町内会死者蘇生事件
五条紀夫
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刊行日 2025/05/28 | 掲載終了日 未設定
ハッシュタグ:#町内会死者蘇生事件 #NetGalleyJP
内容紹介
誰だ! せっかく殺したクソジジイをよみがえらせたやつは!
ユーモアミステリ界のニュープリンス五条紀夫の放つ、殺人事件ならぬ“蘇生”事件!
信津町――その町で暮らす健康、由佳里、昇太の三人は権造の家で催された飲み会に参加していた。町内会長である権造はパワハラ、セクハラ、モラハラの三大ハラスメントを煮詰めたような人物。こいつさえいなければ……そう考えた三人は権造を殺害。計画は上手くいったはずだった・・・・・・。ところが翌日、権造の様子を見に行くと、ピンピン元気だった!? 蘇生事件の犯人を追う、「逆」ミステリー、爆誕。
出版社からの備考・コメント
小説家。2022(令和4)年、『クローズドサスペンスヘブン』で新潮ミステリー大賞最終候補となり、デビュー。
五条紀夫 ゴジョウ・ノリオ
小説家。2022(令和4)年、『クローズドサスペンスヘブン』で新潮ミステリー大賞最終候補となり、デビュー。
おすすめコメント
せっかく殺したのに……生き返ってるーー!?
「俺はいったい何を読まされているんだ!?」の読後感で中毒者続出、ユーモアミステリ界のニュープリンス五条紀夫の放つ特殊設定ミステリ!!
ミステリーと言えば、殺人事件の犯人を追う……のがセオリーですが、今作は「蘇生事件の犯人」を殺人犯たちが追います。バカミスだな~とゆったり読んでいると、終盤の怒涛の展開に思わず背筋が伸びる一作です!
『クローズドサスペンスヘブン』や『殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス』著者による、特殊設定とんでもミステリ!
販促プラン
ご感想を頂いた書店様には、添付のFAXにて初回ご希望を伺います。〆切は2025年4月30日(水)です。どうぞよろしくお願いいたします!
ご感想を頂いた書店様には、添付のFAXにて初回ご希望を伺います。〆切は2025年4月30日(水)です。どうぞよろしくお願いいたします!
出版情報
ISBN | 9784101803043 |
本体価格 | ¥670 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー

私の知っている命のリレーじゃなかった!笑
ぶっとんだ展開から1秒も目が離せないまま、驚愕のラスト…!隅から隅まで手の込んだおもしろさに震えます。
命の重さなんてなんのその!クセのある登場人物たちに、空いた口が塞がらない!
死人を生き返らせる秘術を巡って、町内会の人々とジヌシーズの攻防。秘術の謎。謎の蘇生犯。なんとも恐ろしい町で繰り広げられる事件の数々に、目が回りそうでした。
でも、それらはすべて繋がっていて…!
刺激的な一冊でした!

いや、面白すぎでしょ・・・
特殊設定ミステリ、バカミス、と侮るなかれ!
設定を活かしきったトリックの緻密さに舌を巻く事間違いなし!
というか最初から最後までずっと面白い。すごい。
著者の作品はすべて拝読していますが、どの作品も全部違って全部面白くてすごいの一言。
同じ作者なのにこんなに作風?ツクリ?が違うってあり?本当脱帽です。
特殊設定ミステリ新時代の顔になれ~~!なってくれ~~~!

悔やまれる死はこの世には嫌というほどある。
若くしての不慮の死。
年老いても、多大の人から敬われ、親しまれた人の死。等々。
蘇生してほしいと思うのは人情として当然だと思う。
思うが、ここまでする!?
何だこのドタバタ感、
死者を冒涜してないか?
と憤る人もいるかもしれない。
だけど、どうか最後まで読んでほしい。
ちゃんと五条紀夫のメッセージは感じ取られるから。
そこに深い深い想いはちゃんと存在するから。

誰だ! せっかく殺したクソジジイをよみがえらせたやつは!
内容紹介のこの一文に惹かれて読みました。
内容もぶっ飛びすぎて面白かったです。
途中途中、え?もしかして…?と思わせてくれる伏線も多々あり、物語に置いてきぼりにされることなく心地よく読み終えることができました。

めちゃめちゃ面白かったです。五条さん好きです。特殊設定ミステリーと言ったら五条さんです!ほんとに毎回楽しんで読ませて頂いてます。
タイトルから、ご近所のドタバタゾンビものかと思いきや、もっとトンデモでした!!人間を生贄にして、死者を生き返らせられるだって?何回も殺されてる栄作さんが不憫すぎます(笑)魂玉をとりあう頭脳戦のようなところもあって、ワクワクしました。蘇生犯の思惑、町内会がひた隠しにする秘密、健康の出生の謎など、読めば読むほどにどんどん加速度を増して面白くなっていきました。ラストは、そうしかないだろうと自分を納得させましたが、やはり悲しみが残りました。

やられました!
よくもこんな設定を思いつくものだなと感心しました!!
これも特殊設定ミステリに分類してよいのでしょうか?まさか殺したはずの被害者が蘇生するミステリとは……!
ゆるそうに見えて、最初から最後まで怒涛の展開で、一気読みでした。面白かったです!!

町内会長殺害を企てるも失敗
息の根を止めたはずなのになんで?
死んだはずなのに生き返ってるの?
町の謎を解き明かし自分達の願望を達成するため
幼馴染みがタックを組む。
まさに生死を分けた戦いが繰り広げられる
七転八転…何回転ばせばいいの!
奇想天外な展開に笑いながら
結末に哀愁を感じるとは思いませんでした。
一筋縄ではいかぬ五条ミステリにハマる。

想像できない物語最後の感情。
人の死は覆してはいけないんだ、だからこの物語は
沢山の人を巻き込んで蘇生する側、される側といったありえない関係が
できてしまったんだ、と思う。
物語を進めるうちに抱く感情の変化が自分でも追いつかないくらい変わっていくのが
面白く、疲れました。