる絵本です。

Instagramフォロワー数12万人の韓国の人気イラストレーター、チェ・ヨンジュが描く子猫のモーの冒険が待望の日本語化!

子どもから大人まで楽しめる絵本です。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784768319116
本体価格 ¥2,500 (JPY)
ページ数 168

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

文房具や食器などのキャラクターグッズになっていたら、ぜひとも欲しい!そんな可愛らしい子猫のモーのお話です。

笑う光を探す冒険にひとり繰り出す子猫のモー。
途中で出会う動物たちは、色んな形でモーの冒険を応援する。
フクロウじいさんやヤマガラ夫婦は旅に必要なものをくれたり、キタリスはあいさつの仕方を教えてくれたり、アライグマは美味しい料理をご馳走してくれたり。

星の輝く夜、朝露の煌めく朝、緑が揺れる昼。豊かな色の森を想像させられる、素敵な絵本でした。
エピローグの、モーが家に帰った時にお母さんにぎゅっと抱きしめられている時の表情が好き。
安心しきって無になっている顔が、かわいい。

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とってもかわいい子猫のモーの冒険譚。(私も猫を飼っていたことがあるのですが、その仕草を見ていると毎日が冒険の様な気がしたものです。)
みんなが寝静まった夜に窓辺に見えた光の微笑み。それを探しにモーの冒険は始まります。行く先々で出会う動物たちとその助言や励まし。そうですよね、子どもにはそんな言葉こそが成長への力になるんです。でも時には違う教えもあります。ネタバレになるのでそれが何かは控えますが、誰もが当たり前だと思っていることが本当は思い込みだったと気づけますし、小さな勇気がもたらした発見とも言えます。モーの冒険は動物達との触れ合いを通して社会を学びます。温かな動物達の支え合いはまた、モーが自分もまたその一人として役に立てる喜びも教えてくれます。ユーモラスでかわいいモーや動物達の絵に心和ませてもらいながら、いろんな気づきに読み手もいっしょになって考え楽しめる物語です。

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とてもすてきでかわいらしい冒険のお話しでした。
矢部太郎さんの訳がほのぼのです。
絵は版画でしょうか。ぬくもりのある絵です。
「怖い」というのは知らないから怖いのであって、
きちんと知れば怖くないかもしれない。
そんなに恐れることはないよ、と、誰かの背中をそっと押すようなお話です。
ただ、探していた笑う光は見つからなかったということ?
最後がちょっと?でしたが、続編があるのでしょうか。

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モーは、青黒森の柏の家に住む子猫です。親やきょうだいたちといっしょに暮しています。どうしてもモーが寝れない夜、笑っているような光を見ました。モーはその笑う光を探しに出かけるのですが、その途中に森の仲間たちと出合い仲良くなります。彼らが一様に言う事は、クマに気をつけろということです。彼らにとってクマは無法者のようです。でもモーがクマに出会うと・・・。そして意外な笑う光の正体。このお話から言えるのは、人のうわさを鵜呑みにせず、自分で判断しなさいということでしょうか。それにしてもモー君の可愛らしいこと。こんな猫ちゃんが家にもいればいいのにと思いました。

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夜森の動物たちが寝静まっている時間、子猫のモーは眠れずにいまいした。窓の外をみると星ではない光が笑っているように見えて、こっちへおいでと呼ばれたような気がしてマフラーを手に取り出かけていきます。
森のなかを歩いていると、フクロウじいさんやヤマガラの夫婦などに出会います。出会った動物たちはマフラーだけ持ってきたモーに色んなものを持たせてくれます。森にはやさしいお友だちがたくさんいます。しかしそのお友だちは口を揃えて「クマには気をつけてね!」とモーに言います。
森のやさしいお友だちに色んなことを教えてもらい、素敵なプレゼントをもらいながらモーは笑っている光を探しに森の奥へと進みます。
そして強い雨が降り始めました。そこで怖い思いをしながらも一番最初に出会ったフクロウじいさんの言葉を思い出します。「しっかり、気をつけながら、でも怖がりすぎずに進んでいくんじゃ」その言葉を思いだし勇気を出して目を開けると新しい出会いがありました。

初めて行く場所や新しい友達との出会いはちょっとだけ怖いときもありますよね。でもなぜ怖く感じるのでしょう。
モーと森のなかを歩きながら、その怖さの正体を探してみませんか?きっとその道を笑っている光が照らしてくれることでしょう。

