君に恋をするのは、いけないことですか
筏田かつら
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刊行日 2025/03/05 | 掲載終了日 未設定
ハッシュタグ:#君に恋をするのはいけないことですか #NetGalleyJP
内容紹介
シリーズ累計54万部超! ヘタレでポンコツ、頭はよくても恋は下手。「彼女は、苦手なタイプのはずだったのに――」大人気恋愛小説 『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』から、新たなすれちがい恋愛小説の傑作が登場!
[STORY]ちょっとポンコツなアイドルオタクの医学部生・滝沢冬吾は、推し活で参加したフェスの帰り道、電車を乗り過ごし無人駅にたどり着く。そこで知り合ったのは、同じように乗り過ごしてしまった少女。はじめは彼女の距離の近さを警戒していたが、彼女の優しさと行動力に冬吾は徐々に惹かれていく。名前も知らないまま別れたことを後悔していた冬吾だったが、夏休みに推しのライブで再び彼女と巡り合う。なのに、彼女は何故か他人行儀で――?
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784299062208 |
本体価格 | ¥700 (JPY) |
ページ数 | 352 |
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NetGalley会員レビュー

アイドルオタクの医学部生と双子の青春恋愛小説。
医学部生の滝沢は、苦手なことが多い。でも優しくて放っておけないタイプだ。小さい頃から心配が絶えなくて母親も過保護気味だ。でも友達には恵まれていて、彼のことをよく理解してくれさりげないフォローもしてくれている。
双子にもそれぞれ事情があり、滝沢と出会ったことで気持ちに変化が生まれていく。
一緒に迷子になったり、花火をみたり、キラキラした青春を感じた。
楽しい思いだけではなく、若い彼らだからこそ自分たちだけでは解決できない問題にぶつかったときもがく姿もまた青春だなと思う。
恋をするのはいけないことなんかじゃない。
恋をして笑ったり泣いたりしながら、輝かく瞬間を手にしてほしい。

シリーズ物の続編との事でしたが、前作を読まなくても楽しく読みました。
不器用な主人公に降りかかる災難…周囲の人たちの優しさに助けられて、前を向いて進んでいく姿がとても良かったです!
相手への気遣いをするあまり、自分のことを後回しにしてしまうこと、ありますよね。
勇気をだして一歩踏み出す…私もそうして行きたいなって思いました!
前向きな気持ちになれる作品でした。

推しのアイドルのコンサートへの遠征で寝過ごしてしまった冬吾。乗り過ごした駅でノリのいい関西弁を話す女性と出会うのだが・・・。
これでもか、これでもかと胸ときめく展開のオンパレード! 不可抗力も含まれる多々のトラブルに、スマートじゃなくても、カッコよくなくても、何とか乗り切る冬吾に肩入れしたくなります。そしてその都度起きる偶然の奇跡に、読んでて陶酔感すら。。
何かと残念系な少年卒青年未満の大学生と、複雑な事情なありながらも互いに想い合う優しい双子が織りなすトライアングルコメディ。

学生の時に夢中で読んだシリーズの新作とのことで、早速読んでみました。今回の主人公の冬吾は既刊にも登場していますが、物語は独立しているので、この新作からでも気軽に入りやすい内容だと思います。特に「推し活」というキーワードに惹かれた人には絶対におすすめ。気になる人と推しをきっかけにつながるわくわく感がリアルに伝わってきて、好きなアーティストとかがいる人には共感必至ではないでしょうか。その一方で、冬吾の他にも既刊の意外な人物が出てくるシーンもあり、シリーズのファンとしては学生時代の友人の近況を聞いて嬉しくなるようなサプライズもありました。君恋シリーズは今作が初めてという読者でも、既刊も合わせて読んでみるとまた新たな出会いもあってより今作の世界観を楽しめると思います。