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ねえねえ、なに見てる? 表紙

ねえねえ、なに見てる?

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刊行日 2024/05/22 | 掲載終了日 2025/05/31

ハッシュタグ:#ねえねえなに見てる #NetGalleyJP


内容紹介

第71回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 小学校中学年の部

科学者のママ、ゲーム好きのパパ、音楽家のおじさん…同じ場にいても、見ているもの、その見え方は全く違う。食卓を囲む家族の異なる世界を描く、多様性と共感について知るユニークな絵本。

第71回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 小学校中学年の部

科学者のママ、ゲーム好きのパパ、音楽家のおじさん…同じ場にいても、見ているもの、その見え方は全く違う。食卓を囲む家族の異なる世界を描く、多様性と共感について知るユニークな絵本。


出版情報

ISBN 9784309231556
本体価格 ¥1,630 (JPY)
ページ数 40

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

金原瑞人さんの訳と知り向こう見ずに飛びこんだ
どうしよう 先に進めない 
その場所は常に同じ ぼくの家の食卓 けれど
ねえさん 弟 パパ ママ いとこ おじさん おばさん・・・
視座が変わるたびに 
時代 仕事 年齢 好物 個性 ものの味方 感じ方 口ぐせも
テーブルのに並ぶ料理も 部屋のディスプレイも 全体を覆う色合いも 
変わる変わる そのディテールの細かさと言ったら!
誰かの好きはびっくりだらけ
みんなぼくと違うってすごいことだ

ようこそぼくの家へ 不一致だらけ 歓迎します

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表紙、タイトルから単純に色覚多様性のお話かと思っていたら、もっと深い内容で、興味深かった。
人はそれぞれの性別や年齢や興味や立場といった属性によって、同じ場所、同じ時間を共有していても、みんなその見え方が異なっているらしい。
同じものを見ても捉え方はひとつじゃないということ、考えてみれば当然のことなのに、そこまで思い至らなかった。
ある美しいものを見て相手も自分と同じように見えていると短絡的に捉えていた自分に愕然としました。

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トーマスに見えている世界の色は人とはちょっと違う。トーマスの色覚障がいの話かと思ったら、では他の人たちには世界をどうみえているんだろう? 自分の見え方が普通、って思っている人はもう一度本当にそうなのかな?と考えてみたくなるかも。

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ユニークな構成の絵本で、興味深く読めた。同じテーブルについている人たちの見え方が、同じ構図で描かれていて、とても納得だ。色覚異常からはじまり、だんだん多様性へと、変わっていく様子が、自然で良い。私たちは、案外とこのことに気づかず、自分の見え方だけで判断していることを反省した。課題図書となっているが、どのような感想が、出てくるか・・・楽しみだ。

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「色眼鏡で見る」という日本語は、先入観や偏見で見てしまうことを言うけれど、表紙のぼくがかけているカラフル眼鏡は、彼の家族や彼の物の見え方を、実に鮮やかに発見させてくれる。彼自身が眼鏡なしに見えている世界が、カラフルとは言えない見え方なのが、心にかけている眼鏡の大事さを際立たせる。

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スペインの絵本ですが、世界標準!絵の隅々まで確認しながら読んでいくと楽しいです。

 色覚障がいのトーマスは自分が見ている世界とみんなが見ている世界が違うことを知っています。
そこで食卓を囲むみんなはそれぞれがどう見えているのか想像します。

 体格の違いだけではなく「科学者のママの見え方」「むかしのゲームが好きなパパの見え方」などとっても面白い。それぞれの「色メガネ」は人間だけではなくなっていきます。

 どこから読んでも楽しい出会えて良かった1冊です。

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同じものを見ていても人それぞれ見える景色は違う。
なるほどね、と思いながら読んだ。

いろいろな人がいること
いろいろな思いや考え方があること
見る人それぞれのフィルターがかかった状態で物事を見ていること

多種多様で十人十色で…
理解しているようでまだまだ甘かったかな、と思ってしまうほどにそれぞれのフィルターがすごくて笑ってしまった。
だけど、この描かれたフィルターが現実かもしれない。

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誰かと何かの書類を見ているとき、ここは緑色かなと思ったら青色と表現する人がいる。人によって感覚は違っていて、例えば同じ色に見える赤一色をいくつもの色彩で感じている人もいる。朝焼けや夕焼けも、人それぞれ見えている景色が違うのかも。多様性や感性の豊かさはそこから生まれてきているのかもしれない、そう思うと楽しい。家族や親戚が揃ったある食事の場面を天井から描いた色彩感覚の絵本。色の見え方だけではなく、そもそもみんな興味や視点が違っていて、見たいものを見て、話したいことを話している。一つではない、それが大切なこと。

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タイトル通り、そしてタイトル以上に広がりを感じさせられる作品だと思いました。
いつも一緒にいる家族がどんな風に″見え方”が違うかをここまで分かっている「僕」スゴイな…。人それぞれ、十人十色、言葉は昔から色々あれど、頭では誰もが分かっていても意外に分かっていない時があるのが人間。一人の大人として、親として私自身もそう痛感するときがあります。「僕」ぐらいの感覚で捉えて考えられたら気持ちの持ちようが楽な気がしますね。

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物も捉え方、見え方、感じ方はみんな違う。だからこそ「違い」を知ることが、多様性や共感とは何かを知る最初の一歩なんだと感じました。
トーマスを通した見え方は驚きと共感でいっぱい!
人それぞれで良いんだという安心感と、自分のことも他者のことも、きちんと知ることの大切さが伝わります。
ユニークでポップなイラストが私は大好きです!

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よそでレビューを見てぜひ読みたかった絵本です。
家族みんなが世界をどう見ているか、という視点で話が進みます。
場面は変わらないのだけれど、こんなに違う。
もっと多様性について話かと思ったけれど、より些細な、それでいて「みんな違う」ことに気かされるいい絵本でした。

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見ている人の背景で見えかたは異なる。自分は他者にどんな風に見えているのだろう?自分は他者にをどんな風に見ているのだろう?少しずつ大人へと成長していく中学年の子達に、一度立ち止まって考えてほしいなと思う内容の一冊だった。

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2025年課題図書中学年。 色覚異常のトーマスに見える家族の食卓の景色からはじまり、家族それぞれからも同じ食卓の景色がどう見えているか、その多様さを描く。人は色眼鏡をかけているということをわかりやすく示す一冊。

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色覚異常のぼくがみている世界、科学者のママが見ている世界、犬が見ている世界はそれぞれ違うかもしれない。多様性について考え、人が自分と同じとは限らないと気付くきっかけになるような絵本です。自分の周りに置き換えて、家族や友達の気持ちになって考えたり、色覚異常や高齢者の視力のついて調べたりすれば感想文も書きやすそうです。

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