矢部太郎さんのほんわかした翻訳とイラストがぴったりで、とてもやさしい気持ちになれる絵本です。

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〈笑って呼んでる〉光を見た子猫のモーは、それを探する旅に出る。様々な動物に助けられて。
ペン画に淡い色を重ね、広さを感じさせるこの絵本は、〈END〉の後から更に心を温かくさせてくれる。

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くっきりした線のペン画に、色の変化を抑え色調を揃えた淡い水彩。それが絵に奥行きを与えている。紙本だったら、更にそれを感じるのは間違いない。

最初は絵だけ。ただただ森が広がっている。そのして数ページごとに短い文。ほとんど何も動かない夜。なんと言う不思議な、静かな雰囲気。
そして毎ページに文がならび、モーの物語が始まった。

素敵な感性の持ち主だけどまだまだ子猫のモー。そのちょっとした仕草にニヤニヤ、ニコニコ、ほこほこ。

モーが出会う個性的な面々も素敵。心配性のフクロウ、手筈万全のヤマガラ、礼儀命のキタリス、猫舌のアライグマ。連携のカヤネズミ。冬は忙しいトナカイ。

やがて、色が少なくなる。ペン画だけの世界に近づいていく。いやな予感を伝えてくる絵。

そして、クマが!!

それから淡い色が戻ってくる。モーとクマのやり取りと共に。そしてモーはとうとう見つける。あの〈笑ってる〉光を。
だから「ENDマーク」。

でも、本当の物語はそこから始まる。絵だけで充分な物語が。でもその後ろには、ランタンで木を照らしながら言ったクマの言葉が流れてる。〈怖さとは知らないから生まれるもの〉。それを感じながら、本を閉じた。

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子猫のモーが見たのは"笑っている光"という、森に住む動物たちも知らない不思議なもの。探しにいくモーは動物達との出会いで、いろんな経験をしていきます。それぞれの出会いと別れ、最後のエピソードにつながる伏線。ほっこりするストーリーと、優しい絵が素敵です。

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子猫のモーはきれいな素直な目をした子猫。
求める光が映えるように、影の少しある暗い秋の森を丁寧に冒険をしていく。

何かを思いついて行動に移せば、経験という糧がついてくる。
行く先々が変われば、それがモノであったり道具であったりするかもしれないし、
手に入れたスキルや、大事に取っておいたアイデアだったりを発揮できる力も得られる。
目的に向かって道を進んでいる限り、自分の価値を見つめられるし持つもので感謝もされる。
小さな思い立った冒険が自分だけでない大きな実りになる温かいお話です。

求めるものが見つかって、それに付随していく美しい経験ができるのならば、
自分が当たり前に成したことや、喜び周りの人の違う目的をも喜んであげれる優しい気持ちになれる本です

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子猫のモーは、眠れない夜を過ごしていました。いつもなら、こんなことないのに、どうしちゃったんだろう?
 窓の外を見たら光が見えて、それが笑っているように見えたんです。
 どうせ寝られないんだから、その光を探しに行くことにしました。

 ふくろうじいさんや、ヤマガラ夫婦、 キタリス紳士、アライグマ、カヤネズミ、トナカイさんに出会って、いろんなことを教えてもらいます。 家族の中だけで生きてきたモーは、よその世界のことをいろいろと学んでいきます。

 あいさつの仕方とか、おいしいもののこととか、怖いクマのこととか。教えてもらったことが、その通りのこともあるし、そうじゃないこともあるし。いろいろ覚えて、いろいろ体験していく森の中。

 みんなに教わったことを、ひとつずつ噛みしめていくモーの姿がとても愛おしいのです。

 これまで知らなかった世界を知るって、ちょっと勇気が入るけれど楽しいことよね。

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矢部太郎さんの翻訳絵本。
子猫のモーが笑う光を探して森に入っていくという冒険物語でした。
モーが森で出会う動物たちが、それぞれの動物の特徴や暮らし方をもとにしてキャラクター化されていたので、動物に興味がある子どもさんにオススメだと思います。
全体的に優しい雰囲気のお話で、1人読みができるようになった子どもに読ませてあげたい絵本です。

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シックな色使いのイラストに加え、矢部太郎さんのやさしいことば使いの翻訳テキストがぴったり。
子猫のモーの夜のひとりぼっちの冒険。笑う光を求めて、心はわくわくでいっぱい。
暗い森で出会うものたちの親切に支えられ、モーは初めての体験をいっぱいします。
怖さを必要以上に畏れないこと、自分でやってみること。
人の話を素直に聞くことはだいじ、でもそれ以上に自分の目で見て心で感じることがもっとだいじであることをこのお話は教えてくれます。
森のみんなが言ったクマに関する噂は杞憂でした。そして感心したのは、モーがクマをみんなに紹介し、噂を払拭したこと。これは勇気です。
モーの冒険を通してわたしたちはひとつの生き方の指針を示してもらったように思います。

