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ともだち 表紙

ともだち

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刊行日 2024/11/15 | 掲載終了日 2025/05/31

ハッシュタグ:#ともだち #NetGalleyJP


内容紹介

第71回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 小学校低学年の部

ぼくとエトは大の仲良し! いつでもふたりいっしょ。

ある日、一人の男の子が「仲間に入れてくれる?」と、やってきた。

エトは「いいよ」って言ったけど……。

友達との関わりの中で生まれる感情を丁寧に描いた物語。

第71回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 小学校低学年の部

ぼくとエトは大の仲良し! いつでもふたりいっしょ。

ある日、一人の男の子が「仲間に入れてくれる?」と、やってきた。

エトは「いいよ」って言ったけど……。

友達との関わりの中で生まれる感情を丁寧に描いた物語。


出版情報

ISBN 9784865493368
本体価格 ¥1,600 (JPY)
ページ数 32

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

友だちと築いてきた楽しくて大切な時間と場所。
そこに新しい友だちが来たら・・・

ついつい周りの大人は「良い子たれ」と、小さなことから大きなことまで
知らないうちに強制してしまいがちだけれど、そこに抑え込んでいる感情
が存在することに、気づきながら気づかないふりをしている。
だってその方が「正しい」もの。

でもこの絵本は、そうではなく、心から湧き出てくる気持ちは決してマイ
ナスではなく、そこと向き合うことも大切なんだよね、と寄り添ってくれ
る。
それがあるからこそ、自分たちで見つけた時間の過ごし方は、やっぱり宝
モノのように輝くし、かけがえのない時間と場所とそして友だちになるの
だ、とわかる。

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仲良し2人に新しい友達が加わった時の何とも言えないモヤモヤ感。
幼い頃を思い出した。
子どもの頃の狭い世界って、それだけがすべてだった。
友だちがひとり加わることが一大事だった。
この物語に共感できるこどもは多いはず。
かわいいイラストにほっこり、なかなかリアルな物語にドキッとさせられる絵本だった。

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まず絵に惹かれました。そしてシンプルなタイトル。
タイトルが直球なように、中身も直球でした。
「ぼくは」親友と段ボール箱2つで遊んでいつも楽しかったのに、新しい子が入ってきて、仲良く遊ぶ2人に嫉妬します。
嫉妬のあまり、自分の段ボールをつぶしてしまう心理も、リアルです。
そんなものを吹き飛ばすように、二人はぼくに、すばらしい新型段ボールをもってきてくれます。
いっしょに遊び、ぼくは3人で遊ぶことの楽しさにやっと気づきます。
子ども時代に誰もが経験したことのある心理を、易しい言葉でわかりやすく表現しています。
最後の3人の後ろ姿の絵が最高でした。

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今までの仲良し。新たな仲良し。楽しかった2人の関係性が、新しい友だちの登場によって自然のままではいられない状況に変わっていく。別に嫌いではないのに違和感が生じてしまって、大切な存在を奪われたような気がしたり、もうこのままではいられないという哀しさだったりを抱いてしまう。その気持ちを友だちが意識的に気づいていたのかは分からないけれど、仲良しを心配すれば靄は晴れて、青空が広がって伝わっていく。大きくてふんわりな白雲が3つ並んで浮かんでいるような気持ちで終わる、子どもたちの純真さが眩しい、爽快で素敵な絵本です。

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誰とでも仲良く出来る友達を誇らしく思う一方、新しい仲間と直ぐに打ち解けられない(環境が変わることを受け入れられない)自分が、仲間はずれになったような気がして何となく面白くない気持ち。わかります。
私の方が先に仲良くしてたのに。なんて思ったりして。
遊びに誘ってくれて嬉しいのに、意地になって引っ込みがつかなくなってそれっきりなんてことも。
そのままいけば気付くとそれぞれ違う子と遊ぶことが当たり前になってるんですよね。

このお話では、友だちのエトも新しい仲間のシューも「ぼくのために」とっても素敵な提案をしてくれました。
こういう風に思いやりをもって接したいと思う相手が、自分にとっての『ともだち』なんだなと改めて感じました。

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友達と遊ぶ時の、それも『2人』で遊ぶ時の“特別”な感じってありますよね。その不可侵さを侵されたくないと思う気持ちも、また。それが『3人』になった時、世界を広げにいけるか、その世界から去るか。
これって大人になってもあると思います。彼らの場合は物理と共に世界を広げた。
画が魅力的で、どこかピーナッツ(漫画)のような愛を感じました。

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半分以上に空
はじめは空色だったけど だんだん曇りになって夕焼けから夜空になった
いつも同じ ってないんだと
それは空も 天気も 季節も 友だちも
変わりゆくことを 違うからダメ!いや!ではなく
少しの ぽつーんの淋しさや しゅんという痛みを経て
そこにあった思いに気づく
いいね ありだよね 前よりもずっと楽しい
わだかまりが昇華する 
伝えるはつながる

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ああ。。ほとんど全ての大人たちも経験のある3人問題。そうだった、そうだったよ。こうやって2人の楽しさを知ったり、1人をかみしめたり、3人のよさを味わったりして、そうやって大きくなっていくんだよね。大人になって忘れていたことを思いださせてくれるというか、思い出させられてしまう(封印していた苦い記憶も蘇る)けれど、段階踏んで人間関係って構築されていくんだよなあ、と再確認できる本。

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エトとぼくはいつもとってもなかよし。そこにシューがやってきて…

 胸が締め付けられそうに!私にもこのような経験があったことを思い出しました。
私の場合は新しい友だちを受け入れられなかった…
「おいでー」と言える今がどれだけ楽しいのか。
 
 絵も可愛くて、遊んでいる様子がサイコーに楽しそう。

 苦い思い出が蘇ったけれど、だからこそ読んで欲しい。君が出会う新しい世界は楽しいよって。

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ぼくとエト、仲良しな友だち。
そんなふたり組が、新しいお友だちを迎え入れることで起こる初めての繊細な気持ち。
その繊細な感情が、ぼくの視点で描かれているので、とても真っ直ぐに子どもの気持ちが、伝わります。
子どもたちの表情も、遊んでいる姿も、悩んでいる姿も、素敵なイラストで、繊細な気持ちに寄り添ってくれる絵本でした。
子どもの頃に感じた友だちと関わることの楽しさ、時に感じた怒りや悲しみといった懐かしい気持ちを思い出しました。
子どもが読んでも、大人が読んでも「ともだちって素敵だね」と思える作品です。

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