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「絵本」という紹介でリクエストしたが、開くと、170ページ! 抑えた色遣いの繊細な絵で、漢字(ルビ付き)も多い。大人向けの印象を受けた。だが、同時に、軽やかで楽しいストーリー展開とかわいらしい動物たちがいっぱいで、メッセージ性も強い。夜の森の冒険で、子猫のモーが誰と出会い、何を学ぶのか、子どもたちにも味わってほしい。

初読み作家さんなので、関連リンクから、チェ・ヨンジュさんのInstagramを拝見。「ボローニャ国際児童ブックフェアのオペラ・プリマ部門のスペシャルメンションに選ばれました」とあり、大拍手! そして、モーそっくりの子猫がいてビックリ!

矢部太郎さんの翻訳も読みやすく、楽しかった。トナカイの口ぐせ「ふふ~ん」に笑った♪ カヤネズミに謝るモーの表情と書き文字がたまらなくかわいい。書き文字は矢部さん? それとも専門家? 絵とピッタリだった。

出版されたら、もう一度じっくりと読みたい素敵な作品。読み応えもあり、充実した読書だった。

#MoStory子猫のモー #NetGalleyJP

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窓の外に見つけた笑っている光を追って、森へ冒険に出る子猫のモー。森で出会った動物たちから、沢山の親切と知恵を学んでいく。
温かみのある絵とほのぼのとした文章が読んでいて心地が良い。
コロコロと表情を変えるモーを見ているうちに自然と笑顔になってしまう。

子猫のモーのちょっとした好奇心から生まれる
きらりとひかる物語。

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笑っている光を見つけに行くモーの冒険に、次はなんの動物たちに出会うのかとはらはらどきどきしながら読み入ってしまいました。ページ数と文字数が児童書にしては多く、イラストもシックで大人向けのような印象を受けましたが、小学校5.6年生くらいの子が読むのにはいいかもしれません。
作中の「怖さはよく知らないから生まれるもの。」というセリフにとても共感しました。大切なことに気づかせてくれる作品だと思います。

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朝方に“笑っている光”を窓から見た仔猫のモーは、書き置きを残して寝静まる我が家を後にし光を追っかけ始める──。
 出会う動物たちが口々に言う「森の熊には気をつけるんだよ」熊の悪評はその度に膨らむけれど、モーには実感が伴わない。なぜ大人は口を揃えて悪く言うのだろう。それはきっと大人になってみないと分からない、世の常なのよね。
 モーが探し求める“笑っている光”は、無垢な者にしか見えない常夜灯なのかも。チェ・ヨンジュさんの描くイラストは素朴で温かみがあり、大自然の厳しさと優しさとが共存していた。とても好き。

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夜寝ているときに、窓の外でピカッと笑うように瞬いた光。
そんな笑っている光を探して家を飛び出したモーが、森の中でたくさんの動物たちと出会う大冒険の物語。

みんな優しくて可愛くて素敵な動物たちがいっぱいの可愛いお話でした!
絵本なんだけど、時々たくさんの絵が描かれていてどこか漫画チック。
ページ数も絵本に比べたら多くて、絵本は卒業したいけど、挿絵が多少あっても児童書じゃまだまだ文字が多く感じる……みたいなちょっと背伸び児童にピッタリな一冊!
子猫のモーが湖で水を飲むときに、葉っぱを巻いてコップのようにしてすくって飲むところが可愛くてお気に入り。
文具やマグカップなんかの絵柄になってグッズ化されても違和感がない。
ぜひともシリーズ化してほしい可愛い絵本でした。

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カバーのかわいさにひかれて読み始めました。眠れない夜、見つけた光を探しに森に出かけたモー。こわい森で出会ったのは、たくさんの仲間たちでした。挿し画の雰囲気ぴったりのかわいらしい動物たちが、モーにやさしくしてくれる心温まるお話で、それぞれの動物がそれぞれの暮らしを楽しんでいるところがとてもいいと思いました。美しいイラストで大人も楽しめますが、子どもたちもかわいいモーがお気に入りになりそう。シリーズ化も期待します。

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1ページ1ページがため息がでるほどに美しく、かわいらしい。
たっぷりのやさしさが詰まっていて、読んだあとはやさしい自分になれたような気がします。
「ありがとう」も「ごめんなさい」も伝えられる素直でやさしいモーだからこそ、森のみんなも快く接してくれるのだと思います。
「知らない」ことは悪いことじゃない。自分でみて・判断することの大切さを学び一歩成長したモーのその後に思いを馳せながら、温かいハチミツ茶を淹れた。
大切な誰かにプレゼントしたくなる一冊です。

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ある日、笑う光を追いかけて旅に出る、子猫のモー。旅は、新しい出会いの始まり。知らなかったこと。知らなかった場所。
旅にでたのは、知らないもの、不思議なものへのあこがれです。
それが手に入るのかどうかの確証はまったくないのですが、もう、じっとしていられないのが、子猫のモー。思いも寄らない出会いに、思いも寄らない、出来事。思ったよりも世界は広く、優しいものでした。
旅のはじめにフクロウじいさんにもらった言葉。「しっかり、気をつけながら でも怖がりすぎずに進んでいくんじゃ」
少しずつ旅は進み、少しずつ出会いが増えて、森は、もう、はじめ恐れていたほどには、怖い暗闇ではありません。それでも、用心しながら、怖がりすぎずに丁寧に進みます。
驚いたり、驚かせたり、笑ったり、怒られたり、褒められたり、あやまったり、感心したり、お礼を言われたり・・・
森のみんなの日々の営みは、モーが知らなかった世界です。でも、それは、あたたかな世界でした。
そんなみんなが異口同音に「クマには気をつけて」というアドバイス。モーはとうとう、みんなの怖がるクマにでくわすことに!
さて、さて、さて、モーはいったいどうなるのでしょう!
チェ・ヨンジェさんは、この本で何を伝えたかったのでしょう?そして、笑う光とは?
モーが丁寧に身の回りの世界とであい、自分の森の地図を書き換えていきます。自分の心で一生懸命に受け止める誠実な生き方は大人が覚えた楽な生き方とは違います。人の意見を大切にしながらも、先入観に頼らず、自分の心を信じて進みます。怖がりすぎずに自分の足で進むことの進む大切さ。旅の終わりに、心に残る、温かく、たしかな希望が素敵です。
夜、お父さんお母さんに、この本を読んでもらう、おちびさんたちはきっと、子猫のモーといっしょに素敵な旅をするのでしょうね。
ありがとうございます。

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絵がとてもかわいい!!
森の動物たちの優しさに触れつつ、マイペースに星を探しにいくモーがとても愛おしくなります。
(3歳娘の母としては、夜中に出歩かれたらたまりませんが、、、笑)
人間の世界もこんなに優しさに包まれたらいいのにな、と思ってしまいました。
翻訳も、矢部太郎さんの優しさが滲み出ているようです。
少し長い文章も聞いていられるようになった娘に、ぜひ読んであげたいなと思いました。

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普通の絵本だと思っていたので、開けてみたら結構ページがあって驚きました。
森の動物たちの優しいこと。ですが、それも、子猫のモーが素直だから、優しくしてくれるのかもしれませんね。
クマに対しても素直な気持ちで接し、森の動物たちとクマをつなげる役割も果たしました。クマもさっぱりしていて、森の動物たちに対して恨みもなく、読んでいて気持ちがいい。
素直であるということ、知らないことに怯えないということ、これが大事なのだと読んでいて思いました。

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子猫のモーをはじめとした動物たちが生き生きと描かれていて、かわいかった!特に冒頭のモーとフクロウが出会ったシーンで、本が落ちてきたのに驚いたモーが飛び上がった姿がかわいくて、そこからモーのトリコです。
フクロウやアライグマ、トナカイ…森の住民たちの生活が垣間見えて、思わずわたしも住民の一人になりたいと思ってしまった(笑)
たった一人で『笑っている光」を探しに探検に出かけたモーの勇気と、モーを見守り助けてくれる動物たちの優しさに触れた1冊でした。

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SNSで猫のイラストを見かけて可愛いなと思っていた韓国のイラストレーター、チェ・ヨンジュさんの絵本を、矢部太郎さんが翻訳したと知り読んでみたくなった。眠れない夜、窓の外で偶然見つけた微笑んでいる光を追って森に探索に出かけたハチワレ子猫・モーの冒険譚。モーが出会う森の仲間は親切で色んなことを教えてくれる。恐ろしいクマに気をつけろってことも。でも実際モーが遭遇したクマはとってもイイ人(熊)だった。事実は自分の目で確かめろ!ってことかな?モーのモデルは著者の愛猫で、インスタで見たらソックリでとても可愛かった。なかなか開催は難しいでしょうが、絵本の原画展あればぜひ絵を見てみたい。色々グッズもグッズも作られているので購入する機会があれば嬉しい。